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ゴジラVSキングギドラ

2014年07月20日 21時38分37秒 | Weblog
ゴジラ、最新作の劇場公開が目前に迫っている。最近はNHK-BSで良く放送してくれるのでとてもありがたい。
それとは別に、'91年公開の「ゴジラVSキングギドラ」が観たくなったのでレンタルしてきた。

当方創立60周年記念作品として制作された本作は、SF、タイムトラベル、怪獣、戦機等、空想特撮の推移を結集した娯楽超大作となった。平成以降のVSシリーズの中でも、評価の高い作品。
この作品で、ゴジラは南太平洋の無人島に生き残っていた恐竜がビキニ環礁の水爆実験により巨大な放射能を浴び、突然変異してゴジラになったというルーツが確立した。

今回怪獣襲撃の舞台となるのは福岡、札幌、新宿。川北紘一特技監督作品第2弾として迫力のある特撮映像が展開された。

札幌、大通公園をゴジラが襲撃。今年ぼくも行ったテレビ塔が崩壊。


最大のクライマックスは、東京、新宿を舞台にゴジラとメカキングギドラが大激闘。当時完成したばかりの東京都庁舎を崩壊させた。


今回の作品で印象に残ったのは、戦場の島で恐竜のおかげで生き延び、戦後の日本を立て直したが、その国を同じ恐竜がゴジラになって壊しに来た。最後彼とゴジラが対峙する場面。

演じるは黒澤映画と東邦特撮の名優、土屋嘉男さん。彼が東邦特撮に出演したのは、これが20数年振りであった。
この時、ゴジラがどんな心境だったのか。初めてゴジラが涙ぐむような表情を見せた場面。最後はゴジラがこのビルを熱線で破壊してしまう。

どう解釈すべきか分からない難しい場面だったが、両者とも複雑な心境だった事がうかがえる。

公開から20年(ぼくは当時11才)の歳月を経ているが、今見てもその面白さは色褪せていない。当時はバブルの時代で、このまま日本がどんどん発展して、やがて世界一の大国になるのでは、と言われていた時代だった。その日本の繁栄をゴジラが壊しに来る展開は、人々に何を訴えたのか。
今度の新作映画が我々に何を伝えようとしているのか。今回は必ず見に行こうと考えているので、しかと観てきたいと思います。

このブログはみんカラとリンクしているので、劇用車の話題。
今回主人公の愛車として活躍するのは、トヨタ・ランドクルーザーのハードトップ(70だと思うが)。前作VSビオランテ同様にスーパードライバーズがカースタントを担当した。


ランクルでトラックの荷台の上をジャンプする場面、SUVでもこんな事が出来るのか。一度エスクードの場面が観てみたい。
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