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映画 「疾風ロンド」 鑑賞

2017年01月11日 16時25分07秒 | Weblog
昨年は「シン・ゴジラ」「君の名は」と日本映画の当たり年だったが、この休日、正月映画を鑑賞してきた。
その映画は「疾風ロンド」 東野圭吾氏のサスペンス小説を映画化した作品。

http://www.shippu-rondo-movie.jp/
大学医学研究所が秘密裏に製造した生物兵器が(勿論違法)盗み出された。犯人は大学に全国民が人質として数億円を要求。
ところが、その直後に犯人が交通事故で死亡してしまった。遺品から生物兵器はどこかの雪山の中に隠されていることが分かった。
このまま春が来たら兵器が露出し、拡散してしまう。探知機の電池も、あと4日で切れる。
研究員の栗林は、写真から場所は信州の野沢温泉スキー場と突き止めた。そして所長から、秘密裏に回収して来いと無理な命令を突き付けられる。
彼はスノーボードに夢中な息子を連れて野沢温泉へ向かうが、全くスキーの腕がなく、場所もスキー場のコース外の為捜索は難航。果たして、生物兵器を見つけ出すことは出来るのか?


観た感想は、サスペンス映画なのだが、アクションあり、サスペンスあり、笑いあり、感動ありと実に多くの要素を持つ映画だった。こんなに様々な要素を持つ映画は久々に観た。
主役の阿部寛さんは、今回は冴えない中年男の役でスキーも全くダメという設定だった。実際に阿部さんも数十年ぶりのスキーだったそうで、あまり上手い役でなくて良かったと述べていた。

目立って警察や自衛隊が出動するシーンもなく、銃撃戦、爆破シーン等もないが、(カースタントはあったが、車が転倒したり大破したりする程ではなかった) 子供の頃からスノーボードをしているという元AKB48の大島優子さんによるスノーボードアクションは彼女のファンやスキーファン、ボードファンは必見。こんなスキーアクションは、「太陽にほえろ!」の神田正輝さん(第449話、第450話 「ドック刑事、雪山に舞う」「ドック刑事、雪山に戦う)以来久々に観た。

主役にすべてを押し付け、自分は責任逃れをしようとする所長の役は「ゴジラVSスペースゴジラ」や「シン・ゴジラ」に出演された柄本明さん。今回は実質悪役であった。

思ったより見応え十分の、面白い映画だった。また観たい。
ぼくも高校時代以来、もう20年くらいスキーをしていない。久々に行ってみようかな。スノーボードはしたいと思わないが、スノーモービルは運転してみたいと思う。

「疾風ロンド」今年の正月の、ぼくの一押し映画です。皆さんも是非、ご一見を。

https://www.youtube.com/watch?v=xsEIBUto2QE

https://www.youtube.com/watch?v=d-tCcY0B0jI
コメント (2)
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