豪快寝台特急「トワイライトエクスプレス」、来春で廃止決定

とても不幸な事が決まってしまった。

大阪～札幌間の豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、来春で廃止されることになってしまった。要因は新幹線の開業ではなく、車両の老朽化によるものだという。

青函トンネル開通を機に運行を開始し、世界でも有数の豪華寝台車として20数年にわたって活躍したが、とうとうその歴史に幕が下ろされることになってしまった。
今月、乗車しておいて正解だった。今後無くなる前に一度乗車しようと、切符を求める人々が殺到するだろう。乗車はますます困難になる事が予想される。

かつて一大ブームを巻き起こしたブルートレインも、とうとう消滅してしまうのか、これも時代の流れか。できれば後継の豪華寝台車を製造して、JR九州の「ななつ星」の様に運行されてほしかった。

航空機、新幹線の発達も結構だが、こういった鉄道独自の面白い旅が出来る列車も、存続してほしいと思う。しかし経費、維持管理費の関係で難しいのであろうか。

出来れば最上等のスイートルームにも乗りたかった。廃止まであと約1年、長野新幹線のE2系同様に、今後可能な限り記録したいと思います。特に信越本線の青海川～鯨波間での日本海の夕景の中での撮影はこれからがシーズンなので、さ来月にでも行こうかな。

北斗星も廃止が濃厚になっている。せめてカシオペアは存続してください。