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痴漢冤罪

2009年04月14日 20時17分54秒 | Weblog
痴漢事件で起訴され、一審、二審で実刑判決を受けていた防衛医大教授に逆転無罪の判決が言い渡された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090414-00000079-jij-soci
もう何年かになるが、何もしていない人が突然痴漢の犯人にさせられ、社会的、経済的、精神的あらゆる点ですべてを破壊され殺害される痴漢冤罪が表面化してきた。自分もその具体的な実体を知って愕然とした。

話せばわかるだろうと駅事務所等へ同行してしまうと、そのまま警察に送られ、いくら無実を主張しても聞き入れられず、無理やり監禁され、拷問され、検察が有罪に出来ると判断してしまうと、真相に関係無くすべて起訴されてしまう。そして1度起訴されてしまうと、わが国の裁判所は99.9%が有罪なのである。

自分も昨年春まで都市部にいて、混雑した列車で通勤していたので、もしもに備えて当番弁護士センターへの連絡先等は控えておいた。

映画「それでもボクはやってない」も公開され、自分も見に行った。この映画はその年の各賞を受賞し、高く評価され、この問題に関する世間の関心度向上に貢献してくれたことは喜ばしい事だ。

実情は突然痴漢だといわれたら、真相に関係なく逮捕され有罪にさせられてしまうのだ。このような現実の中で、私達は常にどうあるべきか、現段階でするべき事は何か、それを真剣に考える事、これを他人事のようにするのではなく、すべての人がこのような事に巻き込まれる事があるということを認識する事が重要だ。

現段階では自分は最悪、このようなトラブルに遭遇してしまった場合の対策を早急に講じて、すべての人々に認識してもらうことが重要だと考える。

まず第一に、名詞、身分証を掲示して「自分も準備をしなくてはならないので、事情は彼女から聞いてほしい、自分は弁護士に相談する」と主張してその場を立ち去ること。
第二に、その都道府県の当番弁護士センターへ連絡し、即時に弁護士の介入を頼むこと。当番弁護士制度により、初回は無料で弁護士が来てくれる。
そして弁護士に事の次第を話し、今後の対応を相談する。
この当番弁護士制度は、必ず知っていてください。

日弁連:http://www.nichibenren.or.jp/
逮捕されたとき:http://www.nichibenren.or.jp/ja/legal_aid/on-duty_lawyer/index.html

しかし、昨今の報道を見ても、いつもただ難しい問題だとか、気をつけよう、等で終了してしまい、対策等の最も重要かつ肝心なことがいつも伝えられない。
これはなぜであろうか。
コメント
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