TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2014.08.11 “オルセー美術館展・歌舞伎座”

2014-08-19 22:41:47 | 東京

〈2014.08.11 mon〉  
05:15 tomi起床     
06:35 自宅発     
07:17 津発近鉄特急    
08:13 名古屋着      
08:32 名古屋発JRのぞみ212号(N700系)14番線発    
10:13 東京着      
    東京発JR山手線     
       有楽町           
10:40 ホテルモントレ銀座 荷物預け/チェックイン 
11:00 プランタン銀座 サロン・ド・テ・アンジェリーナ 
    平日ランチメニュー  
12:00 日比谷メトロ千代田線※前の方に乗車
    乃木坂 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)  
13:00 国立新美術館 オルセー美術館展  
16:00 六本木 メトロ日比谷線     
    銀座   
16:30 銀の塔 
    シチュー(ミックス/ビーフ/野菜(小鉢3品、お漬物、ごはん付))2,600円     
    グラタン(小鉢3品、お漬物、ごはん付)1,900円     
    シチュー・グラタン・ミニセット(小鉢3品、お漬物、ごはん付)3,800円     
18:15 歌舞伎座 第三部 開演 
21:25  第三部 終演   
21:40 ホテルモントレ銀座宿泊※コンビニで朝食を購入


 今日から2泊3日でダンナと東京見物
ダンナと一緒なので名古屋発8:32ののぞみに乗車
7:30頃の新幹線に乗りたかったのですが、最近疲れると云うダンナのために遅めの出発です
お盆weekなのでビジネスのお客様は少なく、家族連れのお客様が多い

新幹線から山手線に乗り換え有楽町に移動
徒歩10分でホテルモントレー銀座に到着
荷物を預け、プランタン銀座“サロン・ド・テ・アンジェリーナ”で早めのlunch




lunchにはモンブランがセットでいただけます

有楽町の駅前には「南町奉行所跡」が残っています

以前oさんに教えていただきました



日比谷からメトロ千代田線で乃木坂へ
国立新美術館“オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―”見学
1Fエントランスにはオルセー美術館展に並ぶ長蛇の列
何度か訪れましたが、こんなに大勢の行列は初めてですお盆weekだから
オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―
 
エドゥアールマネ        《笛を吹く少年》
ジャン=フランソワミレー 《晩鐘》
ギュスターヴカイユボット《床に鉋(かんな)をかける人々》
クロードモネ            《かささぎ》
アルフレッドシスレー    《洪水のなかの小舟、ポール=マルリー》
ポールセザンヌ          《スープ入れのある静物》
クロードモネ            《サン=ラザール駅》
エドゥアールマネ        《アスパラガス》
エドゥアールマネ        《ロシュフォールの逃亡》
クロードモネ            《草上の昼食》
印象派の絵画が目白押しの展覧会見応えありました
エドゥアールマネ《笛を吹く少年》

クロードモネ《ゴーディベール婦人の肖像》

エドゥアールマネ《ガラスの花瓶の花》

ギュスターヴ・カイユボット《床に鉋をかける人々》

大混雑のオルセー美術館展を見学後、東京ミッドタウンへ
遠くに東京タワーが見えます

ガレリア B1「伊賀の里モクモク手づくりファーム」でソフトクリーム
地元伊賀市の牧場で飼育したジャージー牛のミルクを使用しているモクモク手づくりファームのソフトクリーム



東京ミッドタウンの芝生広場に「ゴジラ」のオブジェ
全長108mのハリウッド映画版「GODZILLA ゴジラ」の実物の1/7のスケールを再現
芝生広場に顔をだすゴジラの高さは約6.6m


六本木からメトロ日比谷線で銀座に移動
夕食は歌舞伎座裏手の“銀の搭
昭和30年創業のシチュー専門店
  シチュー(ミックス/ビーフ/野菜(小鉢3品、お漬物、ごはん付))2,600円     
  グラタン(小鉢3品、お漬物、ごはん付)1,900円     
  シチュー・グラタン・ミニセット(小鉢3品、お漬物、ごはん付)3,800円     
冷たい麦茶が出て、注文の後、小鉢3品とお漬物が出ます。


15分程待つと、土鍋の中でぐつぐつの煮立ったシチューが登場
手間をかけて丁寧にアクを取り何時間も煮込んだシチューは
お肉が箸で切れる程やわらかくコクがあるのにしつこくないすっきりとした味
シチューはミックス・ビーフ・タン・野菜の4種類から選びます。
私達ミックスをいただきました
三日ほどかけて仕込まれたデミグラスソースが本当に美味しい
ご飯とデミグラスソースがとても良く合うビーフシチュー
ダンナも気に入ったみたいまた来たいお店です




歌舞伎座 八月納涼歌舞伎














〈第一部〉午前11時~
一、恐怖時代(きょうふじだい)

お銀の方   扇 雀
磯貝伊織之介 七之助
茶道珍斎   勘九郎
細井玄沢   亀 蔵
お由良    芝のぶ
氏家左衛門  橘太郎
梅野     萬次郎
春藤靱負   彌十郎
春藤釆女正  橋之助
“陰謀をめぐり、様々な人間の欲望が重なり合う愛憎劇”
江戸深川に広大な屋敷を持つ春藤家。太守、春藤釆女正は残忍な性格の上、日夜酒宴に耽(ふけ)っています。その愛妾お銀の方は、実は家老春藤靱負(ゆきえ)と深い仲で、お家乗っ取りを企んでいます。釆女正との間にできた子である照千代は、本当は靱負との子で、懐胎している正室を毒殺し、照千代に家督を継がせようとしているのでした。そのためお銀の方は、自分に心を寄せている医者の細井玄沢に毒薬を用意させます。さらには小心者の茶坊主の珍斎を脅し、正室に毒を盛ることを承諾させます。
一方、若く美しい小姓の磯貝伊織之介は、実は家中一番の剣の使い手。女中梅野とは夫婦になる約束をしています。そんな折、釆女正が催した酒宴に太守の乱行を見かねた家臣が諫言に来て、お銀の方の命を差し出せと申し出ますが…。
谷崎潤一郎が大正時代に発表した戯曲をもとにしたこの作品は、谷崎ならではの耽美的な作風で、お家横領をめぐり、愛欲と権勢欲が交錯する醜くも美しい舞台になっています。久しぶりとなる歌舞伎での上演にご期待ください。

二、龍虎(りゅうこ)
 

龍      獅 童
虎      巳之助
“威厳と激しさでせめぎ合う英雄たちの舞踊”
天の王者である龍と、地の覇者である虎。力量の伯仲(はくちゅう)した英雄の戦いが激しく繰り広げられています。両者は毛を振り立てて戦い続けますが、勝敗は決まらず、龍は雲の中で息を切らし、虎は洞窟へと去っていきます。
龍と虎という神獣が相争う様子を舞踊に仕立てた作品です。荘重な竹本の演奏と共に展開される緊張感みなぎる舞台をご覧いただきます。

第二部〉午後3時~
一、信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまがっせん)輝虎配膳

長尾輝虎   橋之助
直江山城守  彌十郎
唐衣     児太郎
越路     萬次郎
お勝     扇 雀
“時代物ならではの多彩な役柄が織りなす豪華な一幕”
越後の長尾輝虎(後の上杉謙信)は、敵対する武田信玄の軍師山本勘助を味方に引き入れようと考え、家老の直江山城守の妻唐衣が勘助の妹であることを利用して、勘助の母越路と妻お勝を館に呼び寄せます。輝虎は自ら料理を運びますが、その計略を察知していた越路は膳を足蹴にします。短気な輝虎は激怒して刀を抜きますが、お勝が必死の思いで止めに入り…。
時代物らしい絢爛とした舞台に、武将の輝虎をはじめ多彩な役柄が登場します。歌舞伎らしい技巧に富んだ義太夫狂言の一幕です。

二、たぬき  

柏屋金兵衛  三津五郎
太鼓持蝶作  勘九郎
妾お染    七之助
門木屋新三郎 秀 調
松村屋才助  市 蔵
倅梅吉    波野七緒八
隠亡平助   巳之助
芸者お駒   萬次郎
狭山三五郎  獅 童
備後屋宗右衛門 彌十郎
女房おせき  扇 雀
“人間の化けの皮の下に隠された本性を描いた喜劇”
江戸深川の火葬場では、柏屋金兵衛の葬式が営まれていました。ところが日もすっかり暮れたころ、死んだはずの金兵衛が、再び息を吹き返します。思案した金兵衛は、自分はこのまま死んだことにして、女房のおせきではなく、妾のお染と暮らそうと、お染のもとに駆け付けますが、そこにはすでに情人の狭山三五郎がいました。愕然とした金兵衛は、お染が自分から引き出していた金を持ち出します。二年ほどが経ち、甲州屋長蔵と名を変え成功していた金兵衛は、訪れた芝居茶屋で偶然にもお染の兄の太鼓持蝶作と出くわして…。
大佛次郎によるこの新歌舞伎は、別人になりすました男が味わう人間心理の表と裏を描いた皮肉の効いた喜劇です。おかしさと切なさが巧みに混ざり合う舞台をお楽しみください。

第三部〉午後6時15分~
一、勢獅子(きおいじし)
 

鳶頭     三津五郎
鳶頭     橋之助
鳶頭     獅 童
芸者     七之助
手古舞    新 悟
鳶の者    国 生
手古舞    鶴 松
鳶の者    虎之介
手古舞    児太郎
鳶頭     巳之助
鳶頭     勘九郎
鳶頭     彌十郎
芸者     扇 雀
“華やかに魅せる江戸の大祭の風情”
山王祭で賑わう江戸の街。御神酒所には鳶頭や芸者たちが勢揃いしています。ほろ酔い気分で、鳶頭たちは曽我兄弟の仇討の物語、威勢のいい獅子舞を賑やかに披露し、皆を盛り上げます。
祭礼を華やかに描いた常磐津の舞踊で、江戸っ子の風情を様々な踊りで魅せる変化に富んだ一幕です。

二、訪米歌舞伎凱旋記念
  三世實川延若より直伝されたる
  十八世中村勘三郎から習い覚えし
  怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)
  
中村勘九郎三役早替りにて相勤め申し候 

菱川重信/下男正助/うわばみ三次/三遊亭円朝 勘九郎

重信妻お関  七之助
茶店の女お菊 小山三
“早替り、本水、大立廻り、随所に見せ場のあふれる夏芝居”
絵師菱川重信には、美貌の妻お関と赤ん坊の真与太郎がいます。偶然、お関の窮地を救った浪人磯貝浪江は、一目ぼれをしてしまい、重信に弟子入りをします。そして重信が南蔵院本堂の天井画の龍を描くために留守をした間に、お関を我が物にしてしまうのでした。そんな浪江の前に現れたのはうわばみ三次。浪江の旧悪を知る男で、金の無心に訪れたのです。仕方なく三次に金を渡した浪江は、下男正助を仲間に引き入れ、ついに重信を殺害します。一方、南蔵院では、重信が霊となって現れ、画を完成させると、忽然と姿を消して皆を驚かせるのでした。悪業を隠してお関と夫婦になった浪江は、今度は正助に真与太郎を亡き者とするように命じ…。
三遊亭円朝の口演をもとにした怪談噺で、今回は米国ニューヨーク公演の凱旋記念となります。早替りをはじめ、本水を使った滝壺での大立廻りなど先人の思いを受け継ぎ、さらに練り上げた清新な舞台をご堪能ください。
                                         (歌舞伎美人HPより)
一幕見席も販売しています

今日のお席は前から4列目
旅行を決めた時、既に二等席・3階席のチケットは完売
幸いにも第三部の一等席に2席の空席がありました


舞台が近い

“勢獅子”
元気一杯の三津五郎さんのお姿に惚れ惚れ
三津五郎さんを引き立てながらご自身の芸をキビキビとご披露される橋之助さん 
七之助さんは相変わらず綺麗で安心して観ていられます
新悟さんの清々しい美しさも大好きです
大阪松竹座の舞台に続いて歌舞伎座で大活躍の国生さん 
療養中の福助さんに代わり大活躍の児太郎さん
巳之助さんの獅子頭は元気で勢いがあり若さが溢れます
巳之助さんを支え引き立てる勘九郎さんの集中力
彌十郎さん扇雀さんは扇の要の役割ですネ
役者さん達の勢ぞろいで、舞台が華と勢いで眩しいほどでした
“怪談乳房榎”
舞台最初の場面で登場の小山三さんのお元気な演技に力付けられました
声も良く通りかわいい演技です
七之助さんの武家女房役は、綺麗だけではなく気品が有り、もうどんなお役でも大丈夫な感じでした
そして何より勘九郎さんの早変わりがとにかく楽しかった
今の年齢だからできるお役でしょうか
4列目の席で本水が飛び散るので、ビニールシートが配られました
怪談ですが、楽しめるお芝居でした

幕間には紅白の白玉の入った鯛焼きと珈琲
  


舞台に近いので緞帳の見え方も違います











今日は楽しかった



最新の画像もっと見る

コメントを投稿