明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(375)矢ヶ崎克馬さんからメッセージが!(明日は、勝手連集会へ・・・!)

2012年01月07日 23時30分00秒 | 明日に向けて(301)~(400)
守田です。(20120107 23:30)

2月5日の京都市長選にむけて、僕は「中村和雄さんを市長にしよう!勝手連」
に参加して行動していますが、その勝手連に、尊敬する矢ヶ崎克馬さんから、
素敵なメッセージが届きました。勝手連HPより転載させていただきます。
どうかお読みください。

また明日8日午後1時半より、勝手連により中村和雄さんを囲んだ集会が行われ
ます。「―新しい年に 脱原発市長を京都から―中村和雄さんと こんな
京都をつくりたい」というタイトルです。僕もはじめに30分ほど、「選ぼう
脱原発の道を」というタイトルでお話します。
「放射能から子どもを守る京都・ママ・パパの会」の岩佐明子さんをはじめ
さまざまな方のアピールもあります。

お近くのみなさま、どうかご参加ください!

*****************

矢ヶ崎克馬さんからのメッセージ

中村和雄さんは、重点公約の筆頭に「脱原発」を掲げています。この公約は、
命を大切にすること、未来への展望を切り 開く力の源を市民に見出している
こと、何よりも科学に裏付けられた人類の取るべき道を明せきに大胆に語って
いることで、心から中村和雄京都市政の実現を願うものです。

ご存じのように日本政府 は、東電福島原発の事故が起こるや否や、今まで限
度としていた「公衆に対する年間被曝限度値」を1mSvから20 mSvに引き上げま
した。事故が起こったからといって、人間の放射線に対する抵抗力が20倍にな
るはずがありません。この引き上げは何を意味しているでしょうか?人の命を
大切にする考えは全く在りません。原発会社と政府の責任をいかに軽くするか
という原発推進者の都合に尽きるもので、「住民の命を切り捨てる」「棄民」
そのものなのです。アメリカの核戦略で導入された利権の集合体である「安全
神話」陣営の過失を、国民の命を持って購わせているのが、現に進んでいる政
治です。一事が万事ではないでしょうか!

市民はこのような政治の中で、「平和に生きる権利」、「安全に生きる権利」
を、身を持って主張しなければならない状況です。市民は、民主主義に根差し
た、命を大切にするという原点を持った政治を実現しなければ「主権在民」の
「民を守る政治」が実現できないのです。「主権国家」日本が回復しないので
す。

若狭湾原発群からわずか60kmしか離れていない京都は、日常的に「原発被害の
受忍を強要されている」地域です。グールド(『内部の敵』)によれば、アメ
リカでは、原発から80km(50マイル)以内の地域は、常時垂れ流される「微少
漏洩放射能」によって、100マイル以上離れたところと健康被害(例えば乳が
ん死亡率)に歴然とした差が確認されました。日本ではこうした統計が不可能
な状況ですが、京都市民は放射能から安全に生きる権利を主張しなければなり
ません。原発から80km圏内に在る京都市が脱原発を宣言することは、「市民の
命を守る」ことに対して極めて具体的な施策であります。

「脱原発」、「放射線測 定器を配備して」「子どもたちや市民の食の安全を
確保する」等々を掲げた中村和雄さんはまさに市民と一体となった改革者です。
市民の抱く閉塞感を利用して、「アメリカと大企業に仕える枠組み内」の市民
の民主的諸権利を剥奪していこうとする似非改革者とは異なる、堂々たる民主
主義の大道を歩む改革者です。この歩みこそ今の京都を、今の日本を救える政
治の道です。

中村和雄さんの必勝をお祈りいたします。

http://for-kyoto.net/message/yagasaki.html

*****************

★★ー新しい年に 脱原発市長を京都からー
中村和雄さんと こんな京都をつくりたい★★


日時;1月8日(日) 13:30~16;00

ところ:東山いきいき市民活動センター
(三条京阪より徒歩5分 花見小路通古門前上る東入る南側)
 【アクセスマップ】http://bit.ly/iLr6IZ
資料代 300円

主催:中村和雄さんを市長にしよう!勝手連
http://for-kyoto.net/
連絡先:事務局(田中愛子、青木理恵子)
Tel: 080-6121-9694
Email:2012@for-kyoto.net


●選ぼう脱原発の道を!
お話:守田敏也さん
ブログhttp://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

●中村和雄さんと話そう
(午後2時半~3時半を予定しています)

リレートーク
脱原発を京都から 岩佐明子さん                  
(放射能から子どもを守る京都ママパパの会)
非正規雇用の現場から 井上昌哉さん
(ユニオン・エクスタシー)
商店街の声 坪井修さん(京都中小業者団体連絡会事務局)
学校で子どもたちは今 平野慶次さん
(京都市の学校に通う子どもの親)
保育園の現状 池添鉄平さん
(たかつかさ保育園保育士)
梅小路公園と水族館問題 小山直美さん
(京都水族館(仮称)と梅小路公園の未来を考える会)
京都会館再整備問題 松隈洋さん
(建築史家、京都工芸繊維大学教授)


★パフォーマンス 梨花さん 林夏木さん★
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
新しい年に希望をこめ、若狭原発群からわずか60キロの京都市で、
脱原発を掲げる市長を生み出しましょう。
市長選は政党間の縄張り争いではなく、市民の意志を表明するチャンス
です。
ひとりひとりが手をつなぎ、未来の命と世界に向けて原発はいらない!
メッセージを発信しましょう。
いま新しい市長と「脱原発」に踏み出し、安心して暮らせる街をつくり
たい。

京都の非正規雇用率は全国最悪の45パーセント。
20代では60パーセントに及びます。
弱い者の立場に立って闘い続ける中村さんと、こんな現実を変えていき
たい。
やってみましょう、公契約条例。働いて暮らせる「あたりまえ」を一歩
ずつ。

私たちが知らないところで、進んでいる梅小路公園内の水族館の建設、
岡崎公園のオペラハウス、超豪華なモデル校と窓ガラスを補修すること
もできない一般校の「格差」、地元商店の閉鎖と他都市から大企業の参
入。こんなものは、京都にはいらない!!

今こそ京都市民ひとりひとりが京都を創るとき。市民の立場に立ち、市
民と共にこれからの京都を創っていこうとしている中村和雄さんととも
に、新しい歩みを始めましょう。



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