ぽんた*ぷらり

見る☆食べる☆遊ぶ☆飲む=ハッピィディ 



PONTAPURARI SINCE 2005

紺屋と高尾

2008年09月21日 | 舞台
御園座の 「五木ひろし特別公演」 へ行って来ました

演目は

第一部 「紺屋と高尾」(松竹新喜劇十八番より)

第二部 ビッグショー2008

藤山寛美の十八番を演じました (一昨年の大阪の再演)

紺屋の職人・久蔵(五木)が旅の途中の吉原で見た花魁にひと目で恋に陥いって

しまい、旅から帰ってしばらくは食事も喉が通らず仕事も手に着かないほどになり、

周りの勧めで一生懸命に仕事して金を貯め会いに行けといわれ、それを目標に懸命

に働き一年後にその願いは叶うことになったが、いざ目の前にいるとどんな振舞い

をしたらいいかわからず、その挙句 金を貯め身分を偽り会いに来たことを告げると

高尾は久蔵の人柄に惚れ 年季が明けたら嫁に行くという約束をして別れた。。。

この先どうなるか  最後はもちろんハッピーエンド

五木の 間合いやしぐさがなかなか 特に「おぅ おぅ」と言うセリフ?

遊郭のなかではボロが出ぬようにどんな時もこれしか口に出すなと入れ知恵

されたため いらっしゃいませ 「おぅ」 若旦那様 「おぅ」 と言う具合

このコミカルなシーン 絶妙な言い回しで お客さん大うけ

純粋に笑って泣けるいいお芝居でした。

高尾太夫は 「荻野目慶子」 花魁道中姿がなんとも艶やか 久蔵でなくても

劇場の皆さんも一目惚れしちゃますね。


第二部は歌のビッグショー

ただヒット曲を熱唱するだけのショーではなく 素晴らしい構成 舞台装置も

演奏も 魅せられました。

生の琴、尺八、フルバンド、篝火(本物)

長良川艶歌 ダンサーを従え自ら踊るヒップホップバージョンの「夜空」(コロッケの影響か) 

藤田まさと生誕100周年 藤田作品「傷だらけの人生」他

英語バージョンの「よこはまたそがれ」 などなど 

とても還暦を迎えたとは思えない若々しいステージでした。

芝居も歌も手抜きなし非常に中身の濃い公演でした。 


10月1日から 「吉例顔見世」 中村信二郎改め 二代目中村錦之助襲名披露

が始まります。






コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鯖街道熊川宿 | トップ | 安八町のヒマワリ »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です* (kazumi)
2008-09-29 23:22:48
はじめまして、私も、同じ公演を拝見しました。
正に、プロの中のプロのステージでした。
お芝居も歌も心地よく、癒しと元気をもらいました。
それに、2部のショーの構成が五木さん自身によるもの
というのも興味深いものでした。演出家としての才能も
十分ですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。