スーパーな一座でした

名古屋の師走の恒例　スーパー一座　『大須師走歌舞伎』　に行ってきました。

出し物は「御贔屓勧進帳」と「十六夜清心月現薊双葉」

（いざよいせいしんつきにあらわるあざみのふたば）

毎年恒例にしている人は皆さんご存じのことと思いますが、この公演を最後に

一座は解散になります。

マスコミの取り上げ回数も多く「失って偉大さに気づく。。」という内容のコラム

もありました、私も最後にこの目に焼き付けておこうと、二階の奥しか空いて

いませんでしたが　

とにかく　スーパー一座　バンドの人　スーパー一座フリークと時間を共有する

だけでも。。。

水谷さんの悪党の役はいつもながら最高。

間瀬さん野口さんのコミカルな演技に無心で笑い。

浅野さんの「清心」これハマリ役！　実力派ですね。

斉藤美七海さんセリフのキレ、色気、憂いに魅入ってしまいます。

場内の空気をピリッとさせる原さんの歌舞伎姿はもう見れないのか。

大須演芸場の自由な雰囲気が良かった。。。

ビール片手に観劇しながら、見せ場では拍手と歓声が上がり、特に間瀬さんの決死

の裸踊りでは拍手と笑いと歓声で演芸場が揺れる。

いつもは演芸場を後にする時は　今年も終わりか。。。　という気分ですが

今日は　「スーパー一座」　終わりか。。。　昔話になってしまうのかと思うと

心に一つ穴が空いた気持ちです。


新生「スーパー一座」の旗揚げを心待ちにしています。　応援しています。