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しばしお別れ

2007年10月15日 | ぷらり
『長野・南木曽の名勝「田立の滝」3年お別れ 来春から土砂崩れ工事』

(2007年10月11日 中日新聞朝刊)


長野県南木曽町の名勝「田立(ただち)の滝」めぐりが、来春から三年間
できなくなることがわかった。滝付近の斜面で起きた土砂崩れの拡大を防ぐ
ため、国が滝への登山道を閉鎖して復旧工事をする。町側も了承している。

田立の滝は、田立国有林内を流れる大滝川が織りなす多数の滝の総称。高さ
四十メートルの天河(てんが)滝をはじめ霧ケ滝、不動滝など七つの主要な
滝がある。県立自然公園に指定され、町によると愛知、岐阜両県などから
年間約一万二千人が訪れる。滝をめぐる約三・九キロの登山道は町が林野庁
から借りている。

同国有林を管理する木曽森林管理署南木曽支署は、主要な滝に近い川の
右岸斜面の四-五カ所で計〇・五ヘクタール程度の土砂崩れが起きている
のを九月までに確認。崩落地はふだん人の立ち入りはないが、拡大して
周辺の木曽ヒノキなどの天然林にも影響しかねない。

地元から「登山道へ落石の危険がある」として対策の要望もあり
「三年間程度」(同支署)の予定で国が工事をする方針が決まった。
登山道は資材運びに使うほか、工事に伴い土砂が落ちる危険があるため
閉鎖となる。

「南木曽町誌」によると、田立の滝登山道は明治の半ばから大正時代
にかけて、地元住民の勤労奉仕などで造られた。昨夏には老朽化した
桟道の修理を住民の手で実施するなど、地元が再び誘客に力を入れ始めた。

南木曽町観光協会の宮川正光会長(南木曽町長)は「十一月の紅葉の時季、
大勢の皆さんに向こう三年間の“見納め”に来てほしい」と話している。

※記事をそのまま転記しました。
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