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もうひとつの奈良井宿

2007年09月28日 | 街道・宿場・古い街なみ
奈良井宿のシンボル「木曽の大橋」です。 ↑

奈良井川に架かる長さ33m 幅6.5mの木造(総檜)の橋で、橋脚を用いない

木造橋としては日本最大級だそうです。

アーチの曲線の美しさと、下から見たらわかるけど橋の構造、木と木を

組み合わせた造形、美しい橋です。 ※夜はライトアップされます


宿場の中ほどに「大宝寺」があります。ここは築山と池を配した庭園と

「マリア地蔵」を拝観することができます。(100円)

キリシタン禁制の江戸時代に、密かにキリストを信仰する人がいたそうで

胸には十字架が下がっています。首から上と抱いていた子供は...無残にも

破壊されてしまっています。


奈良井宿の端から端までかなりの距離がありました。

寄り道しながぷらぷら歩いてきたので知らぬ間に塩尻側まで来てしまいました。

また、来たぶん戻らねば...多少は日頃の運動不足解消になるかな。


それにしても昔の人は凄いね~ 東京から京都まで徒歩で..殿様も町人も

皆テクテク歩いたんだな~ この旅籠の前を...

そんな事を想いながら今日は時の旅人。


宿場から木曽橋へ行く途中に出会った風景。


昔活躍した森林鉄道でしょうか...  ちょうどラピュタに出てくる朽ちた

ロボット兵のよう そこだけ時間が止まっていました。


昔の街道のなごりの薄暗い杉並木、そこを抜けると「二百地蔵」に出ます。

木霊が宿っているって感じの場所です。 いつ頃からあるのでしょうか

昔からずっと旅人を見守ってくれているのでしょうね。


宿場で見つけたちょっといいもの、お店の前の石灯籠の上に...ススキの穂に

バッタが...よく逃げないなと 見てみたら このバッタ、草で編んであるんです。

ススキに編みこんである..

お店の人がこどもに「ススキバッタ」作りの実演をして出来たのをあげていた..

私も「ススキバッタ」欲しかった。


あとは信州といえば蕎麦、地元の蕎麦だそうで 甘くて香りよく

あっという間に2枚なくなりました。 あとの蕎麦湯も落ち着きます。


おみやげは、木工品が多く箸やお盆、漆塗りなど どれも立派

丈夫そうで温かみがある..

いろいろ考えて、木をくり貫いた茶筒を買いました、長く使えそうです。


奈良井宿のんびり散策できてよかったです。 (おしまい)




コメント
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