富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

「人の振り見て、我が振り直す」:ワードな話

2012年02月08日 | パソコン

正確にゆうと・・・ヒトの「ワード」見てて気がつくことが多かったっていうか、ヒトのこと見てると結構、勉強になります。
相手にしてみたら、迷惑な思いやったには違いないんですが・・・ね

ちょっとした書類を作ってもらうことになって、図らずも「できあがり」を隣の席で待つことになったのです。
その人は、この程度のことなら普段から慣れたはるようで、お願いしたところ快く引き受けてくれはりました。
の・ですが・・・
それは、ひな形のある書類でした。
彼女はパソコンの傍らにその書類のひな形を置きながら、ワードを起動させて
やわら、「ページ設定」した後・・・・上から順番に「ひな形」のように
文書を仕上げていくというまことに「丁寧」な段取りに入りました。・・・たぶん傍らの僕の忌ま忌ましい視線をかすかに感じながら・・・

ワードをいじくったはるんを見てて、いくつかの点で気づくことが多かったのを記憶しています。
それは間違いだと指摘するわけではありません。僕のやり方とは違っているだけで
要は結果として文書が仕上がれば、いいわけですし・・・・

半角のスペース」・・・・文字と文字の間に微妙な全角では広すぎる気がする「スペース」を開けるときに
彼女は実に器用に、文字を入力した後間髪を入れずに、「半角/全角」ボタンを押して
「スペース」キーを押し、押したと同時にまた「半角/全角」ボタンを押して、もとのローマ字入力に立ち返ったのでした。
それがたぶん数回この文書中にあったと思います。 そのたびに彼女はしっかりこの種の段取りを頭にたたき込んでるんでしょう。
みんなはどうしたはるんやろ・・・半角のスペースは「ローマ字入力」を切り替えなくても「Shift」キー押しながら
「スペース」キー押すと・・・できるんやと思うんですが・・・
ショートカットキー」・・・・文中の突然のアルファベットについても、同じようなもので
単語の頭文字を入力する際に「Shift」キーを押しながら入力すると後のアルファベットは英文字として入力できるのではありませんか・・・
・・・って何度も・・・言いたい気持ち抑えて・・・着々と進む彼女の作業をただ手の届きそうなポジションで眺めていました。
そもそも、文書を作るときに、タイトルの文字の大きさとか、あるいは字体さえも
上から順番にいきなり仕上げながら作業を進める「やり方」に・・・本音を言うと・・・いらいらしていました。
たぶん「考え方」の相違だと思うのですが・・・・ワープロというものでの「文書作り」はとりあえず
必要な文字入力を一通り済ませた後で、段落やら修飾をして仕上げる方が、全体の文書の「レイアウト」もわかって
段取りがええと思うのは、僕だけではないはずです。・・・・・文字の変換も「単語」単語で変換するのではなく
文節というある程度の範囲まで入力して、「スペースを」押すと誤変換も少なくなるし、パソコンが学習して
携帯のように「お」と入れるだけで「おはよう」という単語を呼び出してくれるような推測変換が可能にもなるのです。
てなことを、頭の中でだけぶつぶつ言いながら・・・「じっと我慢の子」を強いられておりました。
日付入力」・・・・けども彼女の力量は侮れません・・それほどストレスを感じさせるほどでもなく仕上げに近くなったとき
決定的に・・・今度はさすがに彼女のやりように、「ダメ出し」してしまったのでした。
日付の入力の際に「へいせい24ねん2がつ5にち」と丁寧に打ち込んだのです。
このことは以前に申し上げたように、「日付」というのは、ほかの文字入力とは決定的に違います。
日付はデータです。ですから必ず「日付の入力」を使います。いちいちキーボードたたいて入力する「クセ」は直しましょう。
ワードの場合は、メニューの「挿入」という項目に「日付と時刻」というのがありますので
こういう機能を是非使ってください。このことによって年号や曜日の入力ミスが防げる上に
たとえばファイルを開くたびに、自動的に「今日の日付」に変えられるという「離れ業」も可能になります。
余計なお節介とは、思いつつ我慢できずにこのことだけは忠告しましたが・・・・・
・・・「こっちの方が慣れてるし・・・」とつれない返事。・・・・・そうなんです・・・・確かに・・・
慣れているのが何よりではあるんですが・・・あるんではあるんやけどもやねぇ・・・


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