富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

WindowsXP SP3 適用

2008年05月11日 | パソコン

そもそも「サービスパック」というモンがなんやっていうと、
一通りの検証をして発売されたものの,WindowsというOS自体が未完成っていうか、
多くのユーザによって使いこなれてみて問題点が明らかになっていきます。
従って発売後に生じた不具合やら、実際に使ってみて現れた問題点の対策のために
修正プログラム」が発売元の責任として提供されます。
サービスパックゆうても、何かしらお得な詰め合わせのようなモンではありません。
具合の悪い箇所の「つぎあて」セットみたいなもんです。
けど、決してどこかみたいな「食べ残し」ではないので
ある程度安心して、手にすることは出来るでしょう。

そういえば、ネットにオンラインしてると、ナンやかんや勝手に
マイクロソフトのサーバーにつながって
「更新」とかゆうて、更新プログラムをアップロードしてしまうことがちょいちょいあります。
それは、Windowsに何らかの問題点やセキュリティホールという
欠陥が見つかって、その上でプログラム上の修正があったとしたら
自動的にダウンロードして更新するように設定されているからです。


こういうのは、セキュリティとか機能の強化につながって行くことを考えれば
その都度更新しておくのがええとは思いますが、
たんびたんびに繰り返されて、挙げ句の果てに「再起動」せぇとか言われて
やり始めたパソコンの作業を待たされることになって
わずらわしい思いにさせられます。


こういう修正のプログラムがある程度の数集まったところで
ひとまとめにして、提供されるのがサービスパックとよばれるものです。
今回リリース(公開)されたのがSP3(サービスパック3)
ですので、XPにとっては、3回目になり、
噂ではこのSP3がXPの最後の修正版になるとかいう話もあります。


4月29日にリリースされたのを知って、早速MS社のサーバーに行って
CDイメージにされたSP3のアップグレードのファイルをダウンロードして、
それをライティングソフトでCDに焼き直してSP3 をパソコンに適用してみました。

実のところ修正版やからといって、不用意にサービスパックを適用してしまうのには
リスクがつきまといます。
いままで、順調に動作していたものや周辺機器が動かなくなったりする事例は
SP2の時にも報告されていました。
実際にいざサービスパック適用する際にも、そうした「警告文」が表示されもします。



ただ僕自身は、事前に現在のパソコン状態をバックアップしていたので
まぁナントかなるわっていう面と
SP2の適用の際に問題がなかったことや
それに今回のSP3に大幅な修正や画期的な機能強化もないことが知らされていたんで
あっさりと適用に踏み切りました。


案外短時間にSP3にアップグレードしたパソコンに今んとこ問題はありません。


懸念していたIEや、OutlookExpressも
勝手にバージョンが7とかに書き換えられることもなく
もっとも危惧されたセキュリティソフトも引っかかりはしていません。
WindowsXP SP3そのものも大きな変更は感じませんし動作に違和感はみられません。


ただ、SP2の段階でIE7にアップグレードしてしまうとXPSP3の状態では
IEのバージョンが6にダウンロード出来なくなるとは聞いています。
IE自体もアンインストール出来ないようです
IEのバージョンが7で不都合な場合は、その点に注意が必要になるでしょう。


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