富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

IF関数の応用:入力待ちのセル

2008年03月29日 | エクセル




数式も設定し、数式もコピーして「出来上がり!」っていう
シート見たら、まだ入力されてないセルのところが、空白なんで
答えになる欄が「」やったり、コピー元とおんなじ数値であったりすることを
たまに見かけます。
それは、間違いではないにしても、何となく「未完成」の状態に見えて
僕自身はその見た目に、どうしても「違和感」を覚えます。

「印刷するときに、余分なとこ削除したらそれでええやん」
ってことも、そらまぁアイデアではあるけども
次に使うときあるいは、シートをコピーするときに、またまた設定し直すという
作業せんならんわけで、面倒くさいし、間違いの元です。


 


IF(イフ)という関数は、大変良く使われている関数で
「条件の判別」ということに使う関数です。
英語でIFとは「もしも・・・」っていう意味です。


例えば、セルのA1にある数値が130を超えたら、「×」と表示し、130未満なら「○」と表示する
というような、判別を自動的にさせたいときに、役立ちます。
※・・・気になる高血圧の指標やけどね・・・・





Dの判定欄に書き込む式は、IFA1=>130,"×","○"
これを訳すると、IF(もしも・・)A1のセルの値が130か、130より
大きかったら
×(文字はコーテーションで区切る)と表示し、それ以外は
○を表示するという意味になるんですわ。




今、上の写真の方に戻ると、
表のE2というセルには、
単価C2と数量D2のかけ算の数式が組み込まれています。
数式バーにも、「=C2*D2」というように表示されていますが、
確かに式そのものは、それでいいのですが、このままやと
C3やD3以下のセルに入力がない状態の時は、C3やD3以下のセルが
0」と勝手に解釈して、「=0*0」で「0(ゼロ)」を表示してしまいます。



そこで、数式の前にこのIFを使ってやって、どこでもかまわへんのですが
例えばまだ、Cの列のセルに値が入力されてないのなら
IF関数の応用で、空白のままにしとけ!っていうような判別をさせてやります。



E2の欄に書き込む式は「=IF(C2="","",C2*D2)というように設定してください。


式の解説は、もしもC2が「""ヌルならば、ヌルそれ以外はC2*D2とするという意味になり判別が組み込まれたわけです。。


※ここんとこがミソなんですが、コーテーションを離さずにくっつけると
ナンにもない(ヌル)という意味をふくんでます。


こうしておいて、この数式をコピーしてやれば、まだ入力待ちの
セルのある欄の答えの欄は、空白の状態になるでしょう。

実のところ、こうした「0(ゼロ)」の表示だけは
他の方法で、表示を消せます。
ツール」→「オプション」→「表示」の「ゼロ値」という部分のチェックマークを
外せばいいんですが、これだとたまにゼロも表示させたい時に
それはそれで問題になるでしょう。



せっかくかじり始めた「エクセル」ですので
こうした、ちょっとした始末を考えて見栄えにもこだわりつつ
面倒でもちょっとした「心得」のようにIF関数を使って見てください




 


 


 


 


春の写真(3)(4):ちゅうこさんから

2008年03月29日 | 写真


春の山々は、スギ花粉がおさまるころに、ようやく目覚めたように
彩りを鮮やかにし始めます。ヤマザクラ、コブシの色はその代表かも知れません。


仕事で山を歩くことが多いので、灌木の「馬酔木(あせび)」は良く目にします。
この葉が毒をもっていて、それを口にすると
馬があたかも酔ってるようにふらふらしてしまうことから
「馬酔木」という名の由来があるようです。
この常緑樹、草食動物だけやのうて、いつまでも青々してるもんやから
しばしば、測量の邪魔してくれるんですわ・・・・
しかし、毒ある木やとしても咲かせる「白い花」は、上品で美しいもんですね
・・・きれいなモンには「トゲ」がある・・・って声がどこからか聞こえてきそう・・・そらまぁ そうやけど
・・・くれぐれも、きたないもんにも「トゲ」があるてなことにならんように・・・最悪やしね・・・


 




「玉すだれ」にも花が咲いたようです。


・・・若かりし頃、若気の至りで「芸事のまねごと」してたときに
仲間の一人が、一つ覚えにやってた「南京玉すだれ」
「あっ、さて。あっ、さて。さてもナンキン・タマスダレ・・・」
いっぺん「親切心」で、ヤツが玉すだれを分ける所に、つけてた「目印」が
一つでは、寂しそうに見えたので、あちこちにもつけて
ついでに、一つ一つ、つないである竹もいつもほどけそうに見えるので、
接着剤で動かないように固定しといてあげました。


さっそうと、ステージに愛想振りまいて出て行ったヤツは
いつものように

アさて、アさて、アさて、さて、さて
さて、さては南京玉すだれ。
チョイと伸ばせば、浦島太郎さんの・・・」

「チョイと伸ばせば・・・チョイと伸ばせば・・・」


「ちょっとも伸びない・タマスダレ・・・(-.-)・・・・」

・・・どこが、玉すだれ?やねん!