富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

バックアップ

2008年03月16日 | パソコン
バックアップ(Backup)ということの意味は
「支援」とか「いざというときの備え」ということです。

大きな意味でこうしたことは、
ヒトが何かを始めて、続けようとするときに大きな支えと力になります。
まだ、ここで詳細を申し上げるまでに至ってはないのですが
来春に向けて、志ある「若もん」(※バカモンちゃいますよ)が
ある意味、私たちがなすべきこと、望んでいるようなことを
私たちの地元で始めようとしています。
その時こそ、皆さんの「バックアップ」が欠かせないと思っています。
いずれの時期に申し上げますのでその節には、よろしく・・・

さて、パソコンに目を向けると
「バックアップ」・・・まぁゆうたら、「転ばぬ先の杖」というようなモンではあるんですが、
バックアップしておくモノには、大きく分けて2つに分類できます。

一つはデータ(DATA)というもんで
パソコンを使ってこしらえたもの、あるいは写真や住所録などの
自分自身の大切なファイルをさします。

もう一つはシステム(System)のバックアップです
これは、ハードディスクに含まれるOS(Windowsなどの基本ソフト)や
日頃使ってるアプリケーションなどのシステム全体をバックアップすることをいいます。


データのバックアップは、大事なデータであるファイルやフォルダを
まるごと、パソコンの外にコピーしておけばいいので
CDやDVDの保存の仕方、焼き方やあるいは外付けのHDDの使い方さえわかれば
該当するフォルダごとドラッグして、「コピー」すると「バックアップ」が出来ます。
ただ、まるごとをそのままにコピーということになると
コピーしておくメディアに同じだけの容量が必要になるわけで
バックアップする際に、以前に申し上げた「圧縮」という方法で
データのサイズを小さくしておくのも一つの手です
そうです。タンスに布団をしまっておくのに、通販で売ってる
圧縮布団袋にしまって、かさばらんようにするような要領で・・・

ただ、システムやアプリケーションのバックアップは
ファイルをコピーしただけでは、バックアップはできません。
例えば、Cドライブ内のファイルを、他のハードディスクへすべてコピーしても、
OSは起動しません。なぜなら、ハードディスクの先頭には、
MBRというOSを起動するための「セクタ」があり、
それはファイルのコピーではバックアップできないためです。
また、パソコンで使用中のファイルはロックがかかり、
ファイルのコピーが正常に行えないというのも、理由の1つです。

要は、アプリケーションもOSという基本ソフトも
パソコンにインストールするときに、いくつかの手順を踏んで
ソフトがちゃんと動くようにパソコンに「設定」しなければならんわけですので
そういう設定の内容もちゃんと保存されてないと意味がありません

従ってこういうもんの丸ごとバックアップは
「イメージ」バックアップを行います。
システム全体のイメージファイルを作らんとあきません・・・ややこしい話でしょ...
それぞれのプログラムファイルを個別にバックアップするのでなく、
正常に動いてる状態も含めて、レジストリなどの登録されたファイルなども含めて
システム全体のありようそのものを保存しなければなりません。

こうしておくと先ほどゆうたMBRというOSを起動するための「セクタ」も
コピーされて、システム全体を復元する時にうまく起動するようになります。

ただ、こういった作業は、結局のところ
そういう種の「バックアップソフト」を使わなければ、
初級者を自認する我々にはハードルが高いと思います

それから、メールアカウントやインターネットの接続設定も
似たようなモノで、コピーというよりも
手順を踏んで、「エクスポート」という形で
バックアップに見合う形式のファイルでバックアップする必要があります


なんや難しい言葉の羅列でちょっとも要領を得ませんが
特にシステムのバックアップとなると正しい手順を踏んでおくことが求められます。
こうしたバックアップをしていないパソコンは
保険に入ってない車を乗り回しているようなモン(?)・・・ちょっとちゃうかな?

とにかく危なっかしいもんですよ


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