『カッレくんの冒険』 リンドグレーン作、尾崎 義訳、トゥールヴァール=ファルク絵
『名探偵カッレくん』が、あまりに面白く、読みやすかったので、「次の巻は、一人で読んでみる?」と聞いてみたのだけれど、「いや、これは二人で読んだほうがいい」と言った息子。
息子よ。君は正しかった。母は、このドキドキに・・・きっと、堪えられない。
何しろ、今回の事件は「殺人事件」で、おまけに、カッレたちが、犯人に銃を突きつけられるシーンもあるのです。
その章を読み終わったとき、母と息子は、あまりにドキドキしすぎて、タメイキしか出ませんでした。
そこに、旦那の一言。
「ねえ、それ・・・本当に子どもの読む本?」
・・・・・・・・・。たしかに!
これを、大人の推理小説への登竜門などと思ってはいけません。
カッレくんがすごいのは、子どもたちが、きっと一度はやってみたいと思うであろう「遊び」のシーンが、ふんだんに盛り込まれていて、しかも、それが・・・最後には、犯罪解決への道筋になるという所でしょうか。
恐るべし、リンドグレーン!!
ちなみに、そのドキドキの章を読んだ日の夜、2階から物音がして、クラース兄さんが入ってきたかと焦った母。
すると、息子が起きてきて・・・
「俺、興奮しちゃって身体が熱くて眠れない。」と。
氷枕を作ってあげた後、ふざけて
「ねぼけて叫ばないでよ~。助けて~とか、犯人は、この人です!とか。」
と言ったら、真顔で
「そしたら、絶対に、起こしてよ!」と懇願されてしまいました。
犯人に銃を突きつけられたまま、朝まで夢を見続けるのは、辛いからと(笑)
ここまで子どもを興奮させる。これこそ、児童文学の真髄でしょうか(笑)
最後に、この本が日本で発行された年を見たら(私って、本当に、このページが好き・・・)
1965年。なんと、私は、まだ生まれていませんでした!!
ということは、原作は、もっと前・・・
これは、ピッピよりも、さらに激しい反対運動を起こされたのではないかしら?
だって、子どもが銃を突きつけられるシーンですもんねー(笑)
それより、スウェーデンの子どもは、夕飯の後も外で遊んでいるというのは、その頃の常だったのだろうか?まさか、今も?という疑問が、ふつふつと・・・
息子は、もちろん・・・羨望の眼差しでございました!!
もちろん・・・人の家の屋根にのぼって、パチンコで、捕虜になった指揮官を助け出すシーンもね。
先日、玄関に、二股の木と輪ゴムで作ったパチンコが落ちていて、思わずニヤリとしてしまった母。
やってる、やってる
そうそう、その前の日には、近くの林に行って木登りをし、見事墜落して戻ってきた息子くんなのであります。
白バラ軍のように、軽やかに屋根を渡るようになるには、まだまだ、練習が必要なようです。
頑張れ、我が家の白バラ軍!
本を読んでなくても、いつものように、息子についてきてくれる友達にも感謝。
どうか、どうか、お母さんに怒られませんように。
『名探偵カッレくん』が、あまりに面白く、読みやすかったので、「次の巻は、一人で読んでみる?」と聞いてみたのだけれど、「いや、これは二人で読んだほうがいい」と言った息子。
息子よ。君は正しかった。母は、このドキドキに・・・きっと、堪えられない。
何しろ、今回の事件は「殺人事件」で、おまけに、カッレたちが、犯人に銃を突きつけられるシーンもあるのです。
その章を読み終わったとき、母と息子は、あまりにドキドキしすぎて、タメイキしか出ませんでした。
そこに、旦那の一言。
「ねえ、それ・・・本当に子どもの読む本?」
・・・・・・・・・。たしかに!
これを、大人の推理小説への登竜門などと思ってはいけません。
カッレくんがすごいのは、子どもたちが、きっと一度はやってみたいと思うであろう「遊び」のシーンが、ふんだんに盛り込まれていて、しかも、それが・・・最後には、犯罪解決への道筋になるという所でしょうか。
恐るべし、リンドグレーン!!
ちなみに、そのドキドキの章を読んだ日の夜、2階から物音がして、クラース兄さんが入ってきたかと焦った母。
すると、息子が起きてきて・・・
「俺、興奮しちゃって身体が熱くて眠れない。」と。
氷枕を作ってあげた後、ふざけて
「ねぼけて叫ばないでよ~。助けて~とか、犯人は、この人です!とか。」
と言ったら、真顔で
「そしたら、絶対に、起こしてよ!」と懇願されてしまいました。
犯人に銃を突きつけられたまま、朝まで夢を見続けるのは、辛いからと(笑)
ここまで子どもを興奮させる。これこそ、児童文学の真髄でしょうか(笑)
最後に、この本が日本で発行された年を見たら(私って、本当に、このページが好き・・・)
1965年。なんと、私は、まだ生まれていませんでした!!
ということは、原作は、もっと前・・・
これは、ピッピよりも、さらに激しい反対運動を起こされたのではないかしら?
だって、子どもが銃を突きつけられるシーンですもんねー(笑)
それより、スウェーデンの子どもは、夕飯の後も外で遊んでいるというのは、その頃の常だったのだろうか?まさか、今も?という疑問が、ふつふつと・・・
息子は、もちろん・・・羨望の眼差しでございました!!
もちろん・・・人の家の屋根にのぼって、パチンコで、捕虜になった指揮官を助け出すシーンもね。
先日、玄関に、二股の木と輪ゴムで作ったパチンコが落ちていて、思わずニヤリとしてしまった母。
やってる、やってる
そうそう、その前の日には、近くの林に行って木登りをし、見事墜落して戻ってきた息子くんなのであります。
白バラ軍のように、軽やかに屋根を渡るようになるには、まだまだ、練習が必要なようです。
頑張れ、我が家の白バラ軍!
本を読んでなくても、いつものように、息子についてきてくれる友達にも感謝。
どうか、どうか、お母さんに怒られませんように。
最近、リンドグレーンから、すっかり遠ざかっていたことを
はっと、思い出しました。
カッレくんは、リンドグレーンの作品の中で、
(今のところ)一番好きな作品なんです。
ああ、この方は、本当に天才なんだなーと
打ちのめされた作品でもありました。
一筋縄ではいかない…方だったようですね(笑)
私は、あまり詳しくないのですが、その一生を
追った愛蔵版アルバムを読んで、思わず、
「ピッピそのものじゃない!」と思ってしまいました(笑)
偉くなろうとか、気に入られようとか、全く考えない。
だからこそ、こういうお話が書けたんでしょうねー。
読んでない作品群、そうだ、読まなくちゃ~
と思いました。
カッレくんの冒険 でした。その後三部作を
読みましたが、カッレくんの冒険をちゃんと
二巻目に読みなおしましたよ。
白薔薇軍の面々が 白夜の夜歩きをしているの
は、ひとつにはカッレとロッタはひとりっこで
親は商売で忙しくてというのもあるのでは?
確か、アンデスは兄弟が多くて、親は忙しく
目が届かない、とか。
両軍の誰かは、夜歩きを止められてもでてきて
いたのじゃなかったですか。
シクステーンのお父さんは郵便局長とか、
アンデスの将来の夢が機関車の運転手でしたっ
け?赤薔薇軍にはアンデスより貧しい家の子も
いましたね。
そういうところも、リンドグレーン女史は深い
スウエーデンはリンドグレーン女史にノーベル
賞をあげるべきでしたね。
国民栄誉賞を作ろうとかいう発想がないのかな
女史は税制に向けた発言などもあり 一筋縄で
はいかない傑物でもありました。
そ、そういう所で生活すると、どういう生活形態になるのか、全く想像できないです(笑)
すごいですね。
ああ、絶対に、行ってみたいです!スウェーデン!!
さて、さて
昨日からスパイ団に入ったのですが、またもや、深夜12時に決闘ですね。
夜中に遊ばせないと気がすまないらしい、リンドグレーン女史。
やっぱり、絶対やらせてもらえないだろうことが、
一番、やりたいことということでしょうか?
ふふふ。可笑しいです。
でも、今のところ、うちの息子は
ベッドに入った瞬間に寝てしまうので(笑)
その心配はなさそうです!良かった!!!
それにしても、リンドグレーンは、夜中、ベッドを抜け出して遊んだことがあったのかしら?
また「遊んで 遊んで・・・」の方も、読み返したくなりました。
こわかったでしょう・・・。
わたしは、子どもの頃、こわくてこわくて、
でも、何度も読みました。 家にあったので。
スウェーデンは、冬の昼間が短いので、
夏は、夕食のあとでも遊びます。
たとえば、首都ストックホルムは、
スウェーデンでも南のほうにありますが、
夏至の頃の夕焼けが、夜10時半~11時頃なんです!
カッレくんの物語の舞台は、もう少し南のほうですが、
そんなに明るかったら、外で遊びますよね?
おとなたちも、薄明かりのなか、
テラスで、お茶やお酒と甘いもの、お喋りを楽しみます。
と言っても、物語では、子どもたちは中学生。
親たちには内緒で、真夜中に家を抜け出すわけで・・・
駄目ですか? ^^; だからこそ、憧れますね。
それから、リンドグレーンが子育てをしたのは、
首都ストックホルムですが、
リンドグレーン自身は、子どものころ、
カッレくんや、やかまし村の舞台になった村の、
おおきな農家で育ち、両親がとても寛大で、
きょうだい4人、思う存分、遊びまわったそうです。
と、リンドグレーン豆まめ・豆知識。 でした。
次は3巻ですね。 いいですよぉ~ 3巻も。
ピッピのホラ吹きごっこは、いつの間にか卒業してたけど・・・
これからも、きっと楽しませてくれますね。
昨日から、スパイ団入りました!
息子くん、いいですね。本から広がる想像の世界をそのまま実生活(?)で遊べるなんてとってもうらやましいです。
近所だったら、毎日、苦情と怪我がたえなくて、
母は、疲れ果ててしまうでしょう?
ちなみに、息子は、隊長にはなれないタイプなんですよー。
提案のみ!の男です(笑)
「目立つのは好きじゃない。」ですって。
遠吠えしながら帰ってきたりして、別の意味では
目立っているんですけどね。
リーダーになるのは、とにかく嫌いなんだそうです。
だから、葉っぱくんがリーダーかな(笑)
白バラ軍の戦いは、すごいですね。
リンドグレーンって、いったい、どんなお母さんだったんでしょうか?
これを許してくれる母の子は、どういう子に育つのでしょうね。。。
うちは・・・・・・木登りまでは許しますが・・・・・
夕食後の外遊びと、人の家の屋根にのぼるのは、禁止です!!
でも、そういう問題じゃないんですよ!naoさん!
外が明るかろうが、暗かろうが、寝る直前まで外で遊んでいるかってことなですよ!!
太鼓の練習は、楽しかったね。
大好きだったなあ。
そうでした。まさしく、寝る前まで遊んでました。私たち!!
息子君を「隊長!」と呼ばせていただくのに。
カッレくんのシリーズは、実は読んだことがないのです。
うちでも読んであげましょう。
想像できて、楽しい気分(笑)
うちのねーさんも、白バラ軍にはずいぶん憧れていて
たぶん今でも、ひそかにその望みはあるはずです。
その気になってしまう楽しさとドキドキ感が、ありますよね!
で、その夜は、無事朝までぐっする寝られたでしょうか。
ズバリ白夜では!?
スウェーデンには白夜はないんだっけか???
それにしてもうらやましいね。
お祭りの太鼓の練習を思い出しました。