ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『かさじぞう』・『しりたがりやのこぶたくん』

2005-12-27 06:16:14 | 息子と読んだ本のこと・絵本
『かさじぞう』
瀬田貞二 再話
赤羽末吉 画

『かさじぞう』が読みたい。
何故か、息子からのリクエスト。なぜ?
ちょっと首をひねりながらも、よしよしと本棚から出してきました。
この話、読むのがとても楽しいのです。
方言を読んでいると、なんだかアッタカイ気持ちになるんですよね。
昨年、遠野に昔語りを聞きに行ったのですが、ちっとも方言がわからないのに、なぜかシンミリ心に届くのが不思議でした。
私の母の田舎が岩手で、小さい頃から岩手弁に親しんできたからかしら?
私の深層心理はわからないのですが、とにかく、方言が心にしみいります。

時間に余裕があったので、もう一冊。
これは、予定通り、図書館で借りてきた本の中の一冊に決定。
大好きなローベルの絵にひかれて借りてきたけれど、物語は、違う人が書いていました。

『しりたがりやのこぶたくん』
ジーン・バン・ルーワン作 / アーノルド・ローベル絵
三木 卓訳

5つのお話が入っているのですが、最後の話以外は、全くオチのない、ただの日常を語った物語。
え?これでオシマイ?
ローベル作品のようなオチを期待の母は、ちょっと、拍子抜けしたのですが、読んでいくうちに、それが心地良くなっていくから不思議です。
これは、訳のおかげかもしれません。
とにかく、言葉がほんわりとした気持ちにさせてくれるのです。
原書は、どんな感じなんだろう?ああ、英語が出来たらなあ・・・

最後の話は、よくある「ねむれないよ~」のお話。
この題材のお話って、本当にかわいいです。
しかも、このこぶたくんの「ねむれないよ~」は、息子の「ねむれないよ~」の理由にそっくりで、息子は大喜び!

子どもにとって、布団の中での眠るまでの時間は、本当に重大事件なのですね。
私も色々な思い出があります。うふふ。
思い出すだけで、楽しくなります。





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
眠るまでの時間 (naoko)
2005-12-27 11:57:22
たしかに!

子供の頃は眠りにつくまでの時間って

とっても大変だった!

(天井の節穴のおばけと戦ったりとか!笑)

今の今までまったく忘れていました。

ぼっちゃんは御本を読んでもらえて幸せものですなぁ。
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私の場合は・・・ (こもも)
2005-12-27 19:16:13
私は、外から歌声が聞こえてきて、窓の外をのぞきに起きることが、何回もありました。

それから・・・

真っ暗闇の中に、色とりどりの光がチカチカと輝く現象を見て、何回も目を開けたり閉じたりして、たしかめたりもしました。
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カサジゾウ・・・ (Y)
2005-12-27 20:27:01
嗚呼・・「かさじぞう」。どんなストーリーだったっけ?と「日本の昔話」をひっぱり出しました



瀬田貞二さんの訳は

なんともいえず好きです

ナルニアの訳なんて、

おじいちゃんぽくって笑っちゃうんですけどね



外から歌声が・・・
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Yさんへ (こもも)
2005-12-28 19:09:25
子どもの頃にきいた歌声は、大人になっても、なお、不思議に思ってるんですよ~

今も覚えているっていうのは、相当なインパクトだったんでしょうね。

なんだったんだろうなぁ。

ある時期、毎日のように窓をのぞいていた小学生の私。

息子を越える不思議ちゃんでした。

遺伝?
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歌声 (naoko)
2005-12-29 13:47:54
コーラスは私も聞いていましたよ!

おばけじゃなくて多分本当に誰かが歌ってたんじゃないかな?

こももさんはギリギリ大丈夫だと思います(笑)。

今考えればあんな夜中にやめろよな、という感じですよね。
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かさじぞう (kotatsumikan)
2006-01-04 10:08:37
帰省してお墓参りに行ったときに、六地蔵を見つけた息子が「ひとつ足りないよ。」??

何のことを言っているのかと思ったら、かさじぞうの7人を思い出したそうです。



日本昔話は やっぱり東北方面の方言が合いますね。
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