『ぼく、ムシになっちゃった』
ローレンス デイヴィッド(著), 青山 南(翻訳), デルフィーン デュラーンド(絵)
ある朝、突然、ぼくはムシになっていた。
なのに、誰も気づいてくれない。父さんも母さんも、もちろん、妹も。
それどころか、「ムシになっちゃった」という自分を、みんなが笑う。
ぼくがムシになったことに気づき、心配してくれるのは、親友のマイケルだけだ。
ぼくは、いったい、どうなっちゃうの?
ローレンス デイヴィッド(著), 青山 南(翻訳), デルフィーン デュラーンド(絵)
ある朝、突然、ぼくはムシになっていた。
なのに、誰も気づいてくれない。父さんも母さんも、もちろん、妹も。
それどころか、「ムシになっちゃった」という自分を、みんなが笑う。
ぼくがムシになったことに気づき、心配してくれるのは、親友のマイケルだけだ。
ぼくは、いったい、どうなっちゃうの?
ある日、自分が、昨日の自分と全く違う人間になっていると感じたことは、ないだろうか?
これは、そんな思春期の子どもの心を描いている・・・・・のかもしれない。
だって、ぼくをぼくに戻してくれたのは、お父さんとお母さんの一言だったのだもの。
『かはたれ』に続き、そんな頃の本を続けて読んでしまったのは、偶然かしら。
もしかしたら、息子くんに、そんな頃が近づいているのかもしれないなあ・・・なんて思ったりして、ちょっとドキドキした。
しかし、本を閉じた後、息子くんは、ほがらかに笑った。
「俺、なるとしたら『ヘラクレス大カブト』がいい。ヘラクレスだったら、人間に戻らなくてもいいな。」
・・・・・・・。
そらこさんのブログで見つけた一冊。
カフカの『変身』をモチーフにした物語だそうです。
※『変身』の方は、恥ずかしながら(高校生のときから)、何度も、挫折し続けております。今こそ、読んでみようか!?
これは、そんな思春期の子どもの心を描いている・・・・・のかもしれない。
だって、ぼくをぼくに戻してくれたのは、お父さんとお母さんの一言だったのだもの。
『かはたれ』に続き、そんな頃の本を続けて読んでしまったのは、偶然かしら。
もしかしたら、息子くんに、そんな頃が近づいているのかもしれないなあ・・・なんて思ったりして、ちょっとドキドキした。
しかし、本を閉じた後、息子くんは、ほがらかに笑った。
「俺、なるとしたら『ヘラクレス大カブト』がいい。ヘラクレスだったら、人間に戻らなくてもいいな。」
・・・・・・・。
そらこさんのブログで見つけた一冊。
カフカの『変身』をモチーフにした物語だそうです。
※『変身』の方は、恥ずかしながら(高校生のときから)、何度も、挫折し続けております。今こそ、読んでみようか!?
というか、こももさんが紹介してくださったのでこんな感じ方ができたので、私だったらさらっと読み流して終わりだったかもしれません
ぜひ、ぜひ、読んでみたいです~
息子くん、ヘラクレスオオカブトになっちゃったらホントに戻ってくれなくなりそう?
大人はいろいろ深読みしちゃうし、そのへんが面白いのだけれど、息子くんのような素直な感想は子供らしくていいですよね。戻ってくれなくっちゃ困るけれど
私も最近長男がだんだん思春期に近づいてきてる気がして、はがゆく思っています。あーあ…あかちゃんのころが懐かしい…(当時は「大変大変。早く大きくなれ」って思っていたのですけどね)
でも、サッカーと野球が出来なくなるから、そのうち飽きるかな。
男の子って、本当に幼くて…だから、大人になるときは、まさに「昨日と今日の自分は全く違う」という感じなのかしら?なんて、想像したりもします。
どうなんでしょうね。
私も、息子が大きくなったら、あれもしたい、これもしたいと思いながら、やってきたけれど、いざ、その時が近づいてきたら、途端に寂しくなっちゃって(笑)
お陰で、娘には、「このままでいてね。このままでいてね。」と…
どちらにしても、あっという間に、成長していくんだろうなあ~
「かはたれ」は未読です。読んでみたいです。
私は、子どもの頃、自分が見ている青は、他の人には実は違う色に見えているのではないか? たがいに「違う色」を見て青だと思っているだけではないかと、よく考えていました。
主人公が困ったり、悲しんでいるのには目もくれず、とにかく、「ムシになる」ということだけが、心に残ったようです。
……。ま、いいでんですかね。今は、これで。
「かはたれ」良かったです。
そらこさんの「青」。
何度もコメントを反芻して読んでみました。
わかる気がします。
本当に、そうかもしれませんよね。
「変身」をモチーフにした物語なのですね。
って、私も「変身」挫折してちゃんと読んでないのですが・・・
『ぼく、ムシになっちゃった』は、虫好き娘と一緒に読んでみたいです。
アメリは何になりたいって言うかなあ?
友人の息子くん(中2)が今まさに思春期真っ只中なんです。
それで友人は色々悩んでます。
私も生意気娘の成長ぶりを嬉しく思う時もあれば、淋しくもなります。
私なんて、何度、主人公がムシになった朝が訪れたことでしょう。
いつも、そこで終わってしまう。
・・・・・って、それ、最初の最初じゃん!!
でも、これは大丈夫。ちゃんと読めます(笑)
アメリちゃん、虫も好きなんですかあ。
動物と虫好き。うちの息子と一緒です。
夢がかなって、動物園の飼育係になれるといいなって、親バカな母は、今から考えている程ですよ。
思春期。中学2年生位にもなると、やっぱり、幼い男の子にも来るのですね。
ドキドキです。
今のまま、閉じ込めておきたい衝動にかられつつ、やっぱり成長は嬉しくて。親心は、複雑ですね。
おまけにSEXもしちゃったwwおマ○コってまじ温かいんだな!!
http://love-ex.net/tq/4n6Lk/