ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『チムとルーシーとかいぞく』

2006-04-15 07:32:06 | 息子と読んだ本のこと・絵本

『チムとルーシーとかいぞく』
エドワード・アーディゾーニ作 /  なかがわちひろ訳

チムシリーズ2巻目。あんなに「読まない」と言っていたのが嘘のように、笑顔で2巻目を抱えてきた。子ども心って、本当におもしろい。
2巻では、チムは、ルーシーという女の子と友だちになり、彼女のおじさんに頼んで、新しい船を手に入れる。なんて、気前のよいお金持ちでしょう(笑)。
なにも言わずにきいていた息子は、本を閉じた後に首をかしげた。何?

「チムのお父さんとお母さんは、どこ行っちゃったんだよ!」

そうなのです。今回は、お父さんとお母さんの出番はなし。チムは、当たり前のように船を手にいれ、当たり前のように船に乗り込み、旅に出るのです。
すっかり、一人前の船乗りですね。

「そうか、この間の最後、お父さんが、船乗りになってもイイと言ったじゃん。だから、もう、何も言わないで行ってもいいんだよ。・・・・・あ、もしかしたら、家出したのかもな。また。」

とりあえず、自分の中で納得で出来たらしい。うふふ。
たしかに、そのへんの設定は説明なしで、少々、強引?でも、まあいいか!と思わせてしまうほど、物語が素晴らしい。さすがです。


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2 コメント

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Unknown (マーガレット)
2006-04-15 09:20:07
私は一巻目の「チムとゆうかんなせんちょうさん」しか読んでなくて、文庫にもそれしか置いてないんですよ。読んでみなくちゃ。



本ってほんとにおもしろい。何度も読めなくて挫折しても、ある時急に読めて こんなにおもしろかったんだあと思うときもあるし、あんなにおもしろく読んだのに、今読んだらなあんだと思うときもあるしね。それを息子君のことで再認識しました。
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マーガレットさんへ (こもも)
2006-04-16 01:11:44
本当ですね。

私自身にも、挫折した本がたくさんあります。

今、まさに再チャレンジ中。

読めたら、報告したいと思います♪
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