ぼちぼち日記

大切な日々のこと

青木湖 ~青木荘キャンプ場

2008-08-19 17:48:48 | 旅行・キャンプ

 タープの先は、湖デス!

春に来て、また来ようと誓った青木湖。
いつも、こっそりとおじゃましているブログで、絶賛されていた「青木荘キャンプ場」を
娘のテントデビューの場所にしました。
本当に、本当に、評判通りの良いキャンプ場♪
管理人さんは、なんと大正生まれの94歳。掃除も会計もこなす、おばあちゃんです。
(隣には、似た名前の大型キャンプ場がありますので、お間違いなく。そちらは、先
輩に、青木湖には、もう二度と足を踏み入れたくない!とまで言わせたキャンプ場・・・)

管理人さんが大正なら、施設は、すべてが昭和の香り。
けれど、すみずみまで掃除が行き届いていて、どれも気持ちよく使うことができます。
トイレなど、立派なログハウストイレなんかより、ずっとずっと、心地良いのです。
そのせいでしょうか?キャンパーのマナーも 
ほとんどのサイトが埋まっていましたが、夜の21時には、しんと静まり返っています。
3泊しましたが、子どもの騒ぎ声や酔っ払いの声で眠れない・・・なんてことが皆無でした。
ただし、目の前が湖なので、風には、要注意。テントとタープの張り方には、工夫が必要です。

そんな心地良さのためか、リピーター率高し。
お隣のサイトのご夫婦は、なんと20年、通い続けておられるのだとか。
20年前は、子どもを連れて。今は、二人で。
そのうちに、孫と一緒に来ることが夢なのだとか 素敵
椅子に寝転がりながら音楽を聴き、たまに、持参のカヤックで湖に出て行く。素敵
(カヤックは、20年前、子どもと一緒に教室に入ってハマッたのだそうです)
そのお隣のサイトは、なんと、母娘キャンパー
パパが急に仕事が入ったからとのことでしたが・・・・
チャッチャと手際よくテントを立ててしまう母さんに、私も旦那も、目が釘付けでした。
未だに、四苦八苦しながらテントを立てている我が家ですからね トホホ

 棒になったつもりダイブ!

けれど、このキャンプ場、何が一番素晴らしいって、それは、やっぱり湖です。
テントの目の前が湖。ゴミ一つ浮いていない、美しい湖!
すぐそこの桟橋からは、湖にとびこむ子どもたちの歓声が響いています。
桟橋の中ほどまでは、足が着くのだけれど、先は、すでに、大人でも足がつかない深さ。
カナヅチの旦那はもちろん、2年以上も泳いでいない私は、すっかり、足がすくみました。
けれど、子どもたちは、浮き輪や救命胴衣を着用して、湖にダイブ!
深いので、どんなに高くジャンプして飛び込んでも危なくありません。

泳ぐのが大好きで、プールでなら、何百メートルも泳げる(自己申告)息子ですが、
救命胴衣なしで飛び込むのは、さすがに怖いようで、指を加えて見ておりました。
と、一人だけ、水着一枚でダイブしている男の子が。
すごいねえ。まるで、『泣けない魚たち』のコウスケ、ミタイ・・・
なんて、親子で話していたら、そのうちに、その子が、6年生だということが判明。
その途端、息子とその子が、急接近
30時間もすると、二人で、海水パンツ一枚で、桟橋からダイブしていました

足がつかなくても全然平気に・・・コウスケ(仮名)父と

プールでタイムを測って泳ぐのもいいけれど、これこそ、泳ぐ醍醐味。
突然、深くなる湖は、浅瀬で泳いでいるときには注意が必要だけれど、逆に、
深いところから、すぐに浅いところに戻ってこれる利点があるようです。
桟橋でダイブしては、2メートルほど泳いで浅瀬に戻ってくる。もしくは、桟橋に固定されている「いかだ」に乗り移る。これが、楽しくて仕方がないようでした。
1時間もすると、なんだか、息子が別人のように見えました。なんと、たくましいこと。

いかだのコウスケ(仮名)。分解寸前のいかだなのデス

チェックアウトは、10時ですが、管理人さんのご好意により、11時までいても良いことに。
それでも、やっぱり別れの時間は訪れます。
名前も知らない友達との別れの言葉は、「じゃあな。」「おう。」
・・・・・・・・たったそれだけ?男の子って、全く・・・
でもきっと、一生、息子の心の奥底に残るのだろうな。ちょっと口下手のコウスケ(仮名)。
なんだか、無性に、井上揚水の歌が聴きたくなった母でした。

そうそう娘は、湖に落ちることだけが一番の心配事でしたが、砂利のサイトだった
おかげで、朝から晩まで砂遊びを楽しむことができ、こちらでも、お利口さん。
(なんと、遊びすぎて疲れ、2日目は18時就寝の娘です)
手がかからないこと!手がかからないこと!
おかげで、夜、息子と3人、ランタンの灯りの下で、ゆったりトランプができました。
娘が歩き出してからというもの、とにかく手がかかり、恒例だった、週末ボードゲーム
大会も開催されなくなっていました。
いつもいつも、息子は我慢。だからこそ、貴重な、楽しい、嬉しい時間です。
それにしても、娘さん。ずっと、キャンプ生活を送ったほうが良いかも・・・・・

青木湖は、今までにないキャンプの楽しみを教えてくれました。
本当に、楽しい時間をありがとう!また会いましょう!

 カヤック教室にて


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいなあ (shorin)
2008-08-20 00:46:36
結婚前は、「小島で難破船ごっこキャンプが出来る人とけっこんしたい」と思っていました。
(長靴下のピッピ妄想入ってます)
現実はインドアな2人。
自主保育で登山のような生活もしましたが
テントのキャンプはまだ憧れなのです。
軟弱初心者にお勧めのキャンプ場や
スタートの心得があったら
教わりたいです・・・。
皮膚炎の息子の負担にならない
PICAの「なんでもそろってる」キャビンあたりから、やってみようかなあ。
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楽しそう! (うぎぎ)
2008-08-21 00:23:21
こん!です。年、1、2回しかキャンプをしない、俄キャンパーです。
記事、拝見しました。楽しさが伝わってきました。近々、青木荘キャンプ場に4歳の娘と初デビューします。この記事を読んで、安心しました。ありがとうございました。
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shorinさんへ (こもも)
2008-08-21 07:29:00
私は、ローラ・インガルスのお父さんみたいな
マッチョな人と結婚する予定でしたよー(笑)
理想と現実とは、違うものですね。むふ。

さて、我が家も、まだ4年目のキャンパーです。
テントも、未だに、説明書を読みながら建てているのですよ!!
デビューは北海道で、始めた理由は、「お金がないから」。
私自身のデビューは、結婚前に妹と。
「今日は、どこ行く?」「キャンプしない?」
そんな会話をした後、ダイクマに行ってテントを購入。そのまま、キャンプ場に向かったのでした(笑)
なんと、怖いもの知らずでしょう。
赤ちゃんがいたり、登山をする人や危険な場所でのキャンプは、絶対に!!予備知識が必要だと思いますが、高規格キャンプ場なら、そんなノリでも大丈夫!
というか、ノリと勢いだけが、スタートに必要な、唯一のもの?(笑)の我が家でしたー。
ご飯も、未だにカセットコンロですしね!!

ちなみに、「ほこり・ダニアレルギー」持ちの息子くんは、コテージなどでは、喘息が起こることがしばしばですが、テントでは、ほとんど起こることがありません。
そんな点でも、テントは、おススメです♪
是非、是非、キャビンキャンプの時に、テントサイトをリサーチして、挑戦してみて下さいねー。

ちなみに、PICAは、来月の頭に行く予定。
春に、息子が熱発してキャンセルした分の1万円券を使って一泊です♪
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うさぎさんへ (こもも)
2008-08-21 07:34:49
はじめまして。
青木荘キャンプ場に行かれるのですね!
いいな~(すでに、また行きたくなってます)
湖と、おばあちゃんのまったり雰囲気に、どうぞ、癒されてきて下さいね。
書き忘れましたが、トイレットペーパー、台所洗剤などは、備え付けられていません。忘れずに!デス。
(我が家は、台所洗剤はナシでいきましたが・笑)
どうぞ、お気をつけて、楽しんできて下さいね。
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青木湖 (jasumin)
2008-08-22 14:10:15
俄かもなにも・・・キャンパーじゃありませんが
こちらを拝見したら、すごく行きたくなりました。
とても美しいですね。
過去記事でご紹介いただいた写真も、美しかったですし。

いいなぁ、息子君。
逞しく見えた、のではなくて、きっときっと間違いなく
逞しくなっているのですよ。もちろん、大人たちも。
こんな環境に力があるところ、素敵です。

あー、その昭和の香りのキャンプ場、行きたいです。
テントもバーナー(?)もあるんですけどねー・・・
大人になってからは、キャンプなれした友人たちと
一緒に連れて行ってもらったことがあるだけなんです。
軟弱な気がしてきました・・・(苦笑)
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青木湖 (琴子)
2008-08-23 01:47:09
青木湖、ふたたびですね!
ほんとうになんて、青くて美しい湖なんでしょう。
ダイブする息子くん、生き生きしていてまぶしいです。
棒になったつもりなんて・・・ぷぷぷ おもしろいですね~、こどもって。

キャンプ復活に向けて、こももさんちの宿泊地を
おさらいしたいと思います!
(パオにも泊ってみたいです♪)
マナーのいいキャンプ場は、とてもうれしいですもんね。
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jasuminさんへ (こもも)
2008-08-25 12:08:58
まあ、テントをお持ちなのですね!
軟弱?jasuminさんの辞書に、その言葉がある
なんて、知りませんでした(笑)うふふ。
私は、羽毛のフカフカベッドにフルコースの
セレブ旅行も全然OKで、どちらかと言えば
そういう旅行がちょくちょく出来る生活水準に
なったら良いのにと願っているのです。
いや、本当に。
なのに、生活水準は一向にあがる気配もなく、
おまけに、旦那は、人見知り王。
で、こういう、究極の旅に行き着いてしまっている訳なんです。
どちらにしても、背中を押してくれる人が必要なんですね。キャンプって、きっと。
いつか、ご一緒したいですねー。
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琴子さんへ (こもも)
2008-08-25 12:13:27
こちら、青木湖は、青池の神秘さとは、また、ちょっと違う美しさですね。きっと。
棒になったつもりは、笑いました。
他にも、みんな色々やってましたよー。
子どもは、遊びの天才です。
何しろ、桟橋一本で、一日中遊んでられるのですもの。

琴子さん、キャンプ復活計画中なのですか?
計画バッチリの旦那様。是非、拝見してみたいです!
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すてき! (みずほ)
2008-08-28 23:09:42
なんてすてきなキャンプ場なんでしょう!
目の前が澄んだ湖。子どもにとっては
絶好の遊び場ですね。
息子くんも娘ちゃんもそれぞれに
楽しめたみたいで良かったですね。
3泊もしたなんてすごいです!
朝から晩まで自然の中で過ごしたら、
きっとお昼寝や夜寝るときもすぐに
寝てくれそう~♪
遊びすぎて疲れて寝ちゃうなんて、
娘ちゃんカワイイ^^

家族でキャンプ、憧れです。
私も夫もアウトドア系ではないので
全くの素人ですが、いつか家族で
キャンプしたいなぁと思ってます。

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みずほさんへ (こもも)
2008-08-29 12:06:08
私たちも、テントの建て方も知らない
全くの素人でしたよー。
息子が2年生のときにデビューです!
みずほさんの旦那さまなら、余裕で行けるでしょう♪

それにしても、
みずほさんのおかげで、娘を楽におんぶできる
ようになって、活動範囲が、急激に広がりました。
キャンプでは、もちろん大活躍でしたが
(おかげで、自転車で湖をまわれました~)
実家にも、電車に乗って帰れるようになったんですよ。
(以前のおぶい紐では、途中で、肩がこって
頭痛がはじまっていたと思います)
持ち運びに、かさむのが難点ですが、それも
楽におんぶするためと思えば、我慢できますね!
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