『ケルトの白馬』
ローズマリ サトクリフ(著) 灰島 かり(訳)
イギリス、パークシャーにある、巨大な白馬の地上絵を知っていますか?
(表紙は、その地上絵の写真なのですが、それが、写真だということに気づいたのは、かなり読んでからでした。本当に、この世のものとは思えない美しさなのです)
これは、その地上絵が、どうして描かれたのか?についての物語。
この本は、妹が、息子くんに「読んでみて。」と、貸してくれた一冊。
けれど、息子は、まだ興味がなさそう。。。
そして、私は、歴史小説が大の苦手。
だいたい、
日本の歴史は、そちらの学校に進んでもいいかなと思ったこともあった位、好きだったけれど、
世界史は、からっきし駄目だったのです。
それでも、息子に・・・という妹の言葉が、なんだか気になって、ページをめくりました。
良かった。とても良かった。
何より、この文章の、物語の透明感!!本当に、素晴らしいです。
物語を読みながら、表紙の美しい緑色が、胸に突き抜けていく感覚を覚えました。
そして、読み終わったあとの、この清清しい気持ち。これは、一体なんだろう。
この世界に溢れている不思議について、もっともっと、知りたいという気持ちが掻き立てられ、いてもたってもいられない!・・・そんな興奮を感じました。
記憶のどこかに、私のルーツが刻み込まれているのではないか?
それを呼び起こす術はないのだろうか?
そんなことを考えて、意識を闇の向こうにしずめてみたりする、私がいました。
ああ、学生の頃、この本を読んでいたら、歴史が、もっともっと、好きになっていたに違いない。
だって、世界には、こんなにも不思議が、溢れているのだもの。
そして、その不思議は、遠い昔、現実に起こったものなんだ。
それについて考えること、想像してみることは、なんと楽しいことなのだろう。
彼らがいて、今の私たちがいるのだということが、
それを心で感じることが、こんなに素敵なことなんて!
年初めから、素敵な本を続けて読むことができて、とても幸せです。
なんだか、いいことが、たくさんある年に思えてきました。ふ、ふ、ふ。
ローズマリ サトクリフ(著) 灰島 かり(訳)
イギリス、パークシャーにある、巨大な白馬の地上絵を知っていますか?
(表紙は、その地上絵の写真なのですが、それが、写真だということに気づいたのは、かなり読んでからでした。本当に、この世のものとは思えない美しさなのです)
これは、その地上絵が、どうして描かれたのか?についての物語。
この本は、妹が、息子くんに「読んでみて。」と、貸してくれた一冊。
けれど、息子は、まだ興味がなさそう。。。
そして、私は、歴史小説が大の苦手。
だいたい、
日本の歴史は、そちらの学校に進んでもいいかなと思ったこともあった位、好きだったけれど、
世界史は、からっきし駄目だったのです。
それでも、息子に・・・という妹の言葉が、なんだか気になって、ページをめくりました。
良かった。とても良かった。
何より、この文章の、物語の透明感!!本当に、素晴らしいです。
物語を読みながら、表紙の美しい緑色が、胸に突き抜けていく感覚を覚えました。
そして、読み終わったあとの、この清清しい気持ち。これは、一体なんだろう。
この世界に溢れている不思議について、もっともっと、知りたいという気持ちが掻き立てられ、いてもたってもいられない!・・・そんな興奮を感じました。
記憶のどこかに、私のルーツが刻み込まれているのではないか?
それを呼び起こす術はないのだろうか?
そんなことを考えて、意識を闇の向こうにしずめてみたりする、私がいました。
ああ、学生の頃、この本を読んでいたら、歴史が、もっともっと、好きになっていたに違いない。
だって、世界には、こんなにも不思議が、溢れているのだもの。
そして、その不思議は、遠い昔、現実に起こったものなんだ。
それについて考えること、想像してみることは、なんと楽しいことなのだろう。
彼らがいて、今の私たちがいるのだということが、
それを心で感じることが、こんなに素敵なことなんて!
年初めから、素敵な本を続けて読むことができて、とても幸せです。
なんだか、いいことが、たくさんある年に思えてきました。ふ、ふ、ふ。