2年ちょっと振りに訪問したこちら。
相変わらずの居住まいで、鴨川沿いにありました。
前回は名残の桜、今回は祇園祭の時期。日が長いところへ、口切りの予約ですからまだ暑さが残る中で縄のれんを潜りました。
京都の食べ物には季節季節の楽しみがありますが、今回の「残念」は樽酒が終わっていたこと。
でも、昔のことを考えれば防腐剤とか無かった訳ですから、当然ですよね
さて、今回は家族での訪問。
結構前に電話で予約した席は、中庭に面した座敷を割り当てて下さいました
まあ、こちらの白眉は下の写真にもチラッと写る入口カウンター席だとは思いますが、季節の鬼灯が飾られた部屋は和みます^^
さて、壁に掛けられたこの短冊。
「借りのある 源HHも来る 赤垣屋 K乃」
とまでは読めるのですが、うーん、学が無いなあ…
一般に居酒屋の「赤垣」は赤穂浪士の1人、赤垣源蔵の名を取っている場合が多いとか。赤垣さん、酒呑みで有名で、でも実の兄に別れを告げに行った時居留守を使われ、彼の羽織相手に一杯やって置いて残したのが「赤垣の徳利」として忠臣蔵で有名になった…
となると、源HHは源蔵(げんぞう)かな。普段貧乏で酒のために無心もした、とありましたので
また、部屋から見た庭、厨房への入口、などなかなかに興味深いですな
所謂京の商屋さん、奥行きがあります。
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さあ、「赤垣屋」ワールド、スタートです。
座敷を下さったので、突き出しがコベルト代わりに出て来ましたが、100%問題ありません。
鰤の煮物とか感動もの
お願いした数々は、季節柄のはもから万願寺ししとう、夏とはいえ味わいたい定番おでんまで…
う、うまい
最後に”兵どもの跡”を…
失礼しましたm(_)m