これが以前のお店ファサード、懐かしいわね。
カウンターは新店になっても相変わらず予約を取らないそうで、この写真撮った日はどうして綺麗な入口だったのか不明ですが、何時もは季節ともなるとここに大行列…
だって座敷でお仕着せのセットなんて嫌なんだもん、
当然とばかりにじっと並んだもんです。
次は新しいお店のファサード、どうですかね…?
前は二階建てと記憶する日本家屋、今度はビル。
どうです、ここに並ぶのか、と思いつつこの日は口切客となってぬくぬくしました。
その記録は後段にて…
それでは、ここまでの本ブログでこちらについて言及した記事をアーカイブまで。
(2010.02 初言及)
上記で「香味屋」さんに言及して、まだこのお店を紹介していないことに気が付きました。tokyoboyにとって記憶のない幼児の頃から再再お邪魔しているお店です…もう50年以上になる訳です。
居酒屋、というには抵抗がある格をお持ちの老舗ですが、でも本シリーズでハイ・エンドのお店を紹介していますので許して頂きましょう。
子供の頃はしゃぎ回って、怖かった先代に叱られ、また末っ子のtokyoboyが酒を呑み出した頃には家族でこちらに来てお銚子を10数本並べて、帳場に座って少し丸くなられた先代に”うちは酒屋じゃねえ、少しはおでん食え”とやっぱり叱られ、下町っ子として鍛えられてきました。
社会人になって、最初の職場が蔵前だったこともあり、若造のくせにお邪魔すると当代、にやっと微笑んで優しく迎えてくれました。段々中年の域に差し掛かってきてカウンター目当てに並んでいると”こっちに座ってビールでもお飲みになって”と扱われつつ当代を囲むお子さん達の成長を眺め、最近では当代が先代同様帳場に座られるようになって、それを懐かしむ目になっている自分に気が付いたりしています。
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(2011・09追記)
久方振りに訪問のこの日。
ご主人、気が付いてくれました
しばらくして、店の方に出られたご主人、杖を付いています。
記憶では先代もリューマチか何かで、晩年は足がご不自由でした。
お大事に…
(2019.02 再訪??)
「大多福 仮店舗 大川端店」さん (浅草駅近く)
ネット情報では大川橋、となっていますが、
アチキは勝手に「大川端」だろう池波正太郎さんも賛成してくれるロケーションから言って、でのご紹介。
2011年に訪問の記事があり、ここでは建て直し前の入口写真と私の勝手なこちらへの思いが書かれてますのでご参考まで:
https://blog.goo.ne.jp/tokyoboy00/e/8b15d7ada1d47f6e42246b32796bb3c3
以前の店舗入り口の様子も分かります。
さて、これに先立つ仮店舗の存在を知るに至る経緯、って大層なもんでは無いんですが、
前の店のロケーションに行ったのは2017年酉の市前夜の帰り、龍泉というか千束というか、からトコトコ歩いてきて言問通り沿いに空き地を見つけちゃった、のが最後。
その後どれ位してからですかね、このお店の存在知ったのは…
えーっと、仮店舗は駅出て松屋から川寄りの道を行くんだよな…
での到着。
あ、記事と写真の同期は取れてません、悪しからず。
前の日電話してカウンターは予約取らないことを確認、これは前と同じね。
いよいよ当日、松屋の隅田川寄りの道沿い、ビル3階の窓に懐かしい提灯を目にし、
エレベーターで上がって、カウンター席待ちを15分くらいですかね、場所を作って下さって、
この写真は天国(かなあ?)に居る私のオヤジ用、クラウドで見えますでしょうか?
船大工さん2代目、お元気に鍋前に立たれてました。
前の店では息子さん2人に譲った感でお父様同様帳場にゆったり座られていましたけどねえ、ここでは長男さんと交代で仕事していました。
因みにご次男は厨房を仕切っています。
ご主人からは“何取りましょうか”と聞かれましたが、
最初は刺身から行かせてください、での初鰹に赤貝のぬた。
いずれも抜群、樽酒をちろりでお燗して頂き昔からのペース👍❣️
そこからはおでん、全部かなあ、こんなものを頂きました。
最後に今年10月にお店の改装なってもここは暖簾分けというか残されるのですか?、とお聞きしたら「それは彼らが決めること」と既に任せている様子にニコリとしてお愛想をお願いしました。
皆さん一流大学出身ですからねえ、頼もしい限り。
ああ、いいなあ、美味しかったなあ、ご馳走様。
(2019.11 二の酉前夜)
川端からこちらに戻って1か月弱、
気が付いていなかったのは痛恨の極み、でもお酉さんで調べて気が付きました。
いけねえ、お邪魔せねば㊗️🏃♀️
上で紹介のように、以前は入口が言問通りに近くあってそこから入ると長いカウンターでそこから座敷でしたが、今回はその部分はセットバック、広い入口で奥に立派なビル👏
2階が変わらず予約を取らないカウンター、基本撮影はご遠慮、まあ人が入らなければ、だそうですが、まあみせのふんいきありますしね、での再開記念の鍋をアーカイブ。
これ、カウンターの椅子まで含めて大川端から来たんじゃないかな。
ご長男、色々移転の苦労、取り壊し時にその前の店舗の食器とか出てきたとか、
そんな話を伺いながらの楽しい時間。
あちらを残すと御兄弟が分かれての商売に、などと噂になったのでさっさとそっちは閉めたそう。
いやーいいな、楽しいな、これからも宜しく。