今日朝一番、金曜に関わらず、チャンスを逃したら、とお休みをいただいて上野、都美術館で開催中のフェルメール、見て来ました。開場が9:00amなんですが、上野駅に9:30amちょっと前に着いた時は駅の掲示板に入場20分待ち、との看板。やれやれ平日でもかよ、とめげずに前進、到着時には10分待ち、との看板が列最後尾に。
数多のお年寄りに加えて、修学旅行生の集団が混雑の原因の一つ。会場内でも大きいカバンを振り回され、結構迷惑しました。無料で使えるロッカーの案内を学校側も、美術館側もすべきです。
さて、絵そのものは…素晴らしかったです。現存30数点中7点が東京へ集結。中でも「小路」と「手紙を書く婦人と召使い」が特に印象に残りました。光の使い方、絵の具の輝き、さすがです。初期の宗教画はちょっとタッチが違いますが、これはこれで、やっぱり素晴らしい。
残りの作家では、後半出口に近い方が見ごたえありました。「使者」というフェルコリエの作品、女性のスカートの襞は超絶技法です。デルフト、ですか、興味が出て来ました。
最後に言及したくないけど、の何時もの光景。観客の分布は説明書きに3、絵の前に2の比率。フェルメールの作品は詳細解説が横にあったのですが、こっちの方が黒山で、おかげで絵そのものはゆっくり見れたりしました。一番混雑はお土産物売り場。なんか、間違っています。