シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

メガ盛りに見る美 麺編: Vol53

2014-08-31 | B級?グルメ

さて、今回の麺編は見方によっては”そこに山”なのですが、中華料理屋さんには見えない小洒落たファサードに、キビキビとしたスタッフ。

学生街にありがちな大盛りの店ではないので、そこのところで麺編での紹介から開始

でも早晩、夜に伺うことになろうかと…


1. 「中国菜 膳楽房」さん (神楽坂/飯田橋)


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以前から「出挙」さんという方のブログで拝見、一度お邪魔してみたいと思っていたこちら。

実際には”夜”が希望だったのですが、初回訪問はランチとなりました。

ということで、偶々飯田橋方面に出掛けたこの日、幡ヶ谷「龍口酒家」のことも意識してお願いしたのは「里麺(りーめん)」、800円也。麺大盛り無料ということで、遠慮なくそうさせて頂きました


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クロレラを練り込んだ、というその麺は腰もあって、香りそのものは感じないのですが、美味しく

ハムその他と和えられた味付けも上品な塩味。

スープも絶妙で素晴らしいランチとなりました


2. 「一由そば」さん (駒込)


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駒込駅近く、本郷通りからちょっと入ったところにあるこちら。

こんな場所に!ではあったのですが、お店の名前には何やら記憶があります…

改めて「食べログ」を見ると、閉店(2014.07.22時点)とありますが、何故だろう…


日暮里に本店、との記載がありましたので、それが記憶の片隅に残っていたのでしょう

一瞬カレー蕎麦とも思ったのですが、カウンターから他のお客さんに出されるそれを見て…


「掛けそば200円に、ジャンボげそ揚げだったかな、140円」をお願いしての計340円を注文。

先払いなんですね^^


Dsc04061黒々とした、如何にも江戸前のお汁

どう考えても関西人にはNGでしょうが、下町生まれのtokyoboyにとってはある意味デフォ。

で、実際そんなに塩っ辛くはない訳で…

げそもゴロゴロ天ぷらに入っていました

まあ、どう考えても上品な食い物とは思いませんが、時折懐かしくなる、そんな1品でありました


3. 「そば処 福島屋」さん (駒場)


Dsc_0621淡島通り沿いのこちらは予てよりの宿題店。

居酒屋使いの方も注目なんですが、先ずはお昼が先となりました

それにしても、お店の一面に並べられたキープの焼酎ボトルが凄い数っす

壁に掛けられた小さな黒板に示される”今日出来ますもの”のおつまみの数々、ご主人の奇抜な金髪の髪型、いずれも夜の方向性がなかなか宜しいような


Dsc_0619でも、今は昼

この付近のお店との比較含めてお願いしたのは「冷したぬき蕎麦」、850円也。

オーダーが入ってから揚げ玉作るんですねえ

そして、そのごま油と海藻その他、やや「満留賀」さんとは異なるセッティング。

こちらも美味しいですねえ

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東京都写真美術館「岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて」 ぐるっと2014Part2Vol24

2014-08-31 | ぐるっとパス2014

Dsc_0638 Dsc_0639

さて、長期休館を1か月後(今回訪問時点)にしている写美。

トワイライト・スタンプも後1回で”満期”ということで狙い澄ました訪問の今回。

添付は入館時、と帰宅時、それぞれの様子です…

随分と日の入りが早くなってきました


多くの戦争写真家がそうであるように岡村さんもベトナム戦争を取材した作品で一躍脚光、

そして南ベトナム政府から入国禁止とされ、その後カリブ海、そして北アイルランドへと活動の場を移したとか。


その企画展、訪問前には日経とか週刊ポストに紹介記事が出て、上述のように”ライブ”での岡村さんを存じ上げなかったtokyoboyとしては、恵比寿ガーデンプレースまでの猛暑の道程を歩くインセンティブをゲット


Img426Img427

到着です。

成程、説得力のある写真

多分、彼の目線が被写体に対する優しさ、を包含しているからかな…

そして、彼の作品を取り上げた媒体の展示に、その時、と彼に対する評価、それぞれを感じることが出来ます


さて、今回の企画展で休館前のこちらでのぐるっとパス対象企画展は終了

その入場料は600円が無料となって、ぐるっとパス効果は計11,290円となりました。

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Petit Garden: シモキタ界隈居酒屋シリーズ 地元編

2014-08-30 | 居酒屋/ワインバー

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こちらは2011年10月に建設中の様子をご報告しているのですが…


その後、1回2~3人の女性がテーブルでビールを呑んでいる様子を見た気がするのですが、いずれ下北沢内の旧小田急線小さい踏切脇ということで、そんなに通り過ぎるポイントでもないので半分忘れていたんですが…

闇市で1杯やって、帰宅の途中、こんな看板を見ちゃいましてね^^;


Dsc_0631 Dsc_0632

お願いしたのは「ハートランド」、グラスで500円ぽっきり

上述リポート時に書いた建設許可と同じ名前での商売

暖かい時時期のみの営業、10月くらいまで、ということなんですが、顔をポチッと蚊に刺されたのを除けば、夕刻ちょっと涼しい風も流れ、気分良かったですよ

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日本の蝶 (東京大学駒場博物館)

2014-08-30 | うんちく・小ネタ

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以前は図書館だったレトロな建物。

今は博物館として生まれ変わったこちらは、駒場キャンパス正門から入って時計台右側にあります。

これまでも、時宜足をキャンパスに踏み入れた際開催中の企画展を行っているんですが、

今回は通院途中の時間潰し、は内緒の話


Img418Img421

今回は学部長だった方のコレクション含め、

日本固有種中心に蝶の標本展示がメインだったのですが

面白かったのは、こちらのキャンパス内や、近隣の駒場公園、駒場野公園、萱刈公園などで見られる蝶の写真パネルと生態系の分析があった点で

恐らく地球温暖化の影響なのでしょう、見られる蝶の種類が相当変化しているところが浮き彫りにされていました…

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旧弾正橋(八幡橋) (深川)

2014-08-30 | まち歩き

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何度かお邪魔している富岡八幡宮…

でも、この日は木場公園の方から南西の方角に向けて足を運び、首都高、運河を越えてそろそろと富岡2丁目からアプローチ

この橋を”発見”しました


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詳細は2枚目写真をクリックで、なんですが、

なんでこの恐らく旧運河の暗渠に橋が架けられているか、というと保存のため。

”弾正橋”は京橋辺りで実用に供されていた時の名前で、八幡は富岡八幡から来ているんですね。


丁度「鬼平」第9巻目を読んでいて、そこで池波先生が兜町で丁稚をやっていた時、兜町に入る楓川(こちらも運河でしょうね、今は暗渠)に掛かる、この次の弾正橋について言及されていました。

そんなこんなで江戸街歩き、って楽しくなるんです

変わった形式の、がっちりとした橋を拝見致しました

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「憎しみとゆるし~マニラ市街戦・その後」 NHK、BS1スペシャル 21:00 8/29/2014

2014-08-29 | テレビ番組

今日の朝、ニュースの狭間の番宣で知ったこのプログラム。

最近のNHK特集では「狂気の戦場 ペリリュー」という太平洋戦争時代パラオ諸島の島の1つで行われた日米の激戦についての番組に深く感じ入ったところでしたが、今回の舞台はフィリピン

tokyoboyは自称フィリピン人であります


太平洋戦争後からサンフランシスコ講和条約にかけて、フィリピン大統領だったキリノがモンテンルパに収容されていた日本人戦犯に対する決断を扱ったものでした。

モンテンルパはマニラの東、20km位かな、ラグーナ湖に面したところ。マニラ駐在中週末ゴルフに行く度に左側に刑務所そのものは見えなかったと思いますが、その地を眺めていました


今の時点で掘り下げられるだけキリノ大統領の関係者、及びまだ存命のフィリピン人へのインタビューを通じて、キリノの家族が日本軍に殺されたこと。当時のフィリピン人たちの日本及び日本人に対する感情を浮き彫りにします。

そして、一部の戦犯に対しては死刑執行したものの、その後(キリスト教的宗教観もバックにはあるのでしょうが)その後の日比関係を考えた時”隣人であり続ける”ことを念頭に、最終的には恩赦を与えるに至った彼の苦渋に満ちたであろう判断に至るストーリー


こうした歴史を日本人は語り継がなくてはいけない!!

そして、広く憎しみは何も生まない、という教えもね…

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涼景に遊ぶ (龍子記念館)

2014-08-29 | アート・文化

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夏、涼しげやかな龍子さんの作品を収蔵品の中から選んだ本展。

実は猛暑日となったこの日、堪らず車で外出

当初の予定を済ませ、もうちょっと時間があるなあ、と馬込まで足を延ばしました。

駐車場はあるし、恐らく平日ということで空いているだろうし…


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さて、予想通り誰1人居ない館内に到着です

帰り際にご家族連れがいらっしゃいましたが、龍子さんの大作独り占めってえのはなかなかに気分が宜しい


本企画展HPに見られる作品はいずれも素晴らしかったのですが、

中でも気に入ったのが、龍子さんが裏庭で出来る野菜その他をモチーフにした、という「後圃蒐菜」という作品。

筆が早い、と一口にはそうなんですが、サッと描かれたシンプルな作品ながら、本当に味があって素晴らしいものでありました

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グレート・ビューティー/追憶のローマ

2014-08-29 | 映画

Dsc04347還暦過ぎると映画は安い…

はまだまだなのですが、もっとも50歳越えて夫婦割引、とかシニアに優しい映画業界

とはいえ、アメリカでのそれに比べると割高感が相当のチケット代に割と足が遠のいていたtokyoboy

まあ、ケチと言えばケチです、はいm(_)m


Img432Img433

それでも時折、どうしても気になる作品にて映画館のワイド画面で見たいものは行っております

今回は”ローマが一番美しく描かれている”という宣伝(日経映画欄にもそうありました)に惹かれ、

今年のアカデミー賞、最優秀外国作品賞だったことも主役を見て思い出され、

BUNKAMURAに行ってきました


(ここからネタバレも含まれますのでご注意を)











結論から言うと、個人的には”羊頭狗肉”


更にいうと、ローマのセレブたちの乱痴気騒ぎ…

当然に若い美しい女性ばかりではない訳ですから当然なのですが、結構醜悪な画面となっている

「ジュリアナ」で踊っていたお姐さんたちを今集めて、改めて扇子踊りをやってもらう、と想像して頂けると理解しやすいかな…

まあ、それも製作者の狙いなんでしょうけどね

これは後述にもなりますが、パーティーの席上サプライズでケーキから飛び出るSerena Grandiという太った女優さんは58年生まれの56歳。本当に80~90年代のイタリアにおけるセクシーシンボルだったのだとか


そして、娼婦館その他、ローマ綺麗だよね、楽しもうね、で映画館に足を運んだ老夫婦などは困ったろうシーンザクザクでしたな

最近で一番多くのバストトップを見た作品か、と思われます

主人公の初体験の相手、彼が18の時20だった彼女…

下着を付けないブラウスを開いて彼を誘っていましたが、その役の彼女御年57歳!

遺跡でオールヌードで寸劇をする女性など、そんなこんな、てんこ盛りでありました


更には、これは見る側が悪いので、知識が少ないから、ではありますが、

先ずはイタリア語を解さないので、字幕だけ見ても”もう少し何か言ったろう”と思うシーンが多い。


例えば、主人公が旧友の娼婦館主人の娘と懇ろになるシーン、

”稼いだお金はみんな治療に使っている”と一戦交えたベッドの上で語るのですが…

これが誰の、何に対する治療なのか少なくとも字幕では分からない

→ 頂いたコメントによれば恐らくAIDSがそれ、と推察できます。

この女優さん、映画では”40にもなって未だストリッパーを続けている”とお父さん嘆きますが、そのRamona役のSabrina Ferriiさんは御年50歳(2014年)。まだまだイケるプロポーションでしたが、治療対象がAIDSなのか、それはご本人なのかどうなのか、それが”寝ちゃった”主人公に与えるインパクトその他~

知りたいところではありますな

更には主人公住まいのベランダでの会話、が映画の中枢で、この部分の字幕は理解できたのですが、もっと語感その他分かると楽しかったろうな


また、イタリアにおける有名人を知らない…

例えば女優さんのFanny Ardantさんという方は実名で映画に登場しているそうで、そのお顔もWikiで見て見覚え有るのですが、

他にもレストランの隅でご飯を食べていた人(確か歌手?)、とかキリンを消しちゃうマジシャンとかきっと知っていたらそのシーンがもっと面白かったろうにな、と


でも、一番の不満?はカトリック・ネタに最後傾いて、そこで映画が終わってしまうところ…

実に世俗的、料理の話しかしないCardinal(枢機卿)やIsabella Ferrari(彼女も御年50歳)という女性が演じる104歳とかいうマリア・テレサもどきの聖女OriettaMaria、俗悪なローマン・カトリックとそれを浄化する存在、というのはこれまた典型的なイタリア映画ネタなのかも知れません。

恐らくイタリアではよく知られた存在で、その彼女のメークアップや階段を上るシーンはローカル受けするのでしょうが、主人公のマンション、ベランダで迎えた朝、渡り鳥がやってきて、そこで彼女が語る言葉諸々、最後はイタリア語の壁なのかもしれませんが理解できなかったなあ

”奇跡を”かも知れません…


で、改めて日経批評を読み返すと、必ずしも好意的なものではなかったですね…

英文の批評の中にはカンヌでこれを見終わった評論家の多くが立ち上がって画面に向かって足を上げ、靴で蹴り倒すマネをした、とありましたが、tokyoboyも出来たらそうしたかも


最後に…

Photo 主人公が上述のストリッパーの女性を連れて、知り合いの足の不自由な男性に鍵を開けてもらって入った場所

一瞬その画面に映った絵は恐らくこれ

ラファエロ、でローマ国立美術館にあるのだとか…

どこがロケ地か分かりませんが、の備忘録。


最後の最後、に…


この映画に来る人は皆美しいローマ、を見に来ているのですから、タイトルのところまでじっくり席に付いていて欲しいですな。

そう、私の前に立ちすくんで、動こうとしなかった、あなた、に言っています

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Ojaga(おじゃが) Vol61

2014-08-28 | 食・レシピ

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今年の夏は、東京に関して言えば猛暑…

その中、週末ランチで向かった先はこちら。

そんな時だったからか、今回で本ブログ紹介だけでも61回目となるOjagaさんへの訪問で恐らく最初のオーダーとなる刺身系の料理、に目が


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お願いしたのは、写真の「カツオのたたき定食」、850+税円也

実は前回も暑い最中、カレーかこれか、で悩んだのですが

嬉しいじゃないすか、夏野菜たっぷりにニンニクスライスが切れ毎に載っています

正に土佐風、たたき、喜んでパクパク頂きました

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泉屋博古館「板谷波山展」 ぐるっと2014Part2Vol23

2014-08-28 | ぐるっとパス2014

Dsc04329つい最近も出光美術館で板谷波山さんの企画展、拝見しているところですが、博古館のそれは各地巡回のものでそれとは異なる、が前回こちら訪問時に伺った説明。

その後日経の記事でも読んで、それならと六本木一丁目の駅から城山に登らず、余りの暑さに車で訪問、オークラ横の駐車場に置きます


実は週日の訪問、館内は住友Gで営業兼ねて、なんて方と思しき人やその他顔見知りが随分居るようで…

以前の博古館訪問時にも感じたことですが、企業メセナという点でOBその他をこういったグループ施設への招待券で実現するのは良いと思うのですが、それで訪問される方々は一般で来られる我々のような人間もいる、と知っておいて頂きたいものです


Img430Img431とまあ、苦言から始めましたが、そのザワザワした会場ながら展示品は立派

一回り回ってみたい大作も多く、こちらの箱ではやや狭い感は拭えなかったですね


展示の中で恩師の若かりしときの姿も拝見でき…

制帽とか全く同じなのね

結構充実した時間だったのは、内緒でも何でもありません


さて、今回の入場料は800円。これが2割、160円割引となって、ぐるっとパス効果は計10,690円となりました。

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