シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

茶の湯の心 (齋田記念館)

2013-11-30 | アート・文化

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膝の骨折からの入院騒ぎで前回の企画展をミスしたこちら。

でも、珍しくこれまで年1回位だった企画展が続くのを知り、お邪魔してみました


東京・大森の富岡氏の居宅を改造した財団法人富岡美術館で20年以上公開されていましたが、同館が2003年に惜しまれつつ閉館し、現在は早稲田大学會津八一記念博物館に収められています。富岡コレクションの中核をなす鑑賞陶磁と白隠などの近世禅書画はつとに著名ですが、本展では、氏の茶心が集約された名碗と大徳寺派の墨跡を中心に展観します。


とのこと、

「代田七人衆」の一家として大きなお屋敷内にあるこちらは、年の内企画展で開けている期間も短く土日祝日休みが通常。

でもこの日は土曜日が開場日となっており…


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さて会場です。

朝一目指して、10時10分は回っていなかったと思うのですが、この駅から遠い記念館に先行する2人のお客さん…

その後もワンフロア、20畳あるか無しやの展示場に訪問客が続きます


でもねえ、tokyoboyは皆さんと少し目線が違っていたかな

先行する方々は茶器をかがんで横からとか詳細にチェック、

当方は白隠さんとその弟子の禅画や大徳寺派(って、臨済宗ですから白隠さんも含まれますが)の一行掛軸、珠光さんの達磨など高いところに掛かっているものに注視^^;

楽しかったです、また今度。

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目黒大鳥神社: 2013三の酉

2013-11-30 | 祭り/イベント

Dsc_0094Dsc_00952013、二の酉の日は夜になるまで天気が悪く、夜は多忙にて”取材”適わず…

秋晴れのこの日、先ずは熊手のお守りを換えにオフィスに程近い大鳥神社へ。


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例年通り、小体な境内に所狭しと熊手売りが並び…


Dsc_0098_2 本殿前も参拝者の列が

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目黒区美術館「土屋幸夫展」 ぐるっと2013Part3Vol27

2013-11-29 | ぐるっとパス2013

Dsc_0042土屋さんという方のお名前は存じ上げないのですが、目黒区美術館のHPによると;


目黒区美術館では企画展としてデザインと美術の関わりをめぐる展覧会(ペリアン展、秋岡芳夫展、もうひとつの川村清雄展等々)の開催を重ねてきました。本展もまた、こうした展覧会とゆるやかに連続して、「美術とデザイン」に大きな足跡を残した土屋幸夫をとりあげます


とのこと。

ここで言及されている各企画展、面白かったですから、これは見逃す手は無い、と権之助坂を下りました…


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さて、秋の様相を呈して来た目黒川沿い、週日ランチタイムにお邪魔したからかたった1人の観客となり

画家としての足跡、i.e. もいきなりシュルレアリズムから構造主義、そして原点復帰、というそれをユニークやなぁ、と思いつつ眺め、

その後土屋さんのデザイン作品に展示が移るのですが、その間の”ブリッジ”になるような何か、が展示から知ることが全く出来ませんでした

少なくとも土屋さんの手になるデザイン作品を”知って”いればそこから帰納的に絵画その他を見ることも出来たのでしょうが、結果10分かそこらで会場を後にしました

さて、今回の入場料は500円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計10,640円となりました。

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シモキタ駅前再開発 11/2013 Vol2: 旧駅舎跡、工事進む

2013-11-29 | シモキタ再開発

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秋晴れのこの日。

旧下北沢駅北口付近の工事現場が上からとか隙間から見えたので、熱烈接写??を試みました…


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まあ、工事風景はここのところそんなに変わっている訳ではありません。

翌日曜夕刻には趣旨が良く分からない取材・編集だったのですが、夕方のTVニュースに同じ風景が出て来て、旧小田急線敷地内に緑地がかなり出来る…

まあ、何と比較して、とか不明だったのですが、喜ばしいこととして扱われておりました。

まあ、本当に良くなればいいですけどねえ

正直、広い道路とかシモキタには要らない。

駅前広場へのアクセス道路は舗装せず緑地化して、緊急車両のみ入れるルールにしたらどうですかね


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最後に8月に骨折してから登っていなかった北口から西口に上がる階段上のところから…

西側に何やら出来ています。

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秀恵: 歌舞伎町の隠れ家上海料理 お気に入りの店、アーカイブ 

2013-11-29 | お気に入りの店 アーカイブ

歌舞伎町エリアの中でも物理的?に結構ディープなロケーションにあるこちら。

前回訪問時の記事で、”アーカイブ入りかも”としていたのに改めて気が付きまして…

理由としては、まあ身体が動くうちは11月の声を聴くと訪問したくなるだろう、と思ったから

ということで、2回目のシーズン、訪問リポートのタイミングでまとめさせて頂きます

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(2012.11 訪問)

 

Dsc_0034 新宿、上海蟹、で検索して知ったお店。

昨シーズンは「上海小吃」さんでしたが、こちらは更に職安通りの方に入ったところ。

どんなお店かと思ったのですが、ファサード結構綺麗です

それにしても何で複数のバッティングセンターがこの周辺にあるのでしょうか?

 

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で、上海蟹尽くしとも言えるコースをお願いしたのですが、その一部は御覧の通り。

 

 

 

 

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店員さん達の気配りも、料理も、上海蟹の大きさも素晴らしかったですね

いやー、季節を満喫出来ました

場所柄、訪問は厳しい?ものがありますが、知っておいて損はないお店だと思いました。

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(2913.04 再訪)

 

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前述の時から、次の訪問は2枚目写真の上海風皮付き豚の紅煮をお願いしようと思っておりました

上海、現地によくある鶏玉子でなく、うずらの卵が煮込まれたそれは、いやー、美味しかったっす

前菜の一つ、砂肝も素晴らしい

このお店、直にアーカイブ入りかも…

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(2013.11 訪問)

 

Dsc_0034_2Dsc_00332シーズン目に入ったこちらでの上海蟹

昨年は”偵察”ということもあり一番お安いコースでお願いしましたが、今回はランクを1つ上げて、の紹介です

改めて、老酒漬けのそれは雄なんだなあ、と”再発見”

 

 

 

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そして、この蟹みそ入り小龍包が初めてなんですが、それ程みそは感じられなかったですね^^;

海老と豆腐はそれぞれ感涙ものなのは前年同様

 

 

 

Dsc_0037 Dsc_0038 そして、メイン・イベントの蒸した蟹

雄、雌、半々で頂きました

去年より心なしか小さい気はしましたが、美味しゅうございます

 

 

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最後に…

〆の炒飯と茶碗蒸し、とメニューにはありましたが、ちょいとスープ風で素晴らしい組み合わせでしたよ、ご馳走様

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(2014.11 再訪)

 

今年もやって来ました上海蟹シーズン!

 

ということで、こちらへの訪問は外せないところ

今年のサプライズは当方も、ですが、大人数での宴会が店内に溢れていたこと!

大量上海蟹殺戮の夜、30匹以上の蒸し上がりが載ったジュラルミン盆が行き来し^^;




変わらずの美味しさ、だったのですが、昨年も言及していますけどこの茶わん蒸し、秀逸です。

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(2015.11  再訪)

 


1年に1回^^;

でもこうやってアーカイブ維持していくと、微妙にコースメニューが変わっていることに気が付きます。

昨年絶賛の”茶わん蒸し”、今年は見当たりませんでした…

 

 

この日、入店したらそこは上海!

ご高齢の中国人観光客でメインフロアは溢れており、

居ながらにして上海にワープした気になったのは内緒の話。

その影響を比較的受けないエリアに案内頂き、

全部の料理ではありませんが、後は写真にてご覧いただければ、と

 

 
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凪の片(ひろ)

2013-11-28 | 写真

Dsc_0051Dsc_0048会期終了前になって、週刊ポスト、日経夕刊で「異界を写す」と紹介の在った写真家、須田一政さんの企画展。

まあ、パンフレットとかの写真は相当インパクトがあったので、押っ取り刀(でも2週連続)で恵比寿ガーデンプレースの写真美術館にお邪魔しました…

あ、冒頭写真は既に始まった彼の地のクリスマスディスプレーでありんす


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何時もの様に?職場帰りで立ち寄ったこちら。

会場に入ると、かなりの作品数…

年齢的には須田さん、15歳ちょっと年上の方なので、その辺類推しながら時代背景など考えつつ拝見しました。

まあ、個人的好みもあるでしょうし、結構思い込みで対象にアプローチされていますから、分からない、と思われる方も多いかと^^;

あ、ここにも1人そんな人間が居るのは内緒の話

中では、東京ものにやはり興味を持ちました。

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(おまけ)


Photo

こんな連載コミック、写真美術館に置いてあるの、ご存知でした??

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Xmas 2013 Vol1: 恵比寿ガーデンプレース

2013-11-28 | 恵比寿ガーデンプレイス

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Dsc_0050_2さて、例年恒例の企画が開始されるシーズンとなりました…

そして毎年冒頭を飾るのがこちら、恵比寿ガーデンプレース

 

Dsc_0043 何せ11月に入るやいなや、バカラのシャンデリアがぶら下がりますからねえ

この日は丁度、デコレーション開始してから20日位経った時点。

前週もこれを横目で通り抜けたのは内緒の話、何せ雨が降り始めたので…

まだまだこの景色狙いの人たちは少ない状況

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それでも週日夕刻、という割にはこんな感じですから、安定したスポットと言えるでしょう…

それにしても、毎年同じ感が出て来ましたね

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(おまけ)

 

Dsc02353 昼間の様子

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東京国立博物館「京都-洛中洛外図と障壁画の美+上海美術館中国絵画の至宝」 ぐるっと2013Part3Vol26

2013-11-28 | ぐるっとパス2013

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最近、修復を終えたばかりの絢爛豪華な障壁画で再現する二条城の空間は圧巻

とはトーハクHPの語るところ…


3年位かな、前に猛暑の最中二条城に行ってきたんですが、その暑さ故かピンと来なかったので、今回はじっくり拝見したい、と言う希望と、


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それに、少し前、日本TVが岩佐又兵衛の作なんですが「舟木本」紹介の映像(添付のパンフ)を同じくトーハクで放映していたことがあり、余りの行列に断念していたのでその意趣返し?、で訪問を決めました

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さて今回の目玉、国宝の「上杉本」は:


米沢藩主上杉家に伝わったもので、洛中洛外図の中でも最高傑作とされます。将軍足利義輝が日本を代表する絵師のひとり狩野永徳に描かせたもので、永禄8年(1565)に完成し、義輝没後に織田信長が入手して、上杉謙信へ贈ったと考えられています。


なんて、訪問前からゾクゾクしていたんですが、

館内はド混み

予想通りではありましたが、まあスキャンに徹するしかない

更に伺った後期では上杉本はコピーだけの展示でした…^^;


でもねえ、冒頭4Kで紹介され、その後実物にも出会える「舟木本」は素晴らしかったです。

そして、改装中だから出来る二条城の襖絵展示は、現地では見られないものでありますな

ヨーロッパですとフレスコ画の壁画ですから絶対に持ち運べませんが、そこは紙と木の国日本

襖はどこでも運べますが、一方であの龍安寺のそれらは随分と海を渡ってしまったことに驚かされる企画展でしたね

それにしても、混んでいました


Dsc02323 と、平成館を出て向かったのは東洋館で開催されていた「上海美術館中国絵画の至宝」展。

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こちらも通常とは異なり写真撮影NGでしたのでそれは無し、ですが、

元から明に掛けての、如何にもの山水画…

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Photo_2 中で気になったのは「山陰道上図巻」、呉彬筆 明時代・1608年の作品。

コンパクトに、しかもかなりのデフォルメで描かれたそれは”異端”なのでしょうが、面白かったです。

さて、何時もの様にトーハクでのぐるっとパスは100円引きということで、ぐるっとパス効果は計10,140円となりました。

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寛永寺 & 上野の山 2013秋

2013-11-27 | ツツジ/サツキ/鷺草/その他季節の花

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ぐるっとパス片手に上野の山を歩き…

トーハクの方に抜けようとお邪魔した寛永寺境内は、秋の深まりが


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江戸時代なら我々庶民では足を踏み入れることも適わなかったでしょうが、今はひっそりとした空気を楽しむことが出来ます^^


さて、そんな東京都内の紅葉口切り紹介のおまけに^^


Dsc02319 国立博物館前の”秋”です…

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書道博物館「 清時代の書― 碑学派 ― 鄧石如生誕270年記念」 ぐるっと2013Part3Vol25

2013-11-27 | ぐるっとパス2013

Dsc02312 トーハクのHPを借りると、


清時代には考証学の盛行を背景に、書においても金石(きんせき)資料が注目され、従来の王羲之(おうぎし)を中心とする法帖(ほうじょう)に代わって、青銅器の銘文や石碑の書などが尊ばれるようになりました。金石に書の拠りどころを求めた人たちを「碑学派(ひがくは)」と称し、これまで法帖を学んでいた「帖学派(じょうがくは)」と区別しています。


が碑学派の説明となります


東京国立博物館では、碑学派の前期に重きを置き、主として勃興期に焦点をあてます。書道博物館では碑学派の後期を中心に、楊守敬(ようしゅけい)・康有為(こうゆうい)と中村不折(なかむらふせつ)とのつながりや、日本における受容なども紹介、朝倉彫塑館でも一部に日中の文化交流を彩る清時代の書画を展示します。


だそうで、ふむ、改装なった朝倉彫塑館含め行かなくてはなりませんなあ…


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で、根岸の里ですわ

この日は日暮里駅に降り立ち、先ずリニューアルなった朝倉彫塑館をチェック、

呉昌碩さんの書画と、彫塑館そのものの展示を眺めてからの到着となりました。

ふむ、個人的には教科書でお馴染み、「変法自強運動」指導者の康有為さんの書に興味があったのですが、展示を見ると、今回の目玉、鄧石如さんと楊守敬さんの美しい隷字体に魅かれます

素晴らしいですねえ…

と楽しませて頂いたこちらの入場料は500円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計10,040円となり、大台越えしました。

正に通常と同じぐるっとパス効果平均400円ペースであります…

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