シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展

2011-07-05 | アート・文化

P7020053 サントリー美術館はぐるっとパス対象施設から外れて久しいですが、時折は訪問したくなります…

でね、今回は同館開館50周年記念、第二弾。


サントリー美術館は1961年に東京・丸の内に開館いたしました。1975年には赤坂見附に移転、そして2007年3月30日、六本木に誕生した東京ミッドタウンで新たなスタートを切りました。


とか。

III、IVのいずれかが無料となるチケットを頂きました


01 02

さて、その館内。

キュレーターの方々が力を入れて各地から展示作品を集められたこと、よく分かりました。

でもねえ、余り2つのシンボルに視線を集中させた展示・説明となっていたため、作品の持つ力もあるのですが、中途半端な感じになってしまったのは否めないかな…

中国のものなど保存状態も今一つでしたからね


その中で:


Photo 「旭日鳳凰図」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)、伊藤若冲さんの作品。これが白眉でした!

1700年代後半、京都の画家。府中市美術館得意?の「奇想の画家」ということになりますが、本当に精緻な筆致が素晴らしいですよねえ

羽の部分なんか絶品です

特にこの作品は:


色彩の秘密は、若冲が得意とした必殺技法「裏彩色」。半透明の絹地の特性を生かし、表面だけでなく裏面にも彩色をほどこすというものです。たとえば表に白、裏に黄土の色を付けることで、重なった2色は黄金色に変化するわけです。


だそうです。


それと、金閣寺、火災前から唯一残る「鳳凰」。恐らく本堂の上に鎮座していたそれをこの目で見れたのは良かったかな。

笑っちゃったのは平等院の鳳凰! 正直展示されていてびっくりしたんですが…

模造でした^^;

当たり前ですけどね。

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嚆矢 (駒場): シモキタの〆炭Vol10

2011-07-05 | B級?グルメ

Dvc00004 店名は「こうし」と読み、鏑(かぶら)矢のことだとか。

このお店を知ったのは数年前、駐在中か出張中か、いずれアメリカで「DANCHU」に掲載されたこちらを見て、へえ、近所にこんなお店があったんだ、と知りました。

爾来、何回、こちらのクリア・スープにお目に掛かる機会を逃したことでしょう…


家族はラーメン店に行くのを嫌うので週末ランチの可能性0。

よく本ブログで言及するお出掛けついでの”おやつ”タイムに使うには家に近過ぎるし、また午後2時前まで開いていることにはなっていてもスープ切れで早仕舞い、なんてのも良くあるパターン


この日は、シノギの送別会がササっと8時過ぎに終わり、かつショボイ会席だったので完全に胃袋に余裕あり、という極めて稀な状況を活かすべく?9時前に駒場東大前駅に降り立ちました。


カウンターのみの店内は八分の入り。ラーメンを食べている人は居ません…

こちらのご主人、雑誌などで見た通り、太り過ぎでちょっと見怖いですが、キチッと仕事をしているのはカウンター越しによく分かります。


Dvc00005

さて、お願いしたのはビール(ハートランド)と「しなそば」。

何だかんだ言っても、一応コースとお酒行ってますんで、周りの人同様ゆっくりつまみから日本酒コースは避けました。

いずれ、ご主人1人で丁寧、順々にオーダーをこなしていきますので、ビール(か何かお酒)は必要だったな。


さあ、やっと自分の番が回ってきました


細めの麺はクリスピーでクリアなスープは”綺麗”という表現に尽きますな

そして何より、この脂肪大嫌いのtokyoboyに殆ど人生で初めてチャーシューの脂身を旨いと思わせたトッピング。

美味しいです


でもねえ、ラーメン待ちの間に、周りでダラダラ飲み続ける他のお客さん達に”参考まで、ですが、〆にラーメン食べますか?”と質問開始。

そして、ポツポツ引きも切らずに入ってくるお客に”ラーメン出来ないけどイイすか?”と確認開始。

この時点で9時半前…

閉店も売れ行き次第で食べログにある時間前に行われる可能性が高い訳で、相変わらず”近くて遠い”存在であり続けるのだろうな

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