写真は本郷JFA本部に掲げられた澤選手揮毫の額です
確かにひらがな、って難しいですよね、特に横書きは…
昨日朝、ワールドカップで見事優勝したなでしこジャパン・チームの凱旋帰国の際、TV局からのインタビューに答えて、
「ワールドカップでの熱戦を見て、感動させてもらってありがとう、と一言言いたかったから早朝から成田に来ました」
と述べた中年女性がいました。
まあ、感動でも元気でもよいのですが、このセリフに違和感感じませんか?
なんて下書きしつつネットをつらつら眺めると同じ趣旨で言及している方がいらっしゃいますので、それ程ズレた意見ではないんだなあ、と安心しつつ、違和感の理由を考えてみます。
確かに今回のなでしこの場合、試合前から「被災者の皆様に元気を与えたい」的なメッセージを(恐らくマスコミの誘導に応えて?)チームとして発信していたからやむを得ないかも知れません。
でもねえ、それでも「感動」した自分、という目線、主語から「ありがとう」と述べているのは事実であって、信じられない善戦をしたなでしこに対する称賛の言葉になっていない、と思うのですよ。
感動したのはあくまで一人称で留め(あ、私も澤さんが同点ゴールを挙げた時とか、正直感動しましたよ。)、Congratulations/素晴らしかった、と相手に対して純粋に称賛の意を伝えるべきではないですかね
私が澤さんだったら(まあ、彼女はずっと大人ですからそんなことは言わないでしょうが)、こんな言葉を掛けられたら、(コンビニ店員/ファストフード店員風口調で)”こちらでよろしかったでしょうか?”と切り返してニヤっと冷笑を与えるでしょうけどね…