企画展最終日に訪問、はぐるっとパス2010Part3の基本戦略?でした
ということで、暖かいけど日が出ていない中を両国まで足を運びました。
ここの博物館、今までの企画展におけるキュレーターさんのプロデュース能力疑っていたんですが、今回もネタは良いんですが散漫な展示となってしまったかも。
切り口が隅田川を人々がどう楽しんできたか、というものだった、と理解しましたが、案外面白いんじゃない、と考えたのが時代順の展示。
17世紀に江戸が徳川幕府の首都として成立して以来しばらくは建設優先だったのでしょうが、今回の展示では18世紀中頃から、隅田川で楽しむ江戸の人達が絵画のテーマとして現れるようになったのが分かります。
で、当然に画家も違います(18世紀の鳥文斎さんメイン、19世紀は幕末の浮世絵;広重がメインだったかな)し、その作風で時代を浮かび上がらせて、そこから各作品を理解させる、という手もあったかと。
なんて、偉そうに語りましたが、全般的には大変楽しめました。丁度NHK「ブラタモリ」の再放送スペシャルで見た上野寛永寺の当時を紹介する絵とか同じものがありましたしね^^
というこちら、1,100円の入場料が220円割引となり、ぐるっとパス効果は計1,120円となりました。