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シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

道玄坂地蔵

2010-11-18 | 近所のランドマーク

Pb030026 ロケーションがとても微妙な場所にいらっしゃるお地蔵様です。

渋谷マークシティから道玄坂を渡り、神泉のメインの商店街からでなくライブ・スポットが集まる通りから神泉駅乃至は周辺にある拘りの名店(ひで、千羽、さくら…)に抜ける細い道沿い、ラブホテル群の真ん中、という言い方になるのかな。

地番的には円山町です。

で、由来とかをもう少しネットで調べようとググったら、大変なニュースにぶち当たりました:


「東電OL殺人事件」…


Pb030027 Pb030028

この事件、個人的には海外赴任中だった1997年3月ということでピンとは来ないのですが、でもその後小説になったり、ということで事件当時の日本国内での扱われ方は知りませんが、どんなことだったかは一応分かっています。

で、このお地蔵様の前で犠牲者は殆ど毎晩客引きをしていた…


人生の裏表、東電エリート女性管理職と娼婦、様々なことをお地蔵様は見て来られたのですね。

道玄坂地蔵は宝永3(1706)年、道玄坂上に建立された。円山町あたりは江戸時代火葬場があったため谷と呼ばれ、近くには地蔵橋という橋もあった。

と佐野眞一さんの小説では紹介されているそうです。


その殺人現場は彼女が客を連れ込んでいたアパートの一室。実は今訪問を考えている居酒屋さんの真上、101号室ということも知ってしまいました。

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阪本トクロウ展

2010-11-18 | アート・文化

Img006 渋谷西武で11月16日から始まった阪本トクロウさんの個展。その初日にお邪魔しました。

森美術館かオペラシティ・アートギャラリーかで彼の作品を知ってから、数多くの作品を見られる機会を探していました。


白麻紙にアクリル・ガッシュという不透明な水彩絵の具を使って描かれた、不思議な透明感のある作品に魅かれた訳です。

で、今回はロケーションが渋谷という願っても無いチャンス、興味を持ったモチーフ「sky」シリーズ始め20点弱展示されていたかな。


拝見して最初の感想は作品毎に値段が付いている…


アートギャラリーだから当たり前なのですが、号数だけでは決められていないその値付けに対して正直その根拠が分からない、という印象を持ちました。

20~70万円台のそれがどう決められたのか。まあ、でも添付にある「呼吸」とか見たかった「sky」は最高価格で何となく納得しましたけどね。


ということで、何やら純粋には楽しめなかったのですが、要は私が”画廊”の客ではないからかな^^;

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