シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

下町の居酒屋 - 備忘録編 Vol15

2010-11-17 | 居酒屋/ワインバー

ちょいと久方振りな感じとなりましたが、本ブログの主要ネタの一つ下町居酒屋のご紹介。

今回はホテル内の”不思議な”レストランでの素敵な飲み放題企画や、日本酒の有名店、谷根千に隠れ無き老舗、などが登場です


42. 「レストラン風月」さん (浅草馬道)


06 03 本ブログにコメント下さっている”ティコティコ”さんのブログでこちらを拝見、”本当なのか?”という確認をしてきました… 期待以上に”本当”でした。

だって、このお値段ですよ で、ビールもこんなのやらお膝元ということでアサヒのドライと黒生でhalf & half とか勝手に作れるし、ブランド物の焼酎も並んで”お好きなように”です

こちらは「ブルーウェーブ イン 浅草」というホテルの1階にあります。こんなホテル・チェーンがあることすら知らなかったのですが、場所柄か宿泊客には外人さんが多そうでした。

0105 04 02 で、怒涛のように写真を並べてしまいましたが、これらがおつまみの数々。

当然に手の込んだものとかありませんが、遊び心満載、結構ツボを押さえています。

この他に生野菜(スティック状に切ってくれます)、おでん、カレーとかがありました。

まあ、ここだけで、というお店ではありませんが、この企画是非とも続けて頂きたいものです


43. 「ぬる燗」さん (観音裏)


Photo

この景色、様々なブログで何度拝見したことでしょう…

観音裏、言問通りを歩いていてこれまで見付けられなかったのですが、”ならばこの辺を入るんじゃねえ?”とちょいと曲がってみたら直ぐに”発見”しました

中は意外と明るくて、ご主人夫婦(と勝手に思ったんですが)もお若いんですね。何年越しかでついにカウンター到着です。


Photo_2 この日は42番でビールやらラムネ・ハイやらで散々お茶目をやらかしてからの訪問となり、もうそんなに食べられない、呑めないという状況でした。でもねえ、席に着いてメニューを拝見すると”これはもう堪んないよ”であります。

お腹と相談、お願いしたのは「大七」の純米にカツオ刺し。奥は生シラスのぬたですわ

この様子だけで、もう言葉は要らないでしょう^^

今度は口切からじっくりお邪魔しよう


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(2012.04 再訪) 


P4210081 Dsc_0006

ファサードの写真は昼バージョン、って言うか閉店時の姿。

この日は初手からで色々楽しみました。

酒はお任せで選んでいただいた”XX一”、辛口純米だったんですが失念しました…

→後日、他のブログを見て判明、宮城の”乾坤一”です

美味しかったなあ!


44. 「はん亭」さん (根津)


またやっちゃった、掟破りの下町居酒屋シリーズ。

でも何処かでは紹介差し上げたい、ご存知串揚げの名店であります。二度漬けは最初から出来ません…^^;

薀蓄としては木造3階建てとか蔵の座敷とかありますが、まあそれは巷に溢れる情報に任せましょう。

値段的には居酒屋レンジではない訳ですが、お客さんに対する気配り、対応は如何にも敷居の低い良い感じ。

Photo_2 Photo_3

Photo_4 この記事の切っ掛けは大学の同窓会で大騒ぎをしたから、ですが、幹事としての面目は充分に立つ参加者からの好評振り。

高校の同窓会では大声で校歌斉唱とか迷惑掛けっ放しですが、地元のガキはしょうがねえなあ、と暖かく受け止め頂いて、今後とも宜しくお願いします^^

p.s. この日担当頂いたお店の男性陣も好感度高しでしたが、紅一点の方、素敵でしたねえ

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染井村今昔

2010-11-17 | うんちく・小ネタ

Photo_10 Photo_11

さて、今回の”蘊蓄”はtokyoboyの実家がある染井村付近の江戸時代後期における様子のご紹介。

とは、言っても最初の絵地図を見る限り現在のそれとかなりオーバーラップしているのが良く分かります。

参考には2枚目の地図を。でも幾つかのランドマークから今の地図は完全に想像できますね

Pb070034 Pb070035

さて、地図東西に延びる大きな道は中山道。赤で囲まれた真性寺さんは今でも巣鴨駅から中山道の反対側、巣鴨地蔵通り(おばあちゃんの原宿)入口にある名刹です。

Pb070036 Pb070037

Pb070038 写真が今でも信仰の対象となっている様子ですが、こちらの地蔵菩薩大像は江戸六地蔵の一つに数えられるとか。

ちなみに巣鴨のお地蔵さん=とげ抜き地蔵さんは高岩寺にいらっしゃいます^^

次に地図北側で最初は真っ直ぐ、途中から蛇行するのが今の本郷通りそのものですね。

「松平時之助」さんの屋敷が今の六義園+で、tokyoboyの子供の頃はその”+”の場所、すなわち山手線の線路東側が松平さんの屋敷で、そこに所属していたボーイスカウトの基地が置かれていました。

隣の藤堂さんのお屋敷は明治になって岩崎家が買ったと思います。今では多くがマンションになっていますが、欝蒼とした森のイメージは残していますね。

その隣が東京卸売市場豊島市場で野菜を商っているところ。ここから出ている川が谷田川で、不忍池までつながります。

この谷田川と本郷通りの交差点が今の”霜降橋”。本当に橋があったんですよ、昔はね^^

この本郷通りが左に曲がるところは実際には上り坂です。上がり切ったところは後に古河家が買って、今では”旧古川庭園”となり、薔薇の名所ですよね。

さて、「染井村」の中核を紹介しましょう。

藤堂さんの北側を行く道は駒込駅から染井墓地まで今でも真っ直ぐ伸びています。その途中、真ん中辺北側にあるのが西福寺さん。ここに”ソメイヨシノ”を作った伊藤伊兵衛政武さんのお墓もあります。

ここが正にソメイヨシノのルーツなんですね^^

西福寺さんの隣にある駒込小学校卒業生の一人なんですが、在学中は校庭にあるソメイヨシノの古木が原木と教えられていました。この付近の春の様子についてはこちらの記事をご覧下さい。

本郷通りに話を戻すと、西が原の高台に上ったところに今も内田康夫さんの浅見光彦シリーズに良く登場する平塚神社から飛鳥山まで様子が良く分かる場所が続きます。

意外だったのが地図の西側、石神井川を渡ったところの大きなお寺と後背地の様子。今の地図にプロッティングされても分らない...tokyoboyにとってこの付近が意外と”空白の地”って言うか、こんなところを石神井川が流れていたのか、ということを理解しました。

週末実家に行った時、ちょこっと寄り道しよう ぐるっとパス対象施設の北区飛鳥山博物館でこの辺りの情報調べても面白いでしょうね^^

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