2016年末 2016年12月30日 | イラスト 年末に、プリンタを購入した上原家。 ・・・スキャンの仕方がわからない!! モノクロスキャンしようとすると、PDFになり JPEGにしようとすると、カラースキャンしか出来ず! いったいどうなっているのか それはさておき 今年も当ブログにお越しいただきまして ありがとうございました(^^) 来年もよろしくお願いいたします。 (水辺がラストスパートです!) TOBA by ばしょ&ともえ
未来図!! 2016年12月27日 | イラスト 年末のイラスト企画について 色々と案が出たのですが ともえち提案の 今まで描いたイラストの数年後!! というのが素敵すぎて 描いてみたの図。 でも、大体、 これ今が青年期だから未来図というと中年期!!? と、なってしまったため、 少年期のイラストを探った結果。 これ、が こう!! そして、これ、は こう!! まだまだ、この時代というのは 書いていない(のもある)ので こんな未来になるのか、できるのか、なっちゃうのか イラスト描きながらドキドキ。でした。 byばしょ
新キャラズ 2016年12月23日 | イラスト 「水辺ノ夢」はお休みしまして、年末イラスト企画ー!! 「水辺ノ夢」を軸に ばしょちは、それより前の時間軸の作品を ともえは、それより先の時間軸の作品を 別館で書いていることが多いのですが ともえも、前時間軸の作品キャラを作ってみました~(^^) いわゆる東一族と西一族が争っていたころのキャラクタです。 今後、訂正される可能性大ですが 今のところの設定を!! トモキ(仮)(案) 東一族 瞬間視と云う力を持っていたため、戦中に重宝された。 戦死ではなく魔力切れにより、命を落とした。 トモコ(案) 東一族 トモキの恋人なのか、姉妹なのか謎。 当時の宗主に歯向かったひとり。 波子(案) 東一族 戦中の大医師。魔力を使い果たしていくトモキを不憫に思う。 他にも、このころのキャラとして 春院・秋院・祝子・・・などなど。 早く書き上げて、別館に掲載していければと思います♪
「水辺ノ夢」169 2016年12月20日 | 物語「水辺ノ夢」 「……気のせいかしら?」 真都葉は木のおもちゃに夢中になっている。 「準備手伝おうか?」 「大丈夫、それより真都葉を見ていて」 杏子は台所に向かう。 圭はお茶を飲みながら、 椅子に座る。 「………」 が、考え直して そのまま真都葉の近くに腰を下ろす。 真都葉が触らないように、 危ない物は杏子が片付けてくれている。 それでも 暖炉に火を灯すようになったので 更に気をつけなくてはいけない。 まだ、真都葉はその場でもぞもぞと 動くことしか出来ないがそのうちに、きっと。 「おっと」 掴みきれなかったのか、 おもちゃが投げ出される。 床を滑り、 圭の近くに転がる。 「………」 真都葉は 両手で、上半身を支え、 圭の方を見つめている。 笑う。 「ほら、こっちだよ」 圭は、おもちゃをふり 真都葉を呼ぶ。 「おいで」 真都葉は首を傾げるが 圭は動かない。 真都葉が手を前に伸ばす。 「杏子」 圭の声に、杏子が駆けつける。 「どうしたの、圭」 「真都葉、もしかして」 「もしかして」 圭は少し興奮している。 「ハイハイするかも!!」 「……え!!」 杏子も驚いて真都葉を見る。 「そうなの? 真都葉」 「だと思うけど。 そんな時期かな? 早い?」 「どうなのかしら? 早い子ならば、もしかして」 二人にとって、真都葉は最初の子。 それに、子どもを持った知り合いも居ない。 普通はどうなのか、 何も分からない。 「ほら、おいで真都葉」 杏子が、圭が 真都葉を呼ぶ。 真都葉は二人に手を伸ばす。 腰を捻るように足を動かす。 「真都葉」 「真都葉!!」 ずっ、っず。 後ろに下がっていく。 「………」 「……ま」 「………えぇええ」 こちらにやってくると思っていた二人は 慌てて駆け寄る。 「え?え?え?」 圭がどうなっているの、と 杏子を見る。 「手と足の動きが 上手くあっていないだけ なのだと思うけど」 ねぇ、 困った様に言う杏子に 圭は思わず吹き出す。 つられて杏子も笑い出す。 「真都葉 上手に下がれたな」 「お父さんが意地悪ね。 次は上手に進めるわよ」 はい、と 杏子が真都葉を圭に預ける。 「もうすぐ夕飯ができあがるから。 今日は真都葉がハイハイをはじめた お祝いをしなきゃね」 NEXT
「水辺ノ夢」168 2016年12月16日 | 物語「水辺ノ夢」 杏子は外を見る。 いつの間にか、また、季節が変わろうとしている。 「ほら、寒くなると、鳥たちもいなくなってしまうわ」 杏子はマツバを抱き、外を見せる。 真都葉は外を見つめる。 「淋しくなるわね」 圭はその様子を見る。 杏子は窓を閉める。 「寒くなってきたわ」 圭は、暖炉の手入れをする。 それが終わると、杏子は、薪を並べる。 「さあ、真都葉、火を点けるわよ」 暖炉に、ほのかな明かりがともる。 それを見て、真都葉が笑う。 「真都葉、あったかい?」 圭の問いに、杏子が答える。 「あったかいわよね、真都葉」 杏子は立ち上がる。 「この火でスープを作りましょう」 杏子は、真都葉を敷物の上に寝かせる。 真都葉は寝返りをしたり、 圭が作った木のおもちゃを持ったりして、遊びだす。 「さあ、真都葉、待っていてね」 杏子は台所へ行く。 圭は、暖炉を手入れした道具を片付ける。 「ねえ、圭」 杏子は圭を呼ぶ。 「今日は、このお肉でいいかしら」 「ああ、うん。そうだね」 「小麦をこねて、真都葉も食べられるようにしようかと思うんだけど」 「いいと思うよ」 会話が終わると、圭は再度、道具を片付けに外に出る。 杏子は、鍋にスープを準備する。 それが終わると、暖炉に鍋を運ぶ。 真都葉を見る。 「あら?」 「杏子? どうかした?」 圭が中へ戻ってくる。 「真都葉が・・・」 「真都葉が?」 杏子は首を傾げる。 「さっき、この場所に寝かせたと思ったけれど、」 真都葉は、杏子が指をさす方向とは違う方向にいる。 「真都葉?」 杏子の言葉に、真都葉は笑う。 NEXT