TOBA-BLOG

TOBA2人のイラストと物語な毎日
現在は「続・夢幻章伝」掲載中。

夏TOBA2022 3

2022年08月30日 | イラスト
ばしょ、の新キャラ?
進●ゼミ的なあれ、その2



社会福祉主事資格取得を目指すシュウジくんと
フクシ先輩、同期のカイちゃんとの
わちゃわちゃしたり、時にはシリアスもあったりするのか?な話。



主人公 シュウジくん
 福祉施設に勤める入職3年目の介護兼事務職。
 部署長から進められ、社会福祉主事(通信)取得を目指している。
 勉強時間、いつ確保したらいいんねん。

 勉強序盤から「人の骨の数は」という問題が出て虚無の顔になっている。

 「俺は何の勉強をしているんだ????」




同期 カイちゃん
 福祉系の専門学校卒で入職してきた新人さん。
 シュウジくんとは同い年だけれど先輩後輩の間柄。
 資格はどんどん取得したい派。

 「社会福祉主事は勉強範囲が広いのよ!!」




フクシ先輩
 シュウジくん、カイちゃんが勤める施設の中堅職員。
 社会福祉士資格を持っている。

 「分からないところはちゃんと分からないって聞きなさい!!
  やらかす前に!!!!!!
  分かったら返事して!???
  え?なに、なんで目をそらすの!???
  何かしたの?したんかい!?返事して、なぁ!!!????」




夏TOBA2022 1

2022年08月16日 | イラスト
毎年夏はイラスト祭り!!
というわけで連載を少しだけ休止して
イラスト回が続きます。

(たまに描かねば描き方を忘れてしまう~)

今回のテーマは、
TOBAそれぞれの個人新キャラ、です。
少しだけキャラの紹介とかもしちゃったりしなかったり。

ではでは、ばしょ、から。

*********



行政書士資格取得をめざす、「ユキマサ」くんと「書士」のお話し。



ユキマサくん
 漢字で書けば「行政」。
 人見知りなので営業職無理だった。
 事務職への転職を夢見て、行政書士資格取得を目指している。
 最終的には社労士資格が欲しいが、
 最近行政書士のおもしろさに気がついてきた。ドキドキ。

「八士業って響き、かっけぇな」

 実家は雑貨屋を兼ねたカフェ。妹が居る。




書士
 ユキマサくんが務める会社の倉庫にあった行政書士の本に取り憑いていた幽霊。
 自称:古代中国の文官。
 行政書士業務に詳しく、ユキマサくんの勉強の手助けをしてくれる。

 なぜ、現代日本の法律に詳しいのか!?
 なぜ、服がサテンでツルツルしているのか!?

 コスプレしているだけの日本人疑惑がかかっている。

 そのあたりを突っ込んでいくと怒りはじめる。

「そういう細かいところ気にするのが良くないんだよ君ィ!!」

 行政書士も労務士も顧客開拓には
 営業が必要なんだけどな〜というのをどのタイミングで
 ユキマサくんに伝えるか考え中。



進●ゼミ的なアレです。




 

「続・夢幻章伝」126

2022年08月09日 | 物語「続・夢幻章伝」

暑い季節にはやってくると云う

雨、風、雷

人々にとって、それは脅威であるが
恵みの雨ともなる。

自然は、危険と恵の表裏一体。

ザザ

ザアアアアアアアアアアアア

アヅチのバックからウェットティッシュを取り出し
牢に向かっていたふたり。

「何よこれ!」
「雨だ! ものすごい雨!!」

南一族の村でもごくまれに降る、大雨の大雨
てか、台風。

「何かわかないけれど、へび呼ロイドの謎の力で!?」
「もはや自然を操るレベルなのか」

「ちょっとへび呼ロイド!」
「ウェットティッシュ持ってきたぞ!!」

わーっしょい!
わーっしょい!!

わーっしょい!
わーっしょい!!

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「え。何よ、これ」
「わっしょいへび呼ロイド?」

「あっ、ふたりともぉキコキコ!」

わーっしょい

ザアアアアアアアアアアアア

わーっしょい!!

ザアアアアアアアアアアアア

そしてなんかわからないけれど、胴上げされているへび呼ロイド。

「何わっしょいされてるのよ! 持ってきたわよ!」

体拭くやつ。

「あぁあありがとううううぅうキコキコ~」

わーっしょい

「説明いたしましょう」

なんか出てきたなんか偉そうなオッサン。

「おま、オッサン!」
「ええ、少年よ。もはやウェットチッシュはいりますまい」
「チッシュ・・・」

「さあ、ヨシ。説明せよ」
「お前が説明せんのかい」

「まあ見てのとおりよ」

とりあえずいるヨシが話し出す。

「このへび&風船の祈りが通じて、雨が降った」

うんなるほど。
そう云うことになっている。

「雨の降らないこの砂一族の地で、そんなん神(に決まってる)じゃない!」

わーっしょい!
わーっしょいい!!

わーっしょいいいい!!

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「これ長くなるやつ?」
「どーするんだよ、へび呼ロイド」

偉そうなオッサンが云う。

「さあさ、スタンプキャードを出しなされ」

「キャード・・・」

「これで君たちは次へと進むことが出来る」

さあ、行きなさい。
次のステーヂへと向かって。

そう、偉そうなオッサンの顔が云っている。

ダイジョブ。
このへび&風船は、わが一族でたたえまつるゆえ
安心して次のステーヂへと向かうのだ。
君たちは冒険を続けなさい。
へび&風船は任されよ。

こうして、砂一族のスタンプはゲット!

へび呼ロイドは

赤い豪華な椅子に座らされて
めっちゃ目の前に豪華な料理、果物、酒!

「ぅううまい、これぇ!」

ただね、めっちゃ雨が降っとるんよ。

「ねえ、どうする?」
「行くのか、これ?」





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「続・夢幻章伝」125

2022年08月02日 | 物語「続・夢幻章伝」

ぐるるるる。
 
ハラヘリのアヅチ&マツバ。
 
お腹が空いたけれど、
砂一族の村で出てくる料理
色々入っていて危険。
 
「前回牢に入れられたときの方が
 安全な食べ物貰ったぞ!!」
 
パンとか牛乳とか。
 
「いっそ、牢に入った方が良いんじゃないか!?」
 
脱獄ならぬ、入獄作戦。
 
「いやいやいや、
 今牢に入るともれなくへび呼ロイドと同室じゃない!!
 ーーーーそれに」
「…………それに、なんだよ」
「前回あんたが食べたって言うパンと牛乳、
 本当に安全だったのかしら?」
「いや、でもめちゃくちゃ美味かったぞ」
「ただのパンと牛乳が?」
「ああ、俺が今まで食べた中で最高に美味いし
 どことなく溢れてくる多幸感に、やみつきになる………」
 
「…………」
「…………」
「心なしかお腹痛くなってきた」
「完全に気のせいでしょ、何日前の話よ」

アヅチは懐から胃薬を取り出す。
気持ち大事!!プラシーボ!!
 
「まぁ、なんだな
 牢に入る作戦は止めておこう」
「そうね」
 
ぎゅるるるる。
 
「ご飯もだけど、飲み物も危険って
 この調子じゃあ、お宿も不安だわ」
「そもそも宿、あるのか?」
 
もしやこれは、
早めにスタンプラリークリアして
先に進んだ方が良いのでは。
 
「よし、何はともあれスタンプ探すぞ!!」
「早く片付けて次よ次!!」
 
はぁ、とため息を付きつつ
アヅチはポッケから干し梅を取り出し口に運ぶ
熱中症予防対策です。
 
「でもなぁ、飲み物要るよな。
 砂漠での水分ってサボテンとか聞くけど
 あれってどうなんだろうな?」
 
そしてリュックから
ひんやり冷感タオルを取り出し首に巻く。
 
「草っぽい味するのかな?
 となると最終手段だな…………ってなんだよマツバ
 凄い目だぞ!!」
 
マツバ凄い目でアヅチを見てる。
 
「あんた、リュックの中身
 一回全部ぶちまけなさいよ!!!」

「なんだ!!?どうした!?」

「さっきから、ちょこちょこ出てくる小物。
 中身詰めたのあんたの兄貴でしょ、
 絶対ポカリとか入ってるわよ出せコラァああ!!!!」

カッ!!!!

マツバの目の見開きと共に
轟音が辺りに鳴り響く。

ゴロゴロ、ゴロゴロ。

「雷神マツバ!!!?」
「違うわよ!!
 これは…………雷雨の前触れ??」

マツバの怒り?が雷雲を呼んだと言うのか。

「それか、へび呼ロイドの大惨事、第二弾!?」
「あ、あぁ〜」

お腹壊した時って
波が来るよね、何回か。

 
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