「んじゃあ、みんな、ひいてね。
こっちが護衛側。
こっちが兄さん姉さんへびさん達側」
どこからともなくクジを取り出すトキ。
「は〜仕方ないな。
それじゃあ、さっさとやるか」
ため息をつきつつ、
クジをひくリクイン様。
あ、参加する感じなんだ。
みんなをからかうだけからかった後、面倒くさいとか言って帰るタイプだと思ってた。
リクインそう言う所ある〜。
無。
様々な感想が心を巡る中、
「同じ番号がペアになるからな。
1番の人〜?」
「はいはい!!おいらキコ」
「あ、俺だね」
へび呼ロイド&アマキペア。
「俺は2番だぞ」
「兄さんとペアか、面白そうだな」
アヅチ&タツキペア。
と、言う事は。
「…………」
「…………」
マツバ&リクイン様ペア。
待って、2人とも凄い顔止めい。
「ちょっと、
私、1番強い人でよろしくって言ったわよね」
「それなら僕だから仕方ないけどさぁ」
え?
「あん?」
「あぁ?」
「ってか靴踏んでるんだけど」
「はん。わざとよ」
飛び交う火花。
なにか因縁がある訳では無いけれど
理由無く、ただただ折り合いが悪い人っているよね。
「なんかさぁ、お前、
僕の知ってる人に似てる気がするんだけど、
でも誰って言うと思い出せないんだよね。
顔は似てても雰囲気が違うってやつ??
その態度どうにかしたら??」
先攻リクイン様。
「奇遇ね。
私もあんたみたいな奴どっかで見た事あるわ。
あ〜、そうね。
狩りの一族だけど病弱で狩りに行けないのに
変にプライド高くて卑屈的な者を感じるわ」
後攻マツバ。
「2人とも具体例が具体的すぎるキコ」
「メンチ切り合うの止めようぜ」
「うーん、ちょっとあのペアは
難しいかなぁこれ」
うん?とトキは自分が引いたクジを見る。
4番。
「そうだよ、だいたい護衛チーム4人。
兄さん達チーム3人だから1人護衛余るし!!」
うわぁ!!!
ここにきて気がつくトキ。
やばい、出番が(笑)
「それじゃあやり直しよ!!
レディーファーストで
私に2人護衛つけたら釣り合うわ!!」
「僕もこいつ以外で頼むわ」
クジ、リセット。
「それじゃあ改めまして〜」
アヅチ&トキペア
へび呼ロイド&タツキペア
そして
マツバ&アマキ&リクイン様ペア(トリオ)
「「「…………」」」
「何がとは、言わんが
なかなかに最悪の組み合わせ!!」
「シリアスの煮こごりみたいになったキコ
何がとは言わんがキコ!!」
「何がとは言わんが、仲の悪い親戚同士の
正月の渋々の顔合わせみたいになっちまったな!!」
「これでメインの別作品一本書ける組み合わせだな!!
何がとは言わんが」
ええい、とマツバが立ち上がる。
「もう一回やり直しよ!!
3度目の正直!!!!!!!」
〜しばらくお待ちください〜
「え〜、
厳選なる抽選の結果」
アヅチ&リクイン様
マツバ&トキ&タツキ
へび呼ロイド&アマキ
「まぁ、こんな所かしらね。
見てなさいトップで辿り着くわよ」
「姉さん、競争じゃあないから」
「ヨッシャア、出番ゲット、ヨッシャアァア」
「アマちゃん、また一緒キコ」
「よろしくねへびさん」
「俺はお前とか。
よろしくなリクイン」
「ふん、仕方ないな。
僕に護衛させるとか、高くつくからな」
リクイン様
湯けむりでよく見えなかったと思うけど
そいつは前回の旅で
お前の髪の毛毟ったやつだぞ!!
「あ、よく見たらお前
あの時の妖精さんじゃん」
………。
しばしの思案の後、固まるリクイン様。
「ほわぁああああああああああああ!!!!」
NEXT
こっちが護衛側。
こっちが兄さん姉さんへびさん達側」
どこからともなくクジを取り出すトキ。
「は〜仕方ないな。
それじゃあ、さっさとやるか」
ため息をつきつつ、
クジをひくリクイン様。
あ、参加する感じなんだ。
みんなをからかうだけからかった後、面倒くさいとか言って帰るタイプだと思ってた。
リクインそう言う所ある〜。
無。
様々な感想が心を巡る中、
「同じ番号がペアになるからな。
1番の人〜?」
「はいはい!!おいらキコ」
「あ、俺だね」
へび呼ロイド&アマキペア。
「俺は2番だぞ」
「兄さんとペアか、面白そうだな」
アヅチ&タツキペア。
と、言う事は。
「…………」
「…………」
マツバ&リクイン様ペア。
待って、2人とも凄い顔止めい。
「ちょっと、
私、1番強い人でよろしくって言ったわよね」
「それなら僕だから仕方ないけどさぁ」
え?
「あん?」
「あぁ?」
「ってか靴踏んでるんだけど」
「はん。わざとよ」
飛び交う火花。
なにか因縁がある訳では無いけれど
理由無く、ただただ折り合いが悪い人っているよね。
「なんかさぁ、お前、
僕の知ってる人に似てる気がするんだけど、
でも誰って言うと思い出せないんだよね。
顔は似てても雰囲気が違うってやつ??
その態度どうにかしたら??」
先攻リクイン様。
「奇遇ね。
私もあんたみたいな奴どっかで見た事あるわ。
あ〜、そうね。
狩りの一族だけど病弱で狩りに行けないのに
変にプライド高くて卑屈的な者を感じるわ」
後攻マツバ。
「2人とも具体例が具体的すぎるキコ」
「メンチ切り合うの止めようぜ」
「うーん、ちょっとあのペアは
難しいかなぁこれ」
うん?とトキは自分が引いたクジを見る。
4番。
「そうだよ、だいたい護衛チーム4人。
兄さん達チーム3人だから1人護衛余るし!!」
うわぁ!!!
ここにきて気がつくトキ。
やばい、出番が(笑)
「それじゃあやり直しよ!!
レディーファーストで
私に2人護衛つけたら釣り合うわ!!」
「僕もこいつ以外で頼むわ」
クジ、リセット。
「それじゃあ改めまして〜」
アヅチ&トキペア
へび呼ロイド&タツキペア
そして
マツバ&アマキ&リクイン様ペア(トリオ)
「「「…………」」」
「何がとは、言わんが
なかなかに最悪の組み合わせ!!」
「シリアスの煮こごりみたいになったキコ
何がとは言わんがキコ!!」
「何がとは言わんが、仲の悪い親戚同士の
正月の渋々の顔合わせみたいになっちまったな!!」
「これでメインの別作品一本書ける組み合わせだな!!
何がとは言わんが」
ええい、とマツバが立ち上がる。
「もう一回やり直しよ!!
3度目の正直!!!!!!!」
〜しばらくお待ちください〜
「え〜、
厳選なる抽選の結果」
アヅチ&リクイン様
マツバ&トキ&タツキ
へび呼ロイド&アマキ
「まぁ、こんな所かしらね。
見てなさいトップで辿り着くわよ」
「姉さん、競争じゃあないから」
「ヨッシャア、出番ゲット、ヨッシャアァア」
「アマちゃん、また一緒キコ」
「よろしくねへびさん」
「俺はお前とか。
よろしくなリクイン」
「ふん、仕方ないな。
僕に護衛させるとか、高くつくからな」
リクイン様
湯けむりでよく見えなかったと思うけど
そいつは前回の旅で
お前の髪の毛毟ったやつだぞ!!
「あ、よく見たらお前
あの時の妖精さんじゃん」
………。
しばしの思案の後、固まるリクイン様。
「ほわぁああああああああああああ!!!!」
NEXT