「泣いてる、キコキコ! 誰か、泣いてるキコキコぉ」
ややこしいけれど、こちらはアマキ&へび呼ロイドペア。
「ああ。・・・うん」
「大丈夫かなぁ。アヅチ、マツバぁあキコキコぉ!」
「姉さんは大丈夫だと思う」
「マツバのみキコキコ!!」
アヅチは。
「兄さんは、宗主様の息子と一緒だ!」
「ふわぁあああああそれが良い単語になぜか聞こえないキコキコぉ!」
「へびさん岩陰に隠れてっ!」
ドォオオオオオンン!!
「きゃぁあああキコキコぉ」
「大丈夫!」
「アマちゃんっ」
現れる砂一族。
3人。
こちらは、ひとり。
へび呼ロイドは見守るしかない。
「きゃははっ!」
「ずいぶんと砂漠を荒らしてんな、東一族」
「俺たちも、総動員させられてんぞ」
アマキは自身の刀を握る。
「あっれぇ? こっち宗主のむっすこじゃないじゃん」
「おいおい。あっちのチームだよ」
「はずれかぁ」
どうする?と、顔を見合わせる、砂一族。
瞬間
再度、爆発音。
「ちょっ! あんたねぇ!」
「新しい薬品すまん!(笑)」
「早く片付けて、宗主のむっすこ氏のほうに加勢に行こうぜ」
砂一族は動く。
「いや、いないわ!」
「ばかな!?」
「こっち」
「何!?」
後方。
倒れる砂一族。
「どういうことよっ!」
砂一族は手をかざす。
「ここで時間使ってる場合じゃないっての!!」
呪文。
「それは、こっちのセリフ」
「!!?」
「かわせ!!!」
「やっ、無理っ!?」
叫び声。
やがて、
砂埃から現れたのは、残るひとり。
「やばすぎだろ、お前」
そして、アマキ。
「あー。うん。宗主の息子には敵わないけど」
「どんだけだよ。東一族」
砂一族は構える。
「はぁ。あたりが悪かったの、俺?」
「どうかな」
「だって、お前とへびだったんだぜ」
東一族の今を象徴するのは蛇云々、砂一族はつぶやく。
「降参な」
「帰る?」
「帰らせてくれるんだろ?」
砂一族は動く。
「おい!」
「はは! まだ爆薬あんのよ!」
「へびさん!!」
ドォオオオオオンン!!
激しく大地が揺れる。
「!!」
なにも、見えない。
そして
もはや、砂一族の姿はない。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「アマちゃんんんんん!!」
「あ、大丈夫?」
「ちょおぉおおおお!!」
「どうしたの、へびさん?」
「おいら、何かの映画見ていたキコキコぉ!?」
「え?」
「笑い要素がひとつもなかったキコキコぉ!!」
NEXT
ややこしいけれど、こちらはアマキ&へび呼ロイドペア。
「ああ。・・・うん」
「大丈夫かなぁ。アヅチ、マツバぁあキコキコぉ!」
「姉さんは大丈夫だと思う」
「マツバのみキコキコ!!」
アヅチは。
「兄さんは、宗主様の息子と一緒だ!」
「ふわぁあああああそれが良い単語になぜか聞こえないキコキコぉ!」
「へびさん岩陰に隠れてっ!」
ドォオオオオオンン!!
「きゃぁあああキコキコぉ」
「大丈夫!」
「アマちゃんっ」
現れる砂一族。
3人。
こちらは、ひとり。
へび呼ロイドは見守るしかない。
「きゃははっ!」
「ずいぶんと砂漠を荒らしてんな、東一族」
「俺たちも、総動員させられてんぞ」
アマキは自身の刀を握る。
「あっれぇ? こっち宗主のむっすこじゃないじゃん」
「おいおい。あっちのチームだよ」
「はずれかぁ」
どうする?と、顔を見合わせる、砂一族。
瞬間
再度、爆発音。
「ちょっ! あんたねぇ!」
「新しい薬品すまん!(笑)」
「早く片付けて、宗主のむっすこ氏のほうに加勢に行こうぜ」
砂一族は動く。
「いや、いないわ!」
「ばかな!?」
「こっち」
「何!?」
後方。
倒れる砂一族。
「どういうことよっ!」
砂一族は手をかざす。
「ここで時間使ってる場合じゃないっての!!」
呪文。
「それは、こっちのセリフ」
「!!?」
「かわせ!!!」
「やっ、無理っ!?」
叫び声。
やがて、
砂埃から現れたのは、残るひとり。
「やばすぎだろ、お前」
そして、アマキ。
「あー。うん。宗主の息子には敵わないけど」
「どんだけだよ。東一族」
砂一族は構える。
「はぁ。あたりが悪かったの、俺?」
「どうかな」
「だって、お前とへびだったんだぜ」
東一族の今を象徴するのは蛇云々、砂一族はつぶやく。
「降参な」
「帰る?」
「帰らせてくれるんだろ?」
砂一族は動く。
「おい!」
「はは! まだ爆薬あんのよ!」
「へびさん!!」
ドォオオオオオンン!!
激しく大地が揺れる。
「!!」
なにも、見えない。
そして
もはや、砂一族の姿はない。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「アマちゃんんんんん!!」
「あ、大丈夫?」
「ちょおぉおおおお!!」
「どうしたの、へびさん?」
「おいら、何かの映画見ていたキコキコぉ!?」
「え?」
「笑い要素がひとつもなかったキコキコぉ!!」
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