TOBA-BLOG

TOBA2人のイラストと物語な毎日
現在は「続・夢幻章伝」掲載中。

「夢幻章伝」64

2015年09月29日 | 物語「夢幻章伝」


「えええええええええぇえぇえええ???」

飛雨乃の世界征服宣言に
スネークバルーンこと
へび呼ロイドはおののく。

「飛雨乃まさか、ギャーズンの手先だったの!!」

そうだとしたら、
もの凄い策略家だ。
全く、気がつかなかった。

「俺は常々思っていたんだ」

「はい―――??」

「主人公サイドより
 ちょっと影のある敵サイドの方が
 人気あるってな!!!」

あ、これ多分手先でも何でもないパターン。
そしてそんな感じで人気が出るのは
敵として登場していたキャラが仲間になった場合だ。

「今までの償いをどう果たせば良いのか、とか
 思い悩むシーンが読者の心をって
 うわあああああ、同僚達やめてぇえええええ」

へび呼ロイドに
マジックボールことかつての同僚達が襲いかかる。

一方、武闘対決会場では。

「これ、ウチの村にも出たお騒がせ生物ね」
「せっかくのお楽しみが台無しじゃない」

辺り一帯の騒ぎに
もーう、と
砂一族のフワとシマがブーイングを起こす。

「「せっかく東一族と遊んでたのに~」」

会場の舞台では
ちょうどタツキVSフワ、の戦いが始まったばかりだった。

「台無しだわ~」
「ぱぱっと片付けちゃう?」

「おいおいお前ら
 ここで爆発は止めろよな」

ちょい待ち、とタツキ。

「それぐらい分かっているわよ」
「他一族の村ではスマートに過ごして問題は起こさないの」
「これ、常識♪」

「よく言うぜ、砂が」

まぁ、でも原因を突き止めねば、と
タツキにフワ、シマ、は
同僚達の発生源と見られる
料理対決会場に向かう。

そして、その会場に辿り着き
同僚の中心に居る
トウノを見て、タツキが叫ぶ。

「あれは、俺が一回戦で
 こてんぱんに倒してしまった谷の兄さん!!」

「あ~あ、知らないんだ」
「きっと、心に傷を負ってしまったのよ」

言ってやろう言ってやろう
先生に言ってやろう、な感じで
フワ&シマがタツキを囲む。

「やめろよ、砂!!
 泣いちゃうだろうが、俺が!!」

場面は戻って、へび呼ロイドへ。

「同僚た」
「ぎしゃぎしゃーー!!」

へび呼ロイド絶体絶命のピンチ。

「みんな!!おいら達同僚じゃないか
 思い出してよ、あの時の

共に乗り越えたサービス残業。
なんだか合わない現金過不足。
飲み明かした、もつ鍋会。
いくら払ったのか記憶がおぼろな代行運転代。

 あの同僚時代を!!!!」

「……同僚って、そういう同僚だったのか」

ざっと、へび呼ロイドをかばう様にアヅチが登場。

「アヅチ!!」

へび呼ロイドに襲いかかろうとしていた同僚ズを
マツバがはたき落とす。

「マツバ!!」

「2人とも、2人ともおおおおおおおお」

へび呼ロイドの目に
光るものが溢れる。

「おいら達、
 なんとか同僚を取り戻そうと必死で
 2人のことをうおうお」

「へび呼ロイド」

いいのよ、と、マツバはへび呼ロイドの手を取る。

「会社ってそういうものだから。
 所詮、表面上の付き合い」
「ぎqwせdrftgyふじこlp;」

へび呼ロイド謎の叫び。

「代行代金の割り勘、
 おいら達もしかして上手く計算出来てなかったのかな」

うわー!!!と半泣き。

「さて、役者は揃った様だな」

ふはは、ふーはははは!!と
飛雨乃が暗黒微笑を浮かべる。

「虫けらどもよ、
 一瞬で終わらせてやる。
 そして始まるんだ、この俺の
 ネバーダークネスキングダムが!!!」

「すごい、そんな台詞口に出していう人
 本当に居たのね!!」
「やめろ!!
 なんだかむず痒くなる!!」

それ、今考えたの?
それともずっと練ってた持ちネタなの?と
アヅチとマツバは
ぞわっと鳥肌が止まらない。

「出でよ我がしもべ、
 ビッグマジックボールぅうううう!!!」

どーーーん。

その声に導かれる様に、
天(?)から、ひとつの球体舞い降りる。

……んぼーーん。
 
ステージで大きくはねた、その物体は。

「こ、こいつは!!!」

その物体はとてつもなく巨大な……同僚!


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クリミア

2015年09月25日 | イラスト



クリミア

北一族
T.B.1999年生まれ
166cm

妹:ロマニー

特技は料理(本人曰く)

北一族の村はずれに家を構える。
ひょっとして、親子代々料理が下手で
食事の準備をするたびに家が吹っ飛ぶものだから
北一族内に家を建てさせてもらえないのかも。

東一族

2015年09月25日 | イラスト

東一族

水辺の東側に住む。
穏やかな一族柄。

世襲制の宗主を長としている。

黒い髪に黒い瞳であり、
白色系の髪に対する印象がよくない。





男女とも、リングピアスと腕に装飾品を付けている。
ひとりずつ柄が違い、家柄を表している。

8一族の中でも東一族が小柄なのは、菜食主義だから。
肉を食べることは禁止されていないが、食べる者はいない。





東一族の男性は、魔法や武器を扱うことに長けている。
男女とも強い魔力を持ち、身体に負担がかかるためか、寿命が短い。
特定の病にも弱い。





和装もある。

胸の前で手を合わせ、目上の者に敬意を表す。
血がつながっていなくても、
年上の者を、兄さん・姉さんと、呼ぶ。

村全体で子育てを行うので、全世帯核家族。

ちなみに、お風呂を所有する家庭が少なく、公衆浴場が一般。





動物が好き。
作中にはあまり出ないが、村中で動物を放し飼い。

動物と話すことが出来る者もいる。


(敵の一族は)

西一族・・・T.B.1962年に休戦。
砂一族・・・砂一族による侵入が絶えない。


(魔法の有無)

紋章術を使用。
体力を特化させる。


(武器)

弓矢、刀など。


(名まえ)

男性は、○院(高位家系) ○樹(一般家系)
女性は、○子

山一族

2015年09月25日 | イラスト

山一族

西一族の村の、西に広がる山岳地帯に住む。
西一族同様狩りを行う。

山の神「フタミ」を崇めており、
額や頬に入るイレズミは「フタミ」を表す。
また、白い熊を神の使いとして崇めている。

金の髪に、金の瞳。

山一族は、3つの家系で構成される。





(フタミ家)

通称、鳥師家系。

狩りの供とする鳥を操る家系。
神と同じ姓を名乗り、ここから族長が選ばれる。





(ハラ家)

通称、占師家系。

占いを得意とするものを、多く輩出。
家系内での上下関係が強く、イ=ハラ家が一番の力を持つ。





(ミヤ家)

身体能力に優れている家系。
先陣を切って狩りを行うほか、他一族から村を守る役目も担う。


(イロハ)

3家系は、さらに3つの地位に分かれ、イロハで表されている。
イの家系が一番地位が高い。
名まえ表記にすると
カオリ=ロ=フタミ  ヒロノ=イ=ハラ・・・と云う感じ。


(魔法の有無)

紋章術を使用。
それほど強力なものではなく
ハラ家が使う占いなどに主に使われる。


(敵の一族は)

西一族・・・狩り場をめぐる対立。
海一族・・・風土による生贄問題。


(武器)

弓矢、刀など。


(名まえ)

カタカナ3文字。
漢字を使う他一族も多いので、外向け用に漢字表記もある。