谷一族の村は、もちろん谷にある。
洞窟の中に建物を構えている。
谷一族独特の灯りがあちこちに灯る。
「早いとこお宿を決めて、そしてスタンプをゲットするわよ!」
マツバは云う。
「スタンプさえ集まれば、すぐにでも出発していいんだから」
「えっと、オイラの同僚キコキコ・・・」
先ほど軽食も出なかったし、お腹空いた。
「懐かしいキコキコ」
スネークバルーンは、谷一族を見回す。
「そんなにここに思い入れが?」
「ここに、ギャーズンを倒すための壁画があったキコキコ」
スネークバルーン的には同僚を助けるための大きな手がかりだった。
もしや、ここに描かれているのは、君!
スネークバルーンじゃないのか!!
ほわんほわんほわん
「てへへキコキコ」
「何、にやにやしてるのよ」
「気持ち悪いぞへび呼ロイド」
壁画に自分が描かれているなんて、
「もしかしてオイラヒーロー!!?キコキコ!」
「ここ(谷)に来るとみんなおかしくなるのかしら」
マツバは首を傾げる。
「とにかくお宿を確保しておきましょう!」
「えーっと、なんだっけ。民泊??」
「そうよ」
マツバは復唱する。
「出来れば、古民家をリノベーションしたシンプルだけどオシャレで、卵みたいな形のハンモックチェアがあり、色合い的には全体的に生成りで、ウエルカムドリンクが果物入りのフレーバーウォーターで、ご飯とか木製プレートに燻製のハムとかオーガニック野菜、の民泊よ!!」
「理想が高すぎるキコキコ」
「これぐらいの要望、たいしたことないわ」
「どんだけだよ」
「さあ、さっそく宿探しとスタンプラリーのスタンプよ!」
3人は再度歩き始める。
北一族と同じく、1度訪れている谷一族の村。
「あ、この道知ってるわ」
「そうそうキコキコ」
「確かにここを曲がって」
谷一族の村も慣れたもの。
で
「うわぁぁああー!!!」
3人は頭を抱える。
たどり着いたのは、
「「「そう、ここ!! トウノの宿!!!」」キコキコ」
知ってる道って、そうなるよね。
「ちょっ! 誰よここに向かったの!」
「ええ!? マツバじゃないのキコキコ!」
「早くとんずらしないと!」
だばばばばばば。
「やぁ、君たち!!」
ピカァ(謎の光)
「2話ぶりだな!」
飛雨乃!!!
「旅人よ、谷一族の村にようこそお越し下さいました。
私たち谷一族は坑道から採石を行い
それを主な収入源として暮らしています。
鉱物を加工して売る産業も栄えています!!」
「わあぁあ、それ、前作でも聞いたやつ!」
「早く撤収しましょう!」
「やばいよやばいよキコキコ!」
「あれ? お客様~!!?」
3人はここいちばんの走りで逃げる!!
走って
走って
走り着いた先は、
――――いらっしゃいませ、観光客。ようこそ民泊へ。
の、文字。
「み、」
「「民泊あった!!」」
NEXT
洞窟の中に建物を構えている。
谷一族独特の灯りがあちこちに灯る。
「早いとこお宿を決めて、そしてスタンプをゲットするわよ!」
マツバは云う。
「スタンプさえ集まれば、すぐにでも出発していいんだから」
「えっと、オイラの同僚キコキコ・・・」
先ほど軽食も出なかったし、お腹空いた。
「懐かしいキコキコ」
スネークバルーンは、谷一族を見回す。
「そんなにここに思い入れが?」
「ここに、ギャーズンを倒すための壁画があったキコキコ」
スネークバルーン的には同僚を助けるための大きな手がかりだった。
もしや、ここに描かれているのは、君!
スネークバルーンじゃないのか!!
ほわんほわんほわん
「てへへキコキコ」
「何、にやにやしてるのよ」
「気持ち悪いぞへび呼ロイド」
壁画に自分が描かれているなんて、
「もしかしてオイラヒーロー!!?キコキコ!」
「ここ(谷)に来るとみんなおかしくなるのかしら」
マツバは首を傾げる。
「とにかくお宿を確保しておきましょう!」
「えーっと、なんだっけ。民泊??」
「そうよ」
マツバは復唱する。
「出来れば、古民家をリノベーションしたシンプルだけどオシャレで、卵みたいな形のハンモックチェアがあり、色合い的には全体的に生成りで、ウエルカムドリンクが果物入りのフレーバーウォーターで、ご飯とか木製プレートに燻製のハムとかオーガニック野菜、の民泊よ!!」
「理想が高すぎるキコキコ」
「これぐらいの要望、たいしたことないわ」
「どんだけだよ」
「さあ、さっそく宿探しとスタンプラリーのスタンプよ!」
3人は再度歩き始める。
北一族と同じく、1度訪れている谷一族の村。
「あ、この道知ってるわ」
「そうそうキコキコ」
「確かにここを曲がって」
谷一族の村も慣れたもの。
で
「うわぁぁああー!!!」
3人は頭を抱える。
たどり着いたのは、
「「「そう、ここ!! トウノの宿!!!」」キコキコ」
知ってる道って、そうなるよね。
「ちょっ! 誰よここに向かったの!」
「ええ!? マツバじゃないのキコキコ!」
「早くとんずらしないと!」
だばばばばばば。
「やぁ、君たち!!」
ピカァ(謎の光)
「2話ぶりだな!」
飛雨乃!!!
「旅人よ、谷一族の村にようこそお越し下さいました。
私たち谷一族は坑道から採石を行い
それを主な収入源として暮らしています。
鉱物を加工して売る産業も栄えています!!」
「わあぁあ、それ、前作でも聞いたやつ!」
「早く撤収しましょう!」
「やばいよやばいよキコキコ!」
「あれ? お客様~!!?」
3人はここいちばんの走りで逃げる!!
走って
走って
走り着いた先は、
――――いらっしゃいませ、観光客。ようこそ民泊へ。
の、文字。
「み、」
「「民泊あった!!」」
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