お腹いっぱいで、外に出る4人。
「へび呼はみんなが混乱するから留守番した方がいいんじゃない?」
「それは今更、キコ!!」
確かに。
「確かに、なんだけど」
へび呼を見る限り
「オスなのかメスなのか」
口調と雰囲気的には、ボーイに近い。
しかし
へび呼は、リボンをしている。
「・・・メス?」
「オスとかメスとか、生物学的な単語で云わないでほしいキコ!」
へび呼は立ち上がる。
「最近、そのパターン多いわね」
「おいら、オスとかメスで区別されたくないキコ!」
「でも、大浴場行くなら最低限のルールと云うものがあってだな」
「パーリィ帽に云われたくないキコ!」
「ふわぁああああ!?」
「おいらはせめて、ボーイかガールで論じてほしいキコ」
「そう云うのを語り合うのが、裸の付き合いだろう?」
タツキがうまいことまとめた!
「付き合いが良ければ、何でもいいってよ」
「いいこと云うキコ!」
「あんた男風呂に行きなさいよ」
「そもそも、前回東に来た時、お前何してたんだ?」
ほわんほわんほわん
「おいら達がっアアアアゥ、どんな気持ちでっ
同僚を助けたいとゥウウウウ、思っているかっ」
ぐっと溜め。
「あなた方には、分からないでしょうねっ!!!」
ほわんほわんほわん終了
「ああ、号泣会見とやらなんとやらのやつか」
「それで部屋にこもってたんなら、自業自得ってやつね」
「思い出すなキコ!恥ずかしいキコ!!ネタが古いキコ!!!」
へび呼はアヅチの肩の上でキコキコするしかない。
「なら、今回はリベンジだな」
公衆浴場の前に到着し、タツキは、くるりと向きを変える。
「えっ」
「おいおい」
「どうしたのキコ」
取り出したるは、前掛け。
それを、腰よりやや低い位置で、タツキはグッと前掛けを閉めグッと親指を立てる。
「まさか!」
「いえ、そうだったわ!」
「何キコ! 何キコ!?」
皆さん、思い出されただろうか。
そうタツキは
「へいらっしゃい!!」
ぱーーんと、手をたたき、歌舞伎ポーズ。
「ここで銭湯の受付してくんな!!」
東一族公衆浴場受付にてバイト中です。
「てか、その感じ、銭湯であっているのか!?」
「よっ、江戸っ子キコ!(?)」
「はい、年パス」
「年パスの方は、タオル浴衣も込な!」
「ふっ。至れり尽くせり、感謝するわ」
「じゃあ、俺たちはフレンド枠で、」
「それ以外の他一族料金表はこちらだ!!」
ばぁああああんん!
タツキはそろばんを取り出し
マツバは、さっそうと浴場内に入り
アヅチはお財布を探し、
へび呼はキコキコする。
「おいらの分もねキコ!」
「お前は排水溝から侵入しろ!」
「ひどいキコ!」
わたわた
「おーい、タツキぃ!」
と、そこにやってくる、ひとりの東一族。
「なんだ、トキか!?」
「ちょっと獣を触ったら汚れちまって! 風呂入っていくわ!」
「ああ、そりゃ仕方ない」
トキはタオルをスパーンと広げる。
「なかなか見たことない獣だったなぁ」
「ふぅん?」
「あっちの鳥かごに入れてるから、あとで見に来いよ」
「バイト終わってからな」
タツキは、アヅチを見る。
「こっちはトキ。んで、こちらの兄さんは南一族のアヅチさんだな」
「へえ」
トキは再度、タオルをスパーンとする。
「じゃあ、一緒に行くか、風呂!!」
NEXT
「へび呼はみんなが混乱するから留守番した方がいいんじゃない?」
「それは今更、キコ!!」
確かに。
「確かに、なんだけど」
へび呼を見る限り
「オスなのかメスなのか」
口調と雰囲気的には、ボーイに近い。
しかし
へび呼は、リボンをしている。
「・・・メス?」
「オスとかメスとか、生物学的な単語で云わないでほしいキコ!」
へび呼は立ち上がる。
「最近、そのパターン多いわね」
「おいら、オスとかメスで区別されたくないキコ!」
「でも、大浴場行くなら最低限のルールと云うものがあってだな」
「パーリィ帽に云われたくないキコ!」
「ふわぁああああ!?」
「おいらはせめて、ボーイかガールで論じてほしいキコ」
「そう云うのを語り合うのが、裸の付き合いだろう?」
タツキがうまいことまとめた!
「付き合いが良ければ、何でもいいってよ」
「いいこと云うキコ!」
「あんた男風呂に行きなさいよ」
「そもそも、前回東に来た時、お前何してたんだ?」
ほわんほわんほわん
「おいら達がっアアアアゥ、どんな気持ちでっ
同僚を助けたいとゥウウウウ、思っているかっ」
ぐっと溜め。
「あなた方には、分からないでしょうねっ!!!」
ほわんほわんほわん終了
「ああ、号泣会見とやらなんとやらのやつか」
「それで部屋にこもってたんなら、自業自得ってやつね」
「思い出すなキコ!恥ずかしいキコ!!ネタが古いキコ!!!」
へび呼はアヅチの肩の上でキコキコするしかない。
「なら、今回はリベンジだな」
公衆浴場の前に到着し、タツキは、くるりと向きを変える。
「えっ」
「おいおい」
「どうしたのキコ」
取り出したるは、前掛け。
それを、腰よりやや低い位置で、タツキはグッと前掛けを閉めグッと親指を立てる。
「まさか!」
「いえ、そうだったわ!」
「何キコ! 何キコ!?」
皆さん、思い出されただろうか。
そうタツキは
「へいらっしゃい!!」
ぱーーんと、手をたたき、歌舞伎ポーズ。
「ここで銭湯の受付してくんな!!」
東一族公衆浴場受付にてバイト中です。
「てか、その感じ、銭湯であっているのか!?」
「よっ、江戸っ子キコ!(?)」
「はい、年パス」
「年パスの方は、タオル浴衣も込な!」
「ふっ。至れり尽くせり、感謝するわ」
「じゃあ、俺たちはフレンド枠で、」
「それ以外の他一族料金表はこちらだ!!」
ばぁああああんん!
タツキはそろばんを取り出し
マツバは、さっそうと浴場内に入り
アヅチはお財布を探し、
へび呼はキコキコする。
「おいらの分もねキコ!」
「お前は排水溝から侵入しろ!」
「ひどいキコ!」
わたわた
「おーい、タツキぃ!」
と、そこにやってくる、ひとりの東一族。
「なんだ、トキか!?」
「ちょっと獣を触ったら汚れちまって! 風呂入っていくわ!」
「ああ、そりゃ仕方ない」
トキはタオルをスパーンと広げる。
「なかなか見たことない獣だったなぁ」
「ふぅん?」
「あっちの鳥かごに入れてるから、あとで見に来いよ」
「バイト終わってからな」
タツキは、アヅチを見る。
「こっちはトキ。んで、こちらの兄さんは南一族のアヅチさんだな」
「へえ」
トキは再度、タオルをスパーンとする。
「じゃあ、一緒に行くか、風呂!!」
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