期待を明確にする。
例えば、あなたとあなたの上司の間で
職務記述書をどちらが作成する役割だったか
誤解があったという面倒なことになったとしよう。
「私の職務記述はいついただけるのでしょうか」
とあなたは尋ねる。
「私のほうは君が原案を持ってくるのを待っていた。
一緒に検討するつもりだったんだよ」
と上司は答える。
「あなたが私の仕事を
明確にしてくださるものと思っていました・・・・」
「それは私の役目じゃない。
どう言うふうに仕事を進めるかは君に任せると、
最初に話していたはずだ。忘れたのかね?」
「仕事の出来不出来は私の努力次第という意味で
おっしゃっていたのかと思っていました。
ですが、まだ自分の
仕事の内容もわかっておりません・・・」
目標があっても、その目標で
期待されていることが明確になっていないと、
誤解が生まれて信頼を損なう結果になる。
「七つの習慣」
スティーブン・コビナー 著
なにやら難しい状況になりつつある
部下と上司の人間関係
ここで紹介されている言った言わんの
話しの食い違いはちょっと難しいけど
通常の場合のケース
報告書の作成を命じたられたとする
その報告書を提出に行くと
上司から君に
「報告書の作成を頼んだ覚えはない
君には報告書のデータを依頼しただけで
報告書そのものの作成を頼んだわけでない」
でも部下にすれば、
報告書そのものまで作成を命じられたものと
誤解したケースである
どちらも優秀すぎるスタッフだから
処理をまちがえたら、
プライドというややこしい感情が影響
二人の人間関係にとって大きな問題となる
期待される目標を具体的に明確にである
部下というのは上司から
認めてもらいたいと思うのが常、
たとえ本当に命じた課題じゃなくても
当然期待されるだろうと
一を聞いて十を知る・・・のたとえの通りに
思い込みで突き進む場合がよくある
当然ながらのことであるが
期待される目標を明確に相手につたえる
そんな言葉の解釈でいかようにでも
取れるようなことは避けねばならない
でも任せるということは
仕事を部分的に任せるのではなく
仕事全体を任せてしまうことの方が
大切なことだと僕は思うのだが...!
早起き鳥
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