気がつけば4月ももうだいぶ来ている。
春はいつもバタバタしとる。
そんな中のハマりごとは「風呂焚き」。
自分が山から切ってきて積んでおいた木々や竹を集めて風呂を焚く。
最初は刈った木々の処分と思って焚いていたけど
今は「今月のガス代どんなんだろう?」っていうところに焦点があたってる。
焚き口に座ってひとりでもくもくと木々を燃やす。
竹も燃やす。ほんとは竹は火力が強すぎて煙突に悪いんだけど
でもたくさんあるし、活かさない手はないし、生木を混ぜて焚けばいいか。
台所仕事とか挟んで、2時間くらいかかって焚く。
火を見てほけーとして、裏山の樹々とか眺めて、飛んでくる鳥たちを見て
ひとりの時間をつくる、つもりでいた。
ひとりでほけーっとすることはほとんどない。
家事とか子どもと一緒にいるとかとにかく一日ミチミチで。
風呂沸かすって一応仕事なんだけど、ほけーともできる。
いい仕事。
気がつくと10歳児が来て風呂の焚き口にじゃんじゃん木をくべようとする。
2歳児は私のマネしてノコギリを使いたがり、手を切って泣いている。
最近ではここにおやつを持ってきて食べてる。
ひとりの時間はいずこへ?
「 そこの風呂に告ぐ ただちに熱くなれ
他のなにも考えず なにも要求されず 」
~from矢野顕子「そこのアイロンに告ぐ」