いつもの親指大のおひなさま。
ことしも出てきました。
いつもの場所、ちいさい飾り棚の一角におはしまする。
雛人形をみると、夫婦を連想する(まあ夫婦でしょう)。
わたしたち夫婦の結婚式は常滑の大善院というお寺でとりおこないました。
結婚式のチラシ(ってオカシイか)も自分で手書きしコンビニでコピーし
友人たちに受け付け、司会、お料理のサーブなどをお願いし
式の当日夫となるひとはお寺の中を掃除機がけ、酒屋さんに一斗樽を注文し
升を用意し、お引き出物も作り包装紙に自分で「寿」の字を書きました。
ふとそんなことをおひなさまを出しながら思いだしたのは
わたしたちの結婚式の写真を撮ってくださった三澤さんが
ここのお寺の住職ごうけんさんのことを書いていたのを見たから。
アタマの中がざざーっと15年くらいさかのぼって、ひとりタイムワープしてしまった。
すごく久しぶりに会うと、そのひとの変わってほしくないところがほんとに変わってなくて
会う度にほっとさせてくれる。
離れていても思いだすだけで「きっと変わらなくいてくれてるだろうな」って思って
ほっくりした気持ちにさせてくれる。
この大善院のお寺のご夫婦がわたしにとってそういう存在。
このおひなさまを見てふふふと笑みがこぼれる。
さて自分たちはそんな夫婦になれるだろうかねえ。。。