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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

うるさいけれど。

2012年05月16日 | 日々のつれづれ

  

スーパーの地味な豆腐売り場の一角にハデな軍団発見。

「おつかれちゃん」。

 

「この一杯のために今日も一日頑張った」

「濃いのはイヤだ、あっさりがいい逆男前」

とかキャッチがいっぱい書いてあって実にうるさい。

 

実をいうと何年前かにここのお豆腐が流行したときはあまり好みじゃなかった。

それからいったん下降線をたどったかに見え、

しかし最近再浮上。

「男の3連チャン」(三つつながってる冷や奴向けの豆腐)

「やさしくとろけるケンちゃん」とかいろんなアイテム(?)が出てる。

 

 

 

正直言いますと、こういうの弱いんです。。。

 

 

こういう昆布とか。

 

アホかと一蹴されるとわかっていながら、あえてこの道をゆく。

そんな作り手の苦労と、ムダなような努力がすき♡

 

このキャッチで逃げる客もいれば

寄ってくる客もいる。

 


ぱーぱい、ばーばい

2012年05月10日 | 日々のつれづれ

 

 このGW中、こどもの日に、1歳9カ月の我が子はおっぱいに決別することとなった。

 

思えばおっぱいさんはすごい働いてくれたなあ。

生まれてすぐに子どもが手術入院の憂き目にあったおかげで

吸う赤ちゃんが近くにいないから、なかなかおっぱいが製造されない。

助産師さんに手伝ってもらって、3時間置きに一滴一滴しぼりとったおっぱいは

小さじ1杯くらいだったけれど

それを注射器に入れ、冷凍して新生児集中治療室NICUに持って通った。

 

病室に移れたあとも、直接授乳はできなくて

とにかくしぼるしぼる、ウシのように。

そんな状況の中、おっぱいはがんばって少しずつ出るようになってきた。

 

もしおっぱいが出なかったりしたら、あのとき崩れていたかもしれない。

 

よくぞがんばってくれたね、おっぱいさん。

おつかれさまでした。

いままでありがとう。

ぱーぱいにばーばいできました。

 

 


いつまでたっても旧人類

2012年04月21日 | 日々のつれづれ

 

            

 ipadです。

でも2です。3がでたおかげで安いから2に。

そしてわたしのではありません。母のです。

 

             

 

 箱の中身はなんじゃらほい。

こんなんです。

「いかにもデザイン」ていう。

トリセツもなにもない。

 

 

今回、実家の母の使ってるパソコンをすごい古いibookからipad2にすることにし

わたしが代理で購入、セットアップすることに。

 しかしうちはmac ユーザーとはいえ、つねに新品新ヴァージョンからほど遠いPC ライフ。

「ふええ~いまだにG3?」とか言われたこともあるし、ついこの間ひかりがきたからいいものの

それまでダイヤルアップだったし。

新品買うっていう発想もないから中古ばっかだし。

ましてや「無線LAN環境」なんて。

 

そこで調べました、はじめて。

もう言葉がわからん、料金形態がわからん。

wifiからはじまってG3(macのことじゃないのね)、

無線LANルーター、アクセスポイント、ここまではまだいい、

定額制だとなんなの、ソフトバンクお得?ブロードバンドじゃなくてもいいんだけど、なにをそろえたらいい?

 SSID?TKE?AES?セキュリティーはどうなの?

しかしパソコンって便利だ、検索ターム入れたらでるわでるわ、家庭教師がいるくらい親切に説明してくれるHPが。

でもこれらの記述って2006年とか07年のものなのね、そこからさかのぼってお勉強しないといけないのね。

 

おおまかに流れだけは把握しました。

さてipad2も届きうちのPCからituneを通じてセットアップ。

と思ったらうちのituneは旧vers9でこれを10にしなきゃセットアップできないと出た。

 

そしてituneをvers upするにはうちのOSもupしなきゃならない、ホワイトレオパードに。

もうやめてくれよっこういう進化は!

ついていけないよ旧人類はっ!

10年くらい安心して使わせてくれよっ!

~~~心の叫びでした。


さらばギンガムパンツ

2012年04月02日 | 日々のつれづれ

 

 20数年前、わたしは常滑の陶芸研究所を出て急須工場にパートではたらいていた。

どろどろの泥状のねんどが入った大きいバケツを上げ下げして、まだ20代だったけど肩と腰を痛めてしまったっけ。

そのころパジャマ兼部屋着のパンツを通販で買ったのがこれ。

お金がなかったから、こんな1500円くらいの買物がすごく思い切りを要したのを覚えてる。

 

  青いギンガムのパンツ。

 

これを見るとそのころのキョウレツなビンボー(まあ今もそう変わらないけど今よりすごかった)と、

バタバタしてとがってた若かりし頃をおもいだす。

おとうちゃんともそのころは結婚していなくて、ケンカも絶えなくて

まわりには同業の友だちがたくさんいて、よく集まって飲んでいた。

 

 なんども捨てようと思ったけど捨てられなくて履きつづけて来た。

でももうパンツご本人がつかれた、もういいよと言ってる気がして。

 

  ゴム部分もよれよれ。

 

  裾はだいぶまえから切れてる。

 

このパンツを見るたびに思いだしていた昔はパンツを捨てることで思いだすことも減ってくるのかな。

いやいや、あの若いハズカシイ時期は忘れないだろう。

そういうのが最近ハズカシながらもフフフと笑えるようになった気がする。

 

 


コンロ冬眠から目覚める

2012年03月31日 | 日々のつれづれ

 

 安物のガスコンロのフッ素塗布を金タワシでこすり取る日々。

しだいに鈍色の金属肌があらわになり、フフフとほくそえむわたし。

 

さてこのコンロ、昨年から右のコンロだけ調子が悪く

冬の間まったく点火しなかった。

 

    

 

が、しかし。

3月に入り最低気温が氷点下をわることが少なくなってくると

なぜかいきなり点くように。

 

やったね、これでメーカーに送って直してもらう8000円なんぼが浮いた。(←たぶん実際はもっと高かったであろう)

だけどまた寒くなると冬眠するようになるんだろう。

そうやってつきあっていくんだろうな、このコンロと。

 


イノシシがついてまわる

2012年03月26日 | 日々のつれづれ

 

 春はみないそがしい。

 

「つながる命 福島」であわあわ走り回っていたのもおわって、ほっとする間もなく

というかそれと平行して、地区の祭りの準備がこれまたいそがしい。

今年はこの地区が神社の春祭りの当元(当番)に当たっていて、おとうちゃんは山車作り、わたしは踊りの練習、と

交代で夜出る日が祭り当日まで続く。

 

それに先んじてこの集落の春祭りが昨日あった。祭りだらけだっちゅーの。

 

   今朝も残るイノシシ汁・・・

 

 昨年はこのあたりの田畑はイノシシの被害が続出した。

それからにっくきイノシシの肉を食べて防御反逆にのりだすのだ~!

とばかりに、ここ最近祭りにはイノシシの肉がヤマモリテンコモリに出されるようになった。

 

イノシシの肉はちゃんと血抜きしてあれば臭みもなく、脂身も落としてしまえばあっさりしてけっこうおいしい。

うちの集落にはそういう料理に長けてるひとがいて、イノシシ汁や焼き肉などとてもおいしく仕上げてくれる。

 

しかーし。

ふだんほとんど食べない肉を鉄板焼きで大盛り二皿(おそらく5~6人分)、

それと鍋にいっぱいあふれんばかりにイノシシ汁をもらっても、実際くるしい。

 

前回の秋祭りもそうだったけど、汁物は次の日になるとちょっと臭みが出てくるし

焼き肉も固くなる。←焼き残ったものをもらってくるから。←ほしいと言ってもらってきたわけでなく「はい」と渡される。

 

う~む。う~~~~む。

ほんとにほしいのは残ったビールなんですけど。。。


「つながる命 福島 第二回」@加子母 

2012年03月23日 | 日々のつれづれ

 

 きのうは「つながる命 福島」で加子母に滞在していた母子さんたちを無事に見送ることが出来た。

「つながる命 福島」では放射能の汚染をこうむっている地域の母子さんたちに

短期疎開してリフレッシュしてもらうのが目的で、今回10月に引き続き二回目。

 

 

   

今回はサポーターでなくスタッフとして前段階から関わらせてもらいました。

みんなとてもいい顔で動いていたと思う。ここのスタッフはワキアイアイって言葉がよく合うなあ。

ほんと大変だったけどとても楽しいことだかりだった。ありがとうです。

 

 

「その土地に生きる」ってことはその土地で採れたものを食べ、その土地の水を飲むということだと

わたしは思う。

でもそれがいまとてもムツカシイ。

そんな単純なことがムツカシクなってしまった。

 

おかあさんたちは子どもを育てなければならない。

その土地で、あるいは家族離ればなれになって別の土地に移って。

 

自分の生まれ育った自分の愛する土地で、愛する家族と暮らす、

それをどうして壊せるだろう。

 

うちの台所では咲いたばかりのクリスマスローズと大根の葉から伸びてきた芽が花をつけようとしている。

摘んだ水菜もここでさらに伸びようとしてる。

これがとても貴重なものなんだなあ、なんだかせつない。

 

 


おひなさまの事情

2012年03月01日 | 日々のつれづれ

 

 節分が終わっておひなさまを出してしばらくすると、おひなさまふたりがドラマをくりひろげていた。

 

どうやら冷蔵庫の扉を開け閉めするたび、冷蔵庫の裏手がふたりの居場所になってるから

その振動でちょこっとずつ動くらしい。

 

   「ちょっとどうなのよっ」「いやその・・・」

 

   「もういいわよ」「・・・・・」

 

   「おれだって怒るもん」「好きにすれば~」

 

   「・・・・・」「・・・・・」

 

   「ねえねえ」「なによ」

 

   「ごめん・・・」

 

   もとのとおり。なかなおり。

 


だけど犬にはとっても弱いんだってーさ

2012年02月28日 | 日々のつれづれ

 

 

 小学3年生の息子はこづかいでマンガを買う。

それを何度も何度もくり返し読む。

思いだすとわたしの小3のころは「ガラスの仮面」だったなあ。

セリフ覚えるまで読んでたっけ。

 

   ドラえもん、あいかわらず人気衰えず。

 

ドラえもんも、テレビで見てると昔とビミョーに違いがあってオモシロイ。

しかし夏休み、春休み、冬休みに、映画の番宣がやかましい。

 

藤子不二雄マンガって手塚マンガに匹敵するほど、テレビ化されてるよねえ。

パーマン、キテレツ、ハットリくん、怪物くん・・・。

 

    昭和のかおりプンプン

 

そんな中、ふと「オバケのQ太郎」

Qちゃんてほかのマンガの主人公と違ってなんの特技もない。

 

ドラえもんなら四次元ポケットからいろなもん出すし

パーマンも困ってる人を助けにいったり

キテレツは発明か。

 

Qちゃんは大飯喰らいで犬が嫌いで、一緒に住んでる正ちゃんの助けにあまりなってない。

おとうとのO次郎は「バケラッタ」しか言わないがたしかすごい頭脳明晰だったっけ。

でもいま子どものマンガを見てて、一番好きだなあ、Qちゃん。

 

 

 

 


動かすマニア

2012年02月23日 | 日々のつれづれ

 

 今日は昼前に出かけるのに、朝からガラスの煙草ショーケースを動かしてしまった。

これを始めるとわたしは長い・・・。

 

    

 

 自分の特技として「ひとつのものがどこにあったら一番しっくり来て心地いいか」を探し出すことだとおもう。

この窓には椅子があう、それも背のひくいやつ、とか

この絵はがきはここしかない、夕方になると赤い日差しが映えるから、とか。

 

でもこんな特技、職にするでもなく、陶器つくるにそんなに影響なく。

 

よその家にいくとそれが目について困る時がある。

「ああ、ここにテーブルがあったらとてもしっくりくる」とか

あるいは

「ここは喫茶店じゃなくて古本屋がいい場所なのに~」とか。

 

そういう欲求を自分ちで済ますわけだから、モヨウ替えはしょっちゅうですわ。

それを困ってるのがお父ちゃんと猫らです。

 

        

 

雑然と今までの場所を移動させられ「とりいそぎの居場所」をあてがわれたモノたち。

 

さっそく「マッチどこだよ、マッチ」(近藤でなく)

お父ちゃん探す。。。