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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

アンダーグラウンド写真館

2007年02月16日 | どこかへでかける

朝から風が強く牡丹雪が横流れに飛ばされる、寒~い日。
仕事を午前中で片をつけ、車で40分くらいの隣町(田舎に住むと車で一時間以内はすべて近所)にある喫茶「甘露-あむりた-」へ。

湿気を含んだ冷たい風のなか、お店に入るとちょっと古めの灯油ストーブがつけてあってほんわか暖かい。
このお店は地下が広く、ギャラリーになっていてとってもすてきなスペースなのだ。今日は「アンダーグラウンド写真館」言葉通り。
この近所の人、ちょっと離れてる人、年齢も職業もまちまちの
いろんな人が自分のまわりを写真に撮ったもの。
自分の娘の部屋を撮った人、出歩いた先を撮った人、自分の近所や
家の中を撮った人…。
ひとりの撮った写真を見ることはあっても
たくさんの人が撮った写真を一度に見ることってあまりない。
ひとりひとりの目に映ったものが楽しい。

見おわったあとはチャイとサモサのセットをいただく。
寒い日にはまた一段とおいしい香りの強いチャイと
揚げたてのサモサ。
ひとりで喫茶店でお茶を飲むのって何年ぶりだろう。(10年以上?)
ここのお店の心地よさだったらひとりでお茶を飲みたくなる。

そのあとは友人ふたり(ひとりは初めてお会いしたんだけど初めてって感じがしないでしたが)と会うことができて、山に越してきてから
友人に会うってことがまた一段と楽しく感じられるなあ~感。


古着天国名古屋大須

2006年12月18日 | どこかへでかける
 わたしの古着好きは名古屋生まれだから、だろうか。
中学高校のころから、栄辺りの古着屋へ行くのが好きだった。
むかしは大須あたりでなく愛知県美術館の裏辺りだったように思う。
20年近くたった今、ビンボーも手伝って古着通いはやめられない。

今回は洋服ではなくて、和服。
友人から教わっていた名古屋大須にある和服の古着屋へ
行ってみた。
よくいく「古着量り売り」の店の横で、大須演芸場の手前。
ドメスティックな名古屋臭の強いエリアである。

そこは3階建てになっており、1階は高めのバッグだかなんだか。
そこは素通りし2階へ。
新品も混じった和服ー黒留袖やら婚礼衣装やら袴やらなんでもあり
お値段は1万円以上のものが多く小物(新品)もある。
3階はウエディングドレスやらイブニングドレスが少しと
た~くさんの色とりどりの和服。
お値段は4000~5000円前後かな。
大島、黄八丈とかも混じってて、そういうものは少々値がはるけど
基本的に「少々難あり」ということで格安。
帯もしみがついてたり。



今回の収穫は帯。よおく見るとしみだらけ~(写真下中)。
半幅帯(黄緑)とあわせ、年末3割引セールで1300円。
安いとみるか高いとみるか。
あとは実家から使わなくなった帯揚げや帯、帯締め、襦袢などを
ちょうだいし、電車でよっこら持って帰ってきた。
おばあちゃんがむかし着ていた着物や使っていた小物も
いろいろあって、なつかしかった。着物はサイズが合わないけど
小物は使えるからね。






松江へ行く-02

2006年12月03日 | どこかへでかける
 松江市には減ってきたけれど
             古い建物がいくつかあってとっても
             いい味を出している。カフェや
             ギャラリー、ライブハウスなどに
             なって、まだまだ活躍。
             おじさんたちよりも若い子たちの方が
             古いもののよさをうまく利用してる。
             

 なんて存在感のあるポスト!

 階段降りる途中、姿見が掛けられ               ている。「明治チョコレート」とか
             書いてあって。

 階段の照明。蛍光灯などにはとうてい
           出せない淡いやさしいひかり。

松江へ行く

2006年12月02日 | どこかへでかける
       島根県 松江

 友人の結婚式があった。松江の宍道湖すぐ側の眺めのいい
会場で披露宴があった。宍道湖の上には黒い雲のかたまりが
いくつもつながってて、ところどころ雲の隙間から「天使が降りてくるような」光がさす。でも神話からいうとなんだろう、やまたのおろちの腹のような雲、というところかしらん。
この時期山陰は晴れ間が少なく、冷たい雨がよく降る。


 披露宴ではスピーチを頼まれており、柄にもなく緊張していたので
乾杯早々ビールを手酌であけてほぐしておいた。
みんなが二人を祝福しにこう集まっている。
あたたかい気が集まってて、わたしまでしあわせな気分にさせてもらえた。

着付けは初めて自分でしてみたけれど、やはりどこかおかしかったのか、来賓客の中で着慣れている上品なご夫人がさささと近づいてきて
「ちょっと直してもよろしいかしら?」とさりげなく
びちっと直してくれた。助かった。しかしもっと練習せねば。。。





こんな田舎にピッツェリア

2006年10月15日 | どこかへでかける
 ご近所の生協仲間の奥様方と車で15分ちょっとの
山の中にあるピッツェリアに行きました。


この辺はスーパーも遠いし、ほんと山の中(集落は近いけど)。
高速のICから30分はある。
ここsaisai &cinnamonはまわりの集落から見ると「んん?」と
思うようなオサレで素敵な建てもの、そしてガーデニング。
参考にしたいところがたくさん。
 
 ディナーは魚と野菜のグラタンから。
             やさしい味。
 内装もシンプルでカワイイ。

 大好きなギネスのビールが置いてある。
         これだけでも常連になりたくなる。

肝心のピッツァの写真は撮り忘れたけれど、軽くて1枚でも2枚でも食べれそう。デザートはここでとれる栗のアイスクリーム、
シナモンアップルのアイスクリームの2種類に新鮮な桃のダイスが
添えてあって、組み合わせばバッチシでした。久々に満足。

今日は多治見です

2006年09月09日 | どこかへでかける
ここのところ毎日のようにどこかへ遠出(60km以上)しているのは
秋は展示会が多いせいでもある。
今日はらむねさんの展示会を見に多治見へgo。
らむねさんの絵本をゆっくり読んだり息子に聞かせたりできた。
ミツロウ画がすごく気に入ってしまって、また見たいです。

この展示の企画をしていた絵本屋さんにも行く。
もうすごい欲しいものだらけで苦しい。古書(輸入もの)が並んでいる。マーガレット・ワイズ・ブラウンの昔の絵本など、印刷紙質が異なるらしく色が目が覚めるほど美しい。
お店のご主人によると、最近のものは紙質がつるっとしていてあまりよくなく、昔のように鮮やかな色合いがでないとのこと。確かに古本輸入本はどれも美しく、いとおしいものが多い。絵本とはこうあるべき、という優しさがある。
  

今回コドモに買った本。古本ではないけど、ぐっとくる。


チェコのマッチラベル。これも置いてあった。(買いました)


今日のおまけ
ご近所のおじさんからぶどうをもらう。
小粒で種がしっかり入ってるけど、味が濃い。甘味もしっかり。
見た目もとってもきれいで、食べるのが惜しい。
今日の夕飯はサンマだったけど、塩をせず焼いてバルサミコをかけ、ワインと食べる。そのままぶどうをつまみにワインを延長。秋の贅沢。ああーうまい。

飛騨高山

2006年09月08日 | どこかへでかける
 昨日の雨から一転。結構暑い。
 去年もこの時期、時期飛騨高山に行った。
 「暮らしと家具の祭典」を見に。
 町中から少し離れた高台にすごい立派なコンベンションホールが建っていて、地元の家具を展示してある。
       大きいすべり台もあったし

街中を散策。お昼はほんとは「名代やきそば」に行きたかったけど少し離れてて断念。ラーメンで済ます。
                    観光客が通りを通る中、商店街も生きていて
この床屋なんかオバチャンたちが立ち話してるし、
近所のおじさんがたむろする喫茶店もいいカンジ。
まさしくババーズバーバー、純喫茶
だったりする。




ものをつくりたいっておもうエネルギー

2006年09月06日 | どこかへでかける
昨日夫婦だけで5年ぶりくらいに名古屋へでかけた。
夫はとある新築家庭に椅子を納品、私は姉っちさんが
ウールの布地をくれるというのでもらいに。
      
ウールは店で買うととても高くて手が出なかった。
それがこーんなにたくさん肌触りのいいものが!
うちはアルミサッシがなくてすべて木製建て具、
すきま風のはいる家だから分厚いカーテンを作りたい。
薪ストーブの前にひく敷物も作りたい。
チェックの巻スカートも、ストールも…

ランチは姉っちさんにミセス・キッチンへ連れていってもらった。
ずーっと行きたかった店。
店内は隅々までオーナーのセンスがゆきわたっていて
見る所だらけ。ちっちゃなmuseeのよう。
店を作り上げる作業をじっくり楽しんでオーナーがやっていることが
すごくよくわかる。
自分もこれしたい!あれしたい!作りたい!っていう
エネルギーがこみあげてきて、ああ、エネルギーもらったなーって
思いました。こういうエネルギーのもらい方は久しぶり。

みなさんに感謝。


もう秋の夜空です
このあたりは夕方になるともう肌寒い。
8月は急に暑くなって9月に入ると急に涼しくなってしまった。
短い夏だったー。


電車でゴー

2006年09月01日 | どこかへでかける
 名古屋に出るのにいつもは車だけど、一人だとたまに電車を使う。
運よく窓際に座ったので車窓からの風景。徐々に山から町へ変わる。

 恵那駅を出てからすぐ。田んぼ、畑、たまに民家。

 焼き物屋はみんな知ってる釜戸長石の産地、釜戸。
       さびれ具合が微妙な建物がチラホラ。
 
 雨で水かさの増した土岐川を下に見る古虎渓。
       この次の駅はもっと山の高い所にあって、絶景。

 春日井に入ると家だらけ。のほほん。
        始業式を終えた子どもたちが行くのが見えた。

帰りはこの逆で、だんだんと街の灯りが少なくなって、
もの寂しい黒い山影が増えてくる。駅を降りると
湿り気を帯びた冷気がすーっと吹いている。まだ9月1日なのに。



さて何のために名古屋くんだりまで出たのか、というと
5年ぶり、5年ぶりに映画館に行くため。
出産、引越し、家を建てる、仕事場建てる、仕事再開、、、
で映画を見ることが遠くなっていた。
今までは見れなくてしょうがないと思っていたけど
もうこれからは見ないとダメなカラダに戻ってしまった気がする。
久々に見たのはチェコアニメ特集でした


常滑焼き祭り終了

2006年08月27日 | どこかへでかける
      
 今年はまあまあの暑さでなんとかやってこれた。
毎年この時期の常滑は耐えられないのだ。
客足もまあまあ。

この若手作家ブースは私のように個人で作っている人ばかり
集まって出店してる。
こういう作品が欲しいお客さんやお店の人はいろいろ探さなくても
だいたい集まってるから見やすい。

出展者同士も知人ばかりで仲がいいから土曜日朝7時半頃から
夜は9時過ぎ、日曜は5時まで出店してても楽しい。
午前中からビールをぷしゅっといわせて、競艇名物「どて丼」を
食べたり、串カツ食べたり(定番)。

どうぶつの頭の形をした土鈴をつくったけど
まったく売れず、ぜんぶお帰りあそばした。

これがおわると秋。