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全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

浅井学園

2006-08-11 05:08:24 | 気になる 大学研究

【補助金23億円返還請求へ】
 8月2日、日経他で前理事長による補助金を含めた経費の不正流用が明らかになっている学校法人浅井学園(札幌市)に、文部科学省が日本私立学校振興・共済事業団(私学事業団)と協議し、2001年から去年まで5年間に給付した私学助成金計約23億円の返還を求めることになったと報道されていた。
 5年で23億円。1年で5億円弱。スゴイ金額だ。

 企業だとコンプライアンスの問題というのかな。まあ、法人である以上、学校も同じだ。どうなっていたのだろう。
 迷惑を被ったのは在校生諸君とOBOGのみなさんだ。同学園の鈴木弘泰理事長は「あってはならないことが起き、申し訳ない。だが教育を続けていくことが我々の責務。その点の配慮をお願いした」と話した。

***** *****

 この大学は平成16年に「特色ある大学教育支援プログラム」として短期大学部の取り組みが採択されたような学校である。特色GPに短期大学が選定されることあんまりないと思う。教育活動でしっかりしている。でも前理事長が背任と業務上横領の罪に問われている。
 繰り返しになるが、学生が気の毒である。

***** *****

 埼玉県の何の関係もない高校教師はこの記事を見て何を考えたか。それは、「この大学経営大丈夫なのか」である。
 1年で5億円弱の補助金が、この大学(学校法人)の収入のどの程度の割合を占めたのか。過去5年分23億円。去年までのこと。もう、使っちゃっているはずだ。どうやって返すのかな。もらった額は5年間で23億円でも、だから返すときも5年間でってことにはならないんだろうな。返すときは1年で23億円かな。。。

 いろいろネットのニュースを探した。かなり詳しく報道している読売(北海道版)によれば、この金額には加算金が含まれること、学園の経営に重大な影響が出るとみられるとのこと。(そうだろうね)
 返還命令は補助金適正化法17条をもとに、最高5年間にさかのぼって交付者が出す。浅井学園は経常費補助(一般、特別補助の2種類)が対象になる。同省によると、5年間の支出総額は約23億5600万円に上る。返還額は、文科省と私学事業団が加算金を含めて事案に応じて定め、納付期限付きで命令を下すとある。
 同学園の年間収入は約45億円といい、経営への打撃は大きい。分割払いも可能だが、期限を過ぎると、延滞金が課されるそうだ。ただ、「45分の23」っていったら半分以上である。大学の帰属収入のうち、どの程度が学生納入金(いわゆる授業料など収入)なのかはわからないけど、分割にしない限り返せないだろう。

 これは本当に学生が気の毒だ。

 前理事長は創立者と名字が同じなので、創立者と血縁だろう。強力なリーダーシップもカリスマ性もあったかもしれない。理事会も形骸化したのかもしれない。でも、いずれにしても、学生に非はない。学生の学習権をどのように守るのか。それを第一に考えないと被害者が増えてしまう。これは防がなければならない。僕は、そんなことを考えた。そして、似通ったことが関東でも起きるんじゃなかろうかと漠然とした不安を感じた。


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GIFU 2005?

2006-08-10 19:55:17 | 全英連大会-’05 岐阜

紀要の再発行  仕事から帰ってきてポストを見たら、メール便。何だろうと思ったら、昨年の第55回全英連岐阜大会の紀要だった。
 送付状によると、編集について本部の手違いで大きなミスがあり、全面刷り直しとのこと。

 ミス? どこだろう。

 また、一部で旧版が配送済みのところがある。。。
 うん。僕は3月に受け取っていた。

 ちょっとびっくりである。


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NEXCO?

2006-08-10 04:03:54 | 全英連参加者 2006

 夏休み、3年生の担任なので進路指導室詰めの当番がある。勤務校は、絶対数こそ少ないが就職希望の生徒もいて、夏は会社見学のシーズンである。求人票も7月1日以降かなりの数が送付されてきている。ここ1、2年若干ではあるが求人数も増えた。
 先週見慣れない会社から求人票が来た。

 【NEXCO東日本】

 聞いたことも見たこともない会社だ。
 封筒を見ると、東日本高速道路株式会社とある。http://www.e-nexco.co.jp/とURLが記載されていた。英語名ではEast Nippon Expressway Company Limitedだ。これは、民営化された道路公団の業務引継会社である。
 この会社は東日本のエリアを受け持つ会社。首都圏は別なのでJR東日本と営業エリアがぴったり重なるわけではないが、広い営業範囲の大企業だ。何でこの名前、知らなかったのかな。民営化の時のように目の前をJRのマークを付けた列車、電車、貨車が走っていくわけではなかったからかな…。

*****

 求人票を見て、社員数がずいぶん少ないことに気がついた。
 2500人。
 民営化時に関連会社に振り分けたからなのかな。やっぱり道路屋さんだから、それほど大人数は必要ないのかな。JR東日本は確か6,7万人いるはずだ。それと比べたら小さい会社のようだ。過去3年間高卒新採用はない。今年の高卒事務職採用は2名。すくない。でも、待遇はいいようだ。

*****

 しかし、日本の会社だろ。ロゴマークも結構だけど、まず日本語でちゃんと名乗れなんて言わないけど、やはりこういうの、好きになれないな。
 考え、古いのかなぁ...


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Churashima OKINAWA

2006-08-09 05:14:01 | 気になる 沖縄

 ここ数年毎年JTA(日本トランスオーシャン航空)オリジナルカレンダーを部屋に掛けている。1年12ページ。沖縄の各所を取り上げていてとてもniceなカレンダーである。

 別に販売会社から何かしてもらっているわけではないけど、いいできだと思う。一部1197円、送料800円なので2000円弱になる。今年も来年のカレンダーの予約販売が開始になった。何も考えず、即申し込み。

 おすすめである。

 注文と、今年のカレンダーの写真はこちらで見ることができる。
 美ら島市場
 http://www.churashima.net/coralway_web/top.php


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NO SATISFIED

2006-08-08 20:09:47 | 仕事 3校目

シメキリは守れたけど  15日シメキリの研究レポートⅠが、どうにか完成した。
 そもそも4月22日のオリエンテーションから、何か調子が狂っていた。指導教官との連絡が上手くつかなかったり、通常の仕事に忙殺されたりで、最後の最後までエンジンがかからなかった。
 研究テーマとして問題点と感じたことの絞り込みも、その考察・調査も(順番が逆か)、レポート作成も時間が足りなかった。当然、そのできも満足いくものとは、とても言えない。正直な感想として、本当に「シメキリは守れたけど」が偽らざる感想だ。
 最初は、レポート本体をpdf化して自分のウェブサイトにでも掲出しようかとも考えたけど、とてもそんなレベルじゃない。章立てだけをブログで発表しようと思う。

***** *****

 1.研究テーマについて
 放送大学大学院受験時に研究テーマとして考えたことをもう一度書いてみた。
 2.テーマ選定にかかる経緯
 なぜ、そのテーマを選び、研究したいのかまとめてみた。
 3.商業科教育課程における外国語(英語)教育課程について
 そのものずばりである。調査対象とした学校などをまとめた。教育課程は県のセンターまで出向き、全部書き写してきた。
 4.商業科教育課程概観
 調査の結果判明したことなどをまとめた。
 5.今回のレポートのまとめ
 全体の反省。
 参考文献
 全部で1)~10)までの関連資料リスト

 参考文献を除くと、5,000字ちょっと。書式は放送大学が大学院修士論文を提出するときのものに合わせて、34文字×25行(850字/ページ)で作成したから、参考文献ページを含めて9ページ。附属資料が15ページになったのかな。。。ちょっと多すぎだ。sophisticatedとは言い難い。
 通常の科目のレポートにしても、これにしても、いつもいつも後悔ばかり。アイディアも後で出てくる。反省ばかりである。

***** *****

 どんな指導講評がいただけるものだか。心配である。
 研究レポートⅡは、がんばろう。


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2000's

2006-08-08 15:04:09 | 全英連参加者 2006

 2000年代を英語ではなんて言うのかな。気がついたら今年は2006年。もうすぐ'00年代は終わりだぞ。

***** *****

 1960年代はSixtiesだよね。1990年代はNinetiesだよね。じゃあ、2000年代は何だろう。Wikipediaで調べてみたら、1920年代を、The Twentiesと呼ぶようなきっちりしたものは、ないと書いてあった。the '00s have had no universally-accepted name.だから、世界的に受容された呼び方はないということらしい。一部The NoughtiesとかThe Noughts等が英語圏では広く受け入れられているそうだ。(The NoughtiesはBBCに採用された)

 The only reason that the term "Noughties" has not been completely accepted world wide is the fact that, in the United States (where usage of "naught" or "nought" to mean 'zero' has never been ubiquitous), there is some confusion by those who assume erroneously that the term has something to do with the adjective "naughty".
 noughtiesが完全に世界的(世界中で使って大丈夫)と、認められていない理由は、naughtやnoughtという単語が、アメリカでは「零、ゼロ」の意味できちんとどこでも通じるとは言えないためだ。この単語は形容詞の「腕白な」と関連があるものと間違えて考える人々がいるからである。
 naughtyって確かにそんな意味のある語だな。

 でも、なんだかんだしているうちに'00年代は終わるんだろうな。平成も18年だし。。。
 関係ないか。


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living things

2006-08-07 06:12:33 | 全英連参加者 2006

 高校生の時クラスメイトがノートの表題(科目名)をこんなふうに書いていた。
 もちろん生物のノートのことなのだが、彼はBiologyという単語を知らなかった。どの教科もクラスのベスト3に入るような成績で、リーダーシップもあったし、すっごくいいやつだったけど、英語は苦手だった。

***** ***** *****

 何でこんなことを思い出したかというと、バイクで通勤するときに決まって見かけるトラックの横に、どうも気になる英語が書いてあったからだ。いつごろそのトラックに気づいたかよくは覚えていないけど、僕の通勤時間と似たような時間(決まった時間)に…おそらく決まったルートで…配送業務をしているから何回か見かけるうちに印象に残るようになったのだろう。見るたびに?????と思うことになる。

 ----- Physical Distribution
  ----- Unyu K.K.

 Unyu。。。気をつけないと、「うにゅ」って音が頭に浮かぶけど、「運輸」である。と、いうことは。。。

 『Physicalは「物的」の「物」、Distributionは「配送・流れ」なので「流」になって、ひょっとするとこれは物流を無理矢理英語にしたものなのかなあ…』

 そんなことを、出会うたびに感じていた。これ、英語なんかなって。
 今朝、また出会ってしまった。どうにもきもちわるくなって、ちゃんと辞書で調べることにした。そうしたら、Physical Distributionという単語・表現があるらしい。。。自分の勉強不足を恥じた。細かく辞書を調べたら、これはものを分配・配送することで、ちょうど、教科の生物(Biology)をliving thingsというのと同じ、誤用(少なくとも会社名に使うにはauthenticではない)のようである。

 念のため、大手物流会社の英語名を見てみた。

 Fukuyama Transporting Co., Ltd.(福山通運)
 Yamato Transport Co., Ltd.(ヤマト運輸)

 だろうなぁ。
 名乗りは大事だ。僕もどこかで変なコトしていないか、確認してみよう。


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今年も文教大学に出かけました。

2006-08-06 06:11:09 | 仕事 3校目

文教大学 毎年夏参加している文教大学言語教育文化研究所夏期講座。1日、2日と越谷市のキャンパスにでかけてきました。
 平成14年度からの参加なので、5年目になります。

*****

 去年、どうして、日本の研修会はきちんと決まった質問の時間がないのか。僕は研究発表は、発表と質疑応答で成り立つものであると思っていると、ブログに書きました。よく、日本人は質問をしないといわれるけど、それはウソで最初から質問の時間がないのだ。講師が話し過ぎなのだ。そんな思いからでした。今年の1日目の3講義、まあまあ改善されていました。 

セミナー 今年の2日目は講義1とセミナー1コマになりました。小中高三校種の6人の先生方の実践を聞くことができ、例年に比べれば意見意見交換ができたと思いました。

 今年僕は「小中高の系統的な指導法開発実践講座」参加しています。そこで一緒に勉強している先生方が越谷市の小学校の先生(2名)です。今回、別の学校ですが、越谷市の小学校英語学習の実践報告(2例)があり、その様子が少しわかったように思えました。

*****

20年経験者研修  おまけ
 20年経験者研修会がひらかれていました。


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3校目、でもラストではない。

2006-08-05 05:49:45 | 気になる 大学研究

 毎日講読している「よみうり教育メール」の2006.08.03(vol.1470)に、『小樽短大が学生不足で経営難、民事再生法を申請へ』とあった。

 小樽短大などを運営する学校法人小樽昭和学園(赤坂勝理事長)は、同短大が学生数減少で経営難に陥り、札幌地裁に民事再生法の適用を申請する方針を固めたとあった。負債総額は約3億5000万円とあった。

 公務員で高校の先生である僕には、私立学校という法人を運営する上で負債が3億5000万円というのがどれほどシリアスな数字なのか見当がつかない。でも、各学年の定員140人に対して、今年度は1年生が33人(充足率23%)、2年生が41人(29%)といずれも大幅に定員割れしている。このことの尋常でないこと、深刻さは理解できる。定員割れ(過半数割れ)で国の私学補助金が交付されない状況が数年続いていれば財務状況が悪化する。

 幸い法人を引き継いでくれるところがでているようだが、前途多難だ。まず、在校生を卒業させること。だめならば幕引き。そんな気がする。


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bog

2006-08-04 04:20:50 | 全英連参加者 2006

 この前、dog bogのエントリでこのつづりのことを書いたのだが、その後辞書を調べたら、bogって単語が存在することを知った。勉強不足…
 Wikipediaにこんなふうにでていた。

 A bog is a wetland type that accumulates acidic peat, a deposit of dead plant material.
 …沼(地)は、酸性の泥炭(死んだ植物が堆積したもの)を蓄える湿地の形態である。

 bogって沼地のことなのか。こんな単純なつづり&3文字の単語を知らないなんて、ちょっとびっくりだ。
 日本各地のbogを紹介したウェブサイトなどでは湿原をこの単語で表しているものもあるようだ。釧路湿原なんかもbogでいいんだろうか。僕はwetlandかとばっかり思ってた。
 今度調べてみよっと。


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王監督4

2006-08-03 06:54:54 | 全英連参加者 2006

 2日、福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督が退院した。めでたい。
 退院会見で拍手がわく。Yahoo!動画を見て、やっぱりこの人は特別なんだと思った。

+++++ +++++ +++++ +++++

 「術後にいろいろな管が体に入っていたり、点滴を持って動かないといけないという制約が取れていって、だんだん本来の生活に戻れるんだと感じていた。入院以来初めて外に出てきたから、外の空気はおいしいなと思っている」
 「皆さんに支えられて、地上に帰還した。生還した気持ち」
 「8月いっぱいは静養して体力の回復に努めたい。9月になっても熱い戦いが繰り広げられていると思っている。最後の最後のホークスがトップでゴールするころには福岡に帰って一緒に喜び合いたい」

+++++ +++++ +++++ +++++

 律儀だなあ。
 とにかく十分にお休みをしていただきたい。

+++++ +++++ +++++ +++++

 2006.07.31 王監督3
 2006.07.18 王監督2
 2006.07.05 王監督


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collaboration

2006-08-03 05:21:30 | 全英連参加者 2006

 ...この単語は、共同、共同作業などを表す語。最近はコラボと短縮形で名詞、コラボするで動詞として使われる。そろそろ日本語になってきた気がする。外国語(主に英語)が日本語に入って来たと実感できる時に出会うことはあまりない。
 今から20年以上前になるが、最近お騒がせのMJのビデオクリップにThrillerというのがあった。全部見終わった後、こんな字幕がエンドロールに出ていた。

 choreography
 Micheal Jackson

 振り付けのことだ。
 知らない単語だったので、辞書で引いて、ほぇ~って思った記憶がある。その後、TRFのサムあたりがコレオグラフィーといっていたのはもう10年前なのかな。一般化するかと思ったけど、あまりに専門過ぎて日本語化したとは言えないだろう。

 さて、このcollaboration。。。はどんな運命をたどるのかな。


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正社員の月間労働

2006-08-02 05:20:43 | 仕事 3校目

 「正社員の月間労働、平均196.7時間・独立行政法人報告」という記事が、先月の22日、日経ウェブサイトに出ていた。それによると。。。

 正社員として働いている人の月間平均労働時間が196.7時間(独立行政法人、労働政策研究・研修機構報告書)
 …これは、平均所定労働時間を33時間上回っていたことになるそうだ。(調査対象は昨年6月の労働時間)

 昨年6月の男性の平均労働時間は204.5時間、女性は178.3時間。年齢別では40歳代の199.3時間が最長、30歳代の198.8時間がその次。
 業種別で最も長かったのが運輸業の224.6時間、2位が卸・小売業の207.4時間

*****

 我が身を振り返って考えてみる。今年のカレンダーをみる。。。

 6月1日(木)から30日(金) 実働22日、年休0日0時間。
 この時期は中間考査・一日遠足も終わり、学校では前半は教育実習期間、後半は三者面談である。
 ・2日(金)午後から出張。帰宅は6時過ぎ(でもいつもより早い)
 ・16日(金)終日出張(研修会)、帰宅は6時頃(上に同じ)
 ・14日(水)~20日(火)まで三者面談(午前中授業、午後は三者面談)

 僕はだいたい学校に朝7時には出勤している。学校の勤務時間は以下のようになっている。
 勤務開始8:30 勤務終了17:15
 足かけ8時間45分である。これを便宜上以下のように分けている。
 ①8:30~12:40(4時間10分)
 ②12:40~13:15(休憩時間)その後勤務時間
 ③15:30~15:40(休憩時間)その後勤務時間
 ④15:40~17:15
 このほか、午前、午後に休息時間(15分)をとることになっている。

 ①は午前中の授業と考えていい。授業のない時間は授業準備。
 ②のあとから17:15までが、午後の授業、帰りのHR、掃除監督、部活動始動、各委員会の仕事になる。

 そもそも②だって、昼食時間として設定されているが、その間生徒に何か質問されたり相談されたりすることがふつうである。場合によってはお小言も言わなきゃならないのだから、本当の意味で休憩なんてあり得ない。
 昼休みに会議を持つことだって、本当なら法律や服務規則に違反なのである。僕たち先生も専門職とはいえ労働者である。でも、ちゃんと休めないのである。

 22日間、どんな風に働いていたか考えてみた。
 朝7時から8時30分までは、無給(サービス出勤)である。クラスの表簿、生徒の資料整理、授業以外のクラス担任としての準備などはこの時間にしかできない。90分全部これに費やしているなんていわないが、いろいろな準備で60分はとられている。これだけでも22時間である。

 1日8時間労働として、きっちり計算すれば172時間である。これに22時間を加えたら、それだけで40歳台の199.3時間に迫る勢い(194時間)である。これに加え、2週に一度の職員会議は勤務時間内におさまることはないし、そもそも昼休みの会議も1回や2回ではすまない。15:30から10分の休憩なんてどこの国のお話だ。その時間は帰りのHR、掃除指導をしている。
 清掃指導というと、わからない人には絶対わからないと思うが、大変な作業である。いまの子は掃除なんてできない。親の世代も掃除ができない人がいるのだから、子供も推して知るべしの場合もある。さぼる生徒に手を焼きながらいらいらと過ごす。
 7月は出張が2回あった。
 勤務時間だって守れたためしがない。1日15分から30分は絶対に超過する。それも、事務処理、教材整理で超える。ぼんやり(心の緊張を解く、じっくり考える)する時間なんかありはしない。この時間で(max30分超過だと)、22日で11時間。少なく見積もってもその半分である。

 授業は全部で授業17コマ(全体で30コマ)、空いてる時間は授業準備である。よく考えたら運送業ほどではないが、民間企業様よりも拘束時間・実質労働時間は長い。民間のデスクワークの人より働きがよくないか。
 これで残業という概念・手当制度がない。一般公務員よりも数%給料がよくて当たり前だ。
 まじめに残業手当を付ければ、普通に仕事をしていても行政の出費は今より増える。そう思う。


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人の名前は難しい。

2006-08-01 05:30:13 | 全英連参加者 2006

 4月から広島カープにどうにもこうにも読めない名前の選手がいた。梵選手。調べよう調べようと思ってはいたが、何となく忘れてしまった。
 先月末巨人広島戦TV中継でその選手が出場、はじめて読みかたがわかった。

 名前:梵英心
 読み方:梵(そよぎ)・英心(えいしん)

 これは読めない。。。。
 出身は広島県三次市。さすが広島球団。地元の選手を採っている。新聞によると、実家が江戸初期から続く浄土真宗の「専法寺(せんぽうじ)」というお寺さんだそうだ。なるほど、名字もそうだけど、名前もお坊さん風である。
 この梵という文字は、仏教用語などで宇宙の真理などを表すという。
 …スケールでかいな。


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