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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その18:東北で震度5弱、津波1メートル 避難指示も、M7・3 )

2012-12-07 | 地震・津波関連

'12-12-07投稿

 既報(その15:宮城で震度4相次ぐ)に引き続いて国内で地震が発生しました。規模はM7.3、震度5弱とのことで、東北地方沿岸で津波も発生したようです。3.11大震災ではM9なので、震源から1000km以上も離れた国内各地で今まで経験したことない揺れを感じましたが、久しぶりに大きな地震で津波も発生したようです。近隣の原発が応力腐食割れなどで配管などが破壊しないことを祈ります。大きな津波が発生しなくてなによりです。

47ニュースhttp://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120701002016.html

「東北で震度5弱、津波1メートル 避難指示も、M7・3」によれば、

「7日午後5時18分ごろ、東北地方で震度5弱の地震があった。震源地は三陸沖北で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・3と推定される。気象庁によると、宮城県石巻市の鮎川で1メートル、岩手、宮城、福島各県で20~40センチの津波を観測した。

 気象庁は、宮城県に津波警報、青森県太平洋沿岸、岩手県、福島県、茨城県に津波注意報を出したが、約2時間後に全面解除した。

 青森、岩手、宮城各県の沿岸自治体は避難指示や勧告を出し、一部住民らは高台に避難した。

 気象庁は、東日本大震災の余震で、海溝の外側が震源となる「アウターライズ地震」との見解を示した。津波警報の発表は昨年4月以来、M7以上の余震は同7月以来という。

 同庁は、今後1週間は最大M6、最大震度4程度の余震に注意が必要としている」という。

 よんななムービーで地震の程度が確認できます。

http://www.47news.jp/movie/general_national/post_8146/

 今回の地震については、最近投稿した既報(その16:バヌアツ沖でのM6.4地震と日本との関係に対する情報 )の引用記載では、
「※バヌアツと日本の地震の関係

2007年
3月25日 9時39分 バヌアツ
3月25日 9時41分 能登半島地震 M6.9
7月15日 9時27分 バヌアツ M6.3
7月16日 1時13分 中越沖地震 M6.7 
8月2日 2時8分 バヌアツ M7.2
    11時38分 サハリン南部 M6.4 
2009年
8月11日 駿河湾 M 6.4
10月8日 バヌアツ M7.8
10月30日 奄美大島北東沖 M6.8
2011年
3月11日 東北地方太平洋沖 M9.0
3月17日 バヌアツ M6.3」とのことで、今後も地震・津波に対する警戒はしなければなりません。

震源地は三陸沖北で、震源の深さは約10キロとのことですが、津波は比較的震源の深さが浅い時に発生するとも言われていますが、今回は大きな津波が発生しなかったようです。

 明治三陸沖地震では震度は小さくても大津波が発生したこともあり、相変わらず津波規模はどのような時に大きくなるのか不詳です。

既報地震・津波規模に係る要因の記載での個人的な妄想によれば、

「・・・地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的には熱になる可能性に着目しています。 詳しく見る>>

(宇宙、地殻マグマ、原発などからの放射能の発生存在比率については個人的には不詳)

木の年輪の異常から、奈良時代に太陽から放射されるエネルギーの異変によって地球環境に異変が発生したという。ここ半世紀に顕著化した地球温暖化(海水面の上昇→津波規模への影響)に関して、上記の自然放射線の所為かどうかは不詳ですが、環境放射線の放射化・励起・電離・酸化作用よると推察されます。・・・」

 ⇒ 上記の調査結果から、あらためて考えてみると、

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、

 基本的には環境放射能の変化⇔地殻の地質、地層の状態変化が交互に影響している過程において、「地震・津波規模に付随する現象」として、自然科学的な目に見えない1) 「爆縮現象」、2)地下水中のラドンの変化、3)地殻中からのオゾンの発生、4)環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノ)の増加、4)大気イオン濃度の増加 、5)電磁波ノイズの発生、また肉眼観察が可能な6)地震雲の発生、7)鯨など生命体の異常行動などが誘起されているようです。

 

 

 


地震および津波に係る記載(その17:地震発生頻度に影響する時間帯に関連する情報 )

2012-12-07 | 地震・津波関連

'12-12-07投稿

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、

 基本的には環境放射能の変化⇔地殻の地質、地層の状態変化が交互に影響している過程において、「地震・津波規模に付随する現象」として、自然科学的な目に見えない1) 「爆縮現象」、2)地下水中のラドンの変化、3)地殻中からのオゾンの発生、4)環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノ)の増加、4)大気イオン濃度の増加 、5)電磁波ノイズの発生、また肉眼観察が可能な6)地震雲の発生、7)鯨など生命体の異常行動などが誘起されているようです。

 個人的には、地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・含有量)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連がどのようになっているのか?不詳につき関心があります。

 今回は地震発生頻度に影響する時間帯に係る情報を調べました。

Wave of sound の研究日誌

http://waveofsound.air-nifty.com/blog/2011/12/14----44d0.html

「14. T1.地震は夜に多く昼に少ない---太陽が地震活動に影響?」によれば、

(一部抽出して引用しました。)

以前の記事で地震電磁気現象についてのNASA Ames研究所のF T Freund博士の講演を紹介しましたが、博士の最近の講演

Living with a Star, Dangerously - Friedemann Freund
http://www.youtube.com/watch?v=Ndj85uAHrPg

がYoutubeにあがっています。 この動画の中で「地球上のどこでも、地震は真夜中に多くて昼間に少ない」という事実が紹介されていて、たいへん驚きました。・・・

長年にわたる統計でも、最近の群発地震の統計でも、地震活動の日変化は、夜中に地震が多くて昼間に少ない。ただし正午付近に小さなピークがある、という特徴を持っています。

日本周辺ではどうなのか

 日本周辺でも地震は真夜中に多くて昼間に少ないのでしょうか。

防災科研Hi-netのHPからダウンロードさせていただいた気象庁一元化処理 震源要素で調べてみました。 約4年分(2006年12月〜2011年1月)のデータです(*)。

図2 日本周辺での時間帯別地震回数(M0.0以上)

マグニチュード0.0以上の地震については、日本周辺でも真夜中に地震が多く、昼間に少ないことがわかります。 正午付近に小さなピークがある点も、上記アルプスのデータと同じです。

真夜中の地震頻度は平均的な値より15%ほど多く、昼間は逆に15%ほど少なくなっています。・・・

地震が発生しやすい場所は太陽とともに移動するのか

(中略)

最頻発生時刻は、真夜中の0時から午前2時ごろです。 東へ行くほど最頻発生時刻が早くなる傾向が読み取れます。

早くなる割合は経度1度につき0.0687時間、つまり、経度15度につき約1時間です。 15度は、ちょうど地球の自転により太陽が1時間に天空で描く角度です。

地震活動が活発な(あるいは不活発な)場所は太陽とともに動いて行くのではないか、と思われます。・・・

震源の深さは時間帯別地震回数と関係があるだろうか

(中略)

もし、太陽の影響がまず地表に現れ、それが地下へと(遅い速度で)伝わっていくならば、深い地震ほど最頻発生時刻が遅くなってもよさそうなものです。しかし、そのような傾向は見られず、むしろ、どちらかというと、深い地震ほど最頻発生時刻が早い可能性すらあります。

地表から地下100kmまでの作用伝達時間が数十分以上であるような過程は、太陽の地震活動への影響には無関係であろうと考えられます。

震源の緯度は時間帯別地震回数と関係があるだろうか

(中略)

このグラフは、震源の緯度(北緯)と最頻発生時刻(local time)との関係を調べたものです。 両者に明瞭な関係はみられません。・・・

太陽潮汐(太陽の万有引力による潮汐)は時間帯別地震回数に影響しているだろうか

潮汐と言えば、月の引力による潮汐がまず思い浮かびますが、太陽の引力による潮汐力も、月の半分くらいの大きさをもっています。

(中略)

太陽潮汐の影響はあまり見られないようです。

マグニチュードが大きい地震(M3.0以上)も真夜中に多いのだろうか

上ではM0.0以上の地震について調べましたが、もう少しマグニチュードが大きい地震(M3.0以上)ではどうなっているでしょうか。

(中略)

*) 謝辞
この記事および同じカテゴリの最近の記事で取り上げた暫定的な分析には、Hi-netのHPからダウンロードした気象庁一元化処理 震源要素を使用しました。 気象庁一元化処理 震源要素は独立行政法人防災科学技術研究所、気象庁、及び、国立大学の地震観測データを使用して、気象庁が文部科学省と協力して整理したものです。 ここに記して感謝いたします。」

⇒太陽光が届く昼間での地震は少ないようです。関連投稿で記載した「要素」「要因」「付随現象」との関係がどのように成っているのだろうか?

関連投稿:

今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その1:'11-03-13~'11-12-27)

 ・今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その3-1:地震・津波規模に係る要因~'12-06-09)

 ・今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その3-2:地震・津波規模に付随する現象について)

 ・今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

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