山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

大門から桜田門(その3)

2011-04-13 | 日常の出来事
愛宕神社

愛宕神社です。
昔は火伏の神様として崇められていました。
なかなか立派な神社です。

男坂

ここは男坂と呼ばれている階段です。
86段あり40度の勾配だそうです。
寛永年間に間垣平九郎が馬で駆け上ったと
伝えられています。


法務省

愛宕神社をでてから桜田門に向かいました。
これは法務省の建物です。
ドイツの有名な建築家がデザインしたものだそうです。
東京駅同様、非常に質量感溢れる建物です。

国会議事堂

遠くに国会議事堂が見えます。
その右の森は国会前庭と呼ばれ、洋式庭園になっています。
右に時計台が見えます。
あそこまで歩いて行きます。

皇居のお堀

皇居のお堀です。
風もなく水面が穏やかで鏡のようでした。

桜田門

この奥が桜田門です。
万延元年(1860)3月3日、この前で水戸藩士によって
井伊大老が暗殺されました。
有名な「桜田門の変」という事件です。

時計台

これが先ほど見た時計台です。
かなり高くて遠くからでもよく目立ちます。




時計台の説明です。
ステンレスの板に書いてあるので、途中消えて
いるところもあります。
何とか読んでみてください。


日本水準原点の建物

この中に日本水準原点が入っています。
標高を測る時の基準になっています。
昔この扉を開けてもらって見たことがあります。
水晶の板に横1本線が引かれているだけでした。



日本水準原点の説明です。
現在も山などの標高はこれが基準になっています。




すぐ横にはこの建物の説明がありました。
なかなか貴重な建物のようです。



全体としてはこんな感じです。
ここは測量などに興味がある人しか訪れないようです。
国会議事堂のすぐ近くですが、静かな場所です。

今回のウオークはここで解散でした。
このあと、うさきちさん他4名で池袋にでて
打ち上げをしました。
なかなか楽しいウオーキングでした。


◎特 集

ソメイヨシノは散り始めましたが、シダレ桜が満開です。



ピンクのシダレ桜です。
特にこのピンク色のサクラを紅枝垂れ桜(ベニシダレザクラ)
と呼んでいるようです。




ここもかなり広いところです。
椅子に座って絵を描いている人がいました。




小さなピンクの花です。
暖かい春を待っていたようです。




東北の被災地でも昨日サクラが咲きだしたようです。
これから傷ついた心を慰めてくれると思います。




ここは埼玉県のオアシスです。
ヤナギも芽吹きが始まっていました。
淡いグリーンが池に映えてきれいでした。




遠くに見える木はラクウショウです。
真っすぐ天に向かって伸びています。
北欧、ノルウエーのフィヨルドを思い出しました。
ソメイヨシノは散り始めましたが、シダレ桜は
まだまだ楽しめそうです。

大門から桜田門(その2)

2011-04-12 | 日常の出来事
本堂

正面が増上寺の本堂です。
大正時代の建物が戦災で焼失し、現在の建物は
昭和49年に再建されたものだそうです。
ご本尊として阿弥陀如来像が祀られています。
右奥に東京タワーが見えます。


シダレ桜

右にシダレ桜が咲いていました。
この更に右には鐘楼があります。

本堂と東京タワー

本堂と東京タワーのツーショットです。
この日は雲っていてかなり寒かったです。

東京タワーの特別展望台

東京タワーは昭和33年に完成した電波塔です。
333mの高さは日本一とされていましたが、先日
東京スカイツリーに抜かれてしまいました。
大展望台は高さ150mとされています。
更にその上に特別展望台がありここは高さ250mです。
その先にアンテナがあります。

地震で曲がった先端部分

アンテナの上部をズーミングしてみました。
3月11日の地震で先端が曲がってしまったようです。
かなりの揺れだったことがよくわかります。




本堂から入口のほうを見ています。
天気がよくない割にはたくさんの参拝者が
いました。

シダレ桜

ここにもきれいなシダレ桜がありました。
丁度見頃のようです。
バックに青空が欲しかったです。


徳川家の霊廟

本堂の横を通って行くと徳川家の霊廟があります。
ここは4月1日から9日まで一般公開される予定でした。
しかし、地震のため公開が中止になりました。



本来ならこの門から中に入る予定でした。
扉には徳川家の葵の紋が描かれています。


お江のお墓

すぐ隣に一般の墓地があります。
そこに入って木の陰から覗いてみました。
「お江の方」という文字とお墓の写真がみえました。
お江(おごう)はNHKのドラマでもなかなか人気が
あるようです。

NHK放送博物館

次に向かったのは愛宕山にあるNHK放送博物館でした。
ここは以前にも何度か入っています。
日本で最初にラジオ放送を流したこととして
知られています。
入口にきれいな桜が咲いていました。

アンテナ

すぐ隣にアンテナがありました。
東京タワーの先端部分にはこれが連続して取り付けて
あるそうです。
地震で曲がった部分もこの部分のようです。
来年の春には新しい電波塔が完成するので、
もう、修理しないのかも知れません。


◎付 録

シダレ桜

近くにシダレ桜が咲いているところがあります。
我が家から歩いて5分くらいのところです。
ここには早咲きから遅咲きまでたくさんあります。



かなり咲いていました。
色もピンクと白の2種類があります。
住宅街のど真ん中です。
まだまだ楽しめるようでした。

大門から桜田門(その1)

2011-04-11 | 日常の出来事
多摩湖散策の翌日(3日)、大門(だいもん)から
桜田門まで歩いてきました。


芝大神宮(1)

この日はブログ友の「うさきち」さんからの誘いでした。
昨年、ブログで知り合って今回が3回目の参加です。
地下鉄「大門」駅に集合し、最初に訪れたのがここでした。


芝大神宮(2)

ここは芝大神宮といって東京ではかなり
有名な神社のようです。
祭礼は期間の長さ(9月11日~21日)から、
「だらだら祭り」と呼ばれているそうです。
暑い時期なので「生姜(しょうが)市」が開かれる
ことでも知られています。
生姜を食べて暑さを乗り切ろうということのようです。


お祓い

神主さんからお祓いを受けました。
3月11日に東北地方から東日本にかけて
大きな災害がありました。
これ以上大きな災害がないようにと祈りました。


大きなツバキの花

大きなツバキの花が落ちていました。
直径が10cm以上ありました。
なかなか印象的な花でした。

貯金塚

すぐ近くにこんな石碑がありました。
「貯金塚」だそうです。
何事も「根気」が大切だということでしょうか?



関東大震災の時のことのようです。
「災厄は忘れた頃にやってくる」
今回の大震災は誰も予測できませんでした。
この教訓を将来に生かして欲しいと思います。



浜松町の方向
芝大神宮から通りにでました。
地下鉄「大門(だいもん)」駅の入口があります。
この奥がJR浜松町駅になります。
大きな建物は世界貿易センタービルです。
1970年に竣工した40回建て、152mの高層ビルです。
翌年に京王プラザビルが完成するまでは日本一高いビルでした。




これから増上寺に向かいます。
最初に見えた山門です。


三門

この大きな門は三門と呼ばれています。
三門とは3つの煩悩を解脱するために入る門のことで、
空門(むさぼり)、夢想門(いかり)、無作門(おろかさ)
のことだそうです。



ここにもやはり地震の影響があったようです。
通る場所が決められていました。

石碑

入口に建っていた石碑です。
浄土宗の大本山だそうです。
これから中に入ってみます。



◎付 録

航空公園の桜が満開になりました。
7日、行ってみてきました。


ここは昔アメリカ軍の施設でした。
返還されてからは所沢市民の憩いの場になっています。



都会の花見ほどにぎやかではありません。
みんなのんびりと花を楽しんでいました。




ソメイヨシノは桜の代名詞になっています。
今年は開花宣言があってから寒い日が続き、2週間以上
待たされました。




東日本大震災があってから日本中に自粛ムードが
漂っています。
でも花は待っていてくれません。




ソメイヨシノは満開になると1週間くらいで
散ってしまいます。
雨が降ればもっと早くなります。
どんな時でも花を楽しむ余裕を持ちたいと思います。
東北の被災地にもこれから桜が咲くとでしょう。
被害にあった人達の心を慰めて欲しいです。


あの忌まわしい大震災から今日で丁度1ヶ月になりました。
改めて震災で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
また、不幸にして亡くなられた方々に慎んでお悔やみ申し上げます。
更に、未だ先がみえない福島原発の現場で命がけの仕事を
されている方々には心から敬意を表したいと思います。

多摩湖散策(その3)

2011-04-10 | 日常の出来事
玉湖神社(1)

立派な神社がありました。
でもここも震災の影響があったようです。
お賽銭箱は扉で塞がれていました。


玉湖神社(2)

ここは「玉湖神社」といいます。
ここでしっかり湖を守っているようです。


もみじ橋

再び遊歩道に出ました。
この橋は「もみじ橋」といいます
遠くに赤い五重塔が見えます。
あの下に山口観音があります。


山口観音

ここが山口観音です。
毎年、元旦にお参りにきています。
今年2回目のお参りでした。


マニ車

マニ車があります。
ネパールやブータンのお寺にもたくさんありました。
これを廻して時計回りに1周します。
カラカラとよい音がしました。

花祭り

この日は花祭りが準備されていました。
4月8日がお釈迦様の誕生日とされています。

お釈迦様

小さなお釈迦様です。
指で上と下を指しています。
お釈迦様は生まれてすぐに「天上天下唯我独尊」と
いったそうです。

地震で倒れた灯籠

次に訪れたのはすぐ近くにある狭山不動尊でした。
灯籠が幾つか倒れていました。
やはり3月11日に起きた地震のせいだそうです。
この灯籠は青銅製で徳川霊廟から移築したものです。
奥の羅漢堂は井上馨邸から移築したものです。
この中に入ることはできません。


狭山不動尊の本堂

ここが狭山不動尊の本堂になります。
ここでもお釈迦様の花祭りの準備がしてありました。


第一多宝塔

横に立派な多宝塔があります。
これは大阪府高槻市の畠山神社から移築した
ものだそうです。


地震の被害

入口の両側にある石灯籠も地震で倒れてしまった
そうです。
専門家を呼んで修復したといっていました。
石段に落ちた時の傷が残っていました。


総門

大きな総門です。
長州藩毛利家江戸屋敷の門を移築したそうです。
この門も地震で大きく揺れたそうです。
倒れなくてよかったです。


勅額門

入口にある門です。
芝増上寺にあった二代目将軍徳川秀忠の霊廟から移築
したそうです。
他にも丁子門といって増上寺にあった崇源院(お江の方)の
門などもあります。
ここは西武グループがいろんなところにあった建物を
買い取ってここに移築し、昭和50年(1975年)に
開いた比較的新しいお寺です。
ここから西武球場前駅はすぐ近くです。
暖かい日差しの中のウオーキングでした。





多摩湖散策(その2)

2011-04-09 | 日常の出来事
軌道跡

昔、軽便鉄道が通っていた軌道跡です。
今は静かな山道になっています。
春の日差しが柔らかく降り注いでいます。
もうすぐ木々の芽吹きも始まるようです。


トンネル

軽便鉄道には幾つかのトンネルがあります。
これもその1つです。
この日はシャッターが降りていました。

通行止め

ここにも東日本大震災の影響がありました。
今でも時々余震があります。
しばらくは通行できないようです。


ハナモモ

トンネルが通れないので、少し遠回りします。
ハナモモがきれいに咲いていました。


トンネルの出口

この奥がトンネルの出口です。
軽便鉄道は多摩湖(村山貯水池)や狭山湖(山口貯水池)の
建設に使われたトロッコ鉄道だそうです。
昭和19年に廃線になり、現在は遊歩道として整備されています。


シデコブシとコブシ

シデコブシとコブシが仲良く並んでいました。
右のほうがシデコブシ、左がコブシです。
シデコブシは全体に赤っぽく見えます。


ハクモクレン

こちらはハクモクレンです。
普通、モクレンと呼ばれていますが、紫のシモクレンに
対してハクモクレンと呼ばれるようです。
花は上を向いて咲いています。


ジンチョウゲ(1)

ジンチョウゲのシロバナです。
最近この色も多くなりました。


ジンヨウゲ(2)

少し赤っぽい色のジンチョウゲです。
この花が一番多いようです。
甘い香りが漂っていました。

日帰り温泉

日帰り温泉のようです。
この近くにもカタクリの群生地があるようです。
休日だったので、たくさんの車が駐車していました。

県境

今まで歩いていたところは東京都の武蔵村山市でした。
再び埼玉県に入ります。
勾玉模様は埼玉県のシンボルです。


遊歩道

この遊歩道は自転車も走っています。
後ろからくる時は大声で「自転車!」と叫びます。
一応左右で分けているようですが、話に夢中になると
自然と道路一杯に広がります。
できるだけ右側を歩きたいものです。
例年なら桜が楽しめるところですが、まだ少し早かったようです。



◎号 外

上野公園の桜が満開になりました。
今年は例年より遅かったようです。



上野といえば西郷さんです。
いつも同じ姿で立っています。
顔は鹿児島のほうを向いているそうです。
やはり故郷が恋しいようです。



こんな看板が立っていました。
ここにも大震災の影響があるようです。



ボンボリだけはぶら下がっていました。
少しは花見に色を添えているようです。




花はほぼ満開でした。
昔から桜といえば上野を指すくらいです。
桜はその季節がくれば立派に咲いてくれます。



道路の両側から一杯に枝を伸ばしています。
久し振りの上野です。
この時期は両側に花見客がたくさん座っていて、
歩くのもやっとでした。
やはり自粛ムードが漂っていました。



まるで桜のトンネルです。
ソメイヨシノは咲くまでが長いですが、満開が過ぎると
あっという間に散ってしまいます。




中国からきたパンダも4月1日から公開されています。
この日はもう閉園になっていました。
子供達にたくさんの夢を与えて欲しいです。



若者が何人かのグループで花見をしていました。
昔はカラオケなど持ち込んで大騒ぎをしていました。
毎年こんなに静かならよいと思います。
外国からの観光客も何人かいました。
しばらくはまだ楽しめそうです。

多摩湖散策(その1)

2011-04-08 | 日常の出来事
3月11日の大震災から幾つかのプランが中止になりました。
4月2日から再開です。
多摩湖周辺を歩いてきました。


西武球場前駅

集合は西武球場前駅です。
私の家からは約4キロくらいです。
天気もよかったので歩いてきました。
ジャスト1時間でした。

ライオンズのマーク

駅の改札口には西武ライオンズのマークが
飾ってありました。
レオと呼んで親しんでいました。

西武ドーム

西武球場です。
一般には西武ドームと呼んでいます。
子供が小さい頃、会社の帰りに駅で待ち合わせをして
よく観戦に行きました。
その頃は屋根はありませんでした。
夏も涼しくてビールが美味しかったです。


ゆり園

このには「ゆり園」もあります。
静岡の袋井に「可睡ゆり園」というところがあります。
静岡に単身赴任している頃、何回か観に行きました。
そこの球根を譲り受けてここでも開園したと聞いて
います。
花は6月中旬の頃咲くようです。

多摩湖

これが多摩湖です。
正確には「村山下貯水池」と呼ばれ、東京都水道局が
管理しています。
数年前に堰堤の耐震工事を行い、すっかりきれいになりました。
冬は渡り鳥がたくさん泳いでいます。

鹿島橋

この橋を真っすぐ行くと東大和市の狭山緑地に行くことが
できます。
このあたりは遊歩道になっています。

豊鹿島神社

なかなか立派な神社です。
代表でお参りして貰いました。

ボケの花

真っ赤なボケの花が咲いていました。
かなり遠くからでも目立つ花でした。

熊野神社

熊野神社は全国いろんなところにあります。
ここもかなり古い神社のようでした。


砲弾

境内にこんな物がありました。
日露戦争の時の砲弾だそうです。
もちろん火薬は抜いてあります。
この村から出征した人がいたのでしょう。
横須賀にある戦艦三笠を思い出しました。


◎号 外

ブログ仲間のさんが写真展を開催しています。
場所は港区白金台にある自然教育園です。
紅さんの激励を兼ねて行ってきました。

満開の桜

自然教育園はJR目黒駅から歩いて10分ほどのところにあります。
入口の桜はほぼ満開になっていました。
奥の建物が事務室になっています。
写真展はこの中で開催されていました。

紅さんと白さんの作品

右が紅さん、左が白さん(ご主人)の作品です。
お二人仲良く並んで展示されていました。

3月に白さんが急逝されました。
連絡を受けた時はまったく信じられませんでした。
1月のお誕生日に招待されて、恵比寿ビアガーデンで
楽しく語らいました。
なかなか明るい方でいつか山の家に行く約束をして
いました。

白さんの作品
   

   
白さんの遺作です。

紅さんご夫妻は鳥の撮影にかけてはプロ級です。
大きなカメラを担いで日本中を駆け巡っていました。
最近では長崎のオシドリを撮影していました。
この旅が最後になったようです。


自然園の昆虫や植物

今回は昆虫や植物がテーマでした。
左のムラサキハナナ(ハナダイコン)が白さんの遺作です。
この自然園は四季を通していろんな自然が楽しめます。

写真展は24日まで開催しています。
但し、月曜日は休館日です。
ぜひ訪ねてみてください。




オオミスミソウ

2011-04-07 | 山の花

ミスミソウはユキワリソウの仲間です。
新潟県の日本海側に多いとされています。
その中でも佐渡に咲く花は特に花が大きく色の
種類も多いのでオオミスミソウと呼ばれています。



ユキワリソウは白い花が多いとされています。
ここでもたくさんありました。



人里離れた山奥です。
この山の主が佐渡から種を譲り受けて育てて
いるそうです。




花びらが欠けているのは虫にでも食べられた
のでしょうか?
寒さに耐えて懸命に生きていました。



赤と白が混在しています。
花が咲く頃は葉っぱが枯れていて姿が
みえません
葉っぱが三角形をしているので、三角草(ミスミソウ)と
呼ばれています。



淡いピンクもかわいいです。
山は待ってくれますが、花は待ってくれません。



昨年は時期を逸してしまいました。
2年振りに会ってきました。
元気でいてくれてよかったです。



やはり山の花は自然の中でみるのが一番です。
いつまでも残っていて欲しいと思いました。
佐渡でももう咲きだしたようです。
この花からたくさんの元気を貰いました。

セツブンソウ

2011-04-06 | 山の花

この花も春の妖精と呼ばれています。
例年なら3月中旬で消えてしまうのですが、
今年は3月末まで残っていてくれました。




横顔もなかなかかわいいです。
直径は1円玉と同じくらいの大きさです。



花びらにみえるのはガク片です。
花びらは退化してしまいました。
内部で黄色く見えるのが花びらです。



3人姉妹です。
仲良く並んで咲いていました。
やっときた春を楽しんでいるようでした。



こちらも姉妹のようです。
妹がお姉さんのあとを一生懸命追いかけていました。



白いガク片も5~7枚くらいあるようです。
節分の頃咲くのでこの名前がついています。
旧暦の節分なので、3月初旬に咲いて1週間くらいで
消えてしまいます。
今年3月が寒かったので遅くまで咲いていてくれました。
明るい笑顔に元気を貰いました。



◎号 外

ポトマック桜がやっと開花しました。
今年は例年より1週間くらい遅かったようです。



昨日(5日)、観てきました。
私の家から5分くらいのところにあります。
花が大きくてふっくらしています。



まだツボミが多くありました。
咲き始めはピンクできれいです。



花びらはどの桜よりも大きく感じました。
いつもこの桜が咲くのを楽しみにしています。




全体としてはこんな感じです。
1本だけの桜です。
たくさんの人が観にきています。
やはり開花を楽しみにしていたようです。



小さな案内板が落ちていました。
アメリカのポトマック川から里帰りした桜です。
まだ、1週間くらいは楽しめるようです。

アズマイチゲ

2011-04-05 | 山の花

アズマイチゲは関東に多い花とされています。
名前のアズマは東と書いて関東を意味します。
イチゲは一華で花が茎の先に1個咲くという意味です。



こんな姿で首を持ち上げます。
3枚の葉っぱで花を抱えているようです。
こんな姿もなかなかかわいいです。




少し花が開いてきました。
花びらの後ろが淡いピンク色をしています。




大きく咲きました。
花びらに見えるのはガク片で、花びらは退化してありません。
オシベもメシベもたくさんあります。




群生しているとなかなかきれいです。
どの花も太陽の方向を向いて咲いていました。



花びらが薄いピンク色をしています。
まさに春の妖精のようでした。



木の陰から仲良く顔を出しています。
ささやき声が聞こえるようでした。
暖かい春が待ち遠しかったようです。



幅広いガク片とたくさんのオシベ、中心の緑の中にメシベが
みえます。
この花は全体が淡い緑色にみえました。
この時期しか出会えない妖精達です。
みんなで春の暖かさを楽しんでいるようでした。

春を求めて

2011-04-04 | 日常の出来事
春を求めて秩父の山に登ってきました。
秩父は寒い地方なので、花の開花も遅いようです。

サンシュユ

平地ではもう咲き終わっているところも多いと
思います。
ここではまだツボミが多かったです。
これからオシベが元気に飛び出してきます。

ミズバショウ

ミズバショウが1株だけ咲いていました。
つい最近まで雪が残っていたようです。
尾瀬などでは初夏に咲く花です。

アブラチャン

アブラチャンのチャンとはアスファルトなどに
使われるピッチのことだそうです。
この実から油を絞って灯油にもしたことがあるそうです。
木肌はすべすべしていました。

ロウバイ

まだロウバイが残っていました。
やはりここは寒いようです。
遠くに武甲山がそびえていました。

武甲山

秩父の名峰です。
標高1304m、日本二百名山に数えられている山です。
表面は石灰岩の採掘で階段状になってしまいました。
今でも12時なるとサイレンがなって発破の音が聞こえます。
裏側に登山道があって頂上まで登ることができます。

カタクリ

カタクリはまだ目覚めたばかりでした。
これからかわいい花を咲かせます。
山は待ってくれますが、花は待ってくれません。
暖かくなると花を求めて旅したくなります。
サクラの花で日本中が明るくなるとよいと思います。

今日(4日)も計画停電はありません。
桜も咲き始めました。
このまま暖かくなって欲しいです。


春の花

2011-04-03 | 日常の出来事
サンシュユ

マンサクと共に春を告げる花です。
小さな花ですが、元気一杯です。

シデコブシ

別名:ヒメコブシと呼ばれています。
本州中部の愛知県、三重県、岐阜県の1部にしか
自生していないとされています。
公園や街路樹としてよく見かけますが、絶滅危惧種に
なっているそうです。
コブシより花びらが細くてたくさんあるのが特長です。


コブシ

コブシも咲き出していました。
花の下に葉っぱは1枚あります。
モクレンは上を向いて咲きますが、これは横を
向いて咲きます。
これが咲くと東北にも春が訪れます。

トサミズキ

トサミズキは高知県が故郷です。
ヒュウガミズキより花が大きいのが特長です。
咲き始めはオシベが赤くなっています。
この仲間にシナミズキがあります。
小石川植物園にはかなり大きな木がありました。

ヒュウガミズキ

ヒュウガミズキの蕾です。
それから黄色い花が咲いてきます。
この花も公園などによく植えられています。
やはり春を告げる花です。

ネコヤナギ

ネコヤナギがこんなに大きくなっていました。
フワフワした毛皮から花に変化する姿がよく
わかります。
子猫から大熊猫(ジャイアントパンダ)に変化したようです。
中国から上野動物園に来たパンダも1日に公開されました。
子供達にたくさんの夢を与えて欲しいです。

田浦梅林(その2)

2011-04-02 | 日常の出来事
東京湾

梅林の奥に海が見えます。
東京湾です。
左に見えるのは住友重機のドッグです。


梅林

梅の花が甘い香りを漂わせていました。
これからまだまだ咲くようです。


梅の花

花をアップにして見ました。
咲き始めの花はどれもかわいいです。

田浦梅の里

ここは「田浦梅の里」と呼ばれているようです。
平日のせいか人影もまばらでした。

展望台

展望台がありました。
ラセン階段で登ってみます。

ドック

ここから海がよく見えます。
左奥が住友重機のドックです。
波は静かでした。


ベイブリッジ

正面奥に横浜ベイブリッジが見えます。
これから暖かくなると展望もよくありません。
対岸の房総半島は霞んでいました。

ジョージ・ワシントン

右は米軍の施設です。
空母「ジョージ・ワシントン」が入港していました。
さすがに大きな船です。


高速道路

遠くに高速道路が見えます。
横浜横須賀道路と呼ばれています。
三浦半島の背骨になっています。

京急田浦駅

田浦梅林からしばらく歩きました。
ここは京浜急行の田浦駅です。
ここで解散しました。
ここから横浜に出て冷たいビールで
喉を潤しました。
資生堂見学から田浦梅林まで、なかなか充実した
ワンでリングでした。

今日から月曜日まで計画停電はありません。

自粛していた山の会も今日から再開です。
これから多摩湖周辺をウオーキングしてきます。

田浦梅林(その1)

2011-04-01 | 日常の出来事
田浦駅

資生堂工場見学のあとは電車で田浦に
向かいました。
ここには田浦梅林という梅の里があります。
JR田浦駅です。
珍しく質素な駅でした。

トンネル

駅から左のトンネルを抜けてきました。
ここにはトンネルが2つあり、一方通行に
なっているようです。

田浦梅林

田浦梅林に入ります。
いきなり急な坂を登ります。
運動には丁度よいようです。


梅の花

サクラと違って梅の花には派手さがありません。
まだ少し早かったようです。



種類はよくわかりませんが、たくさん集まって咲いています。
色はややピンクがかっていました。




青空によく映えていました。
この日は風も冷たく肌が痛いくらいでした。

吹き流し

吹き流しが勢いよく泳いでいます。
この色にも意味があって、チベット仏教では赤は火、青は空、
緑は水、白は風、黄色は大地だそうです。
ネパールやブータンでたくさん見ました。


梅の花からはよい香りがします。
メジロなどの小鳥が蜜を求めてくるようですが、
ここでは見かけませんでした。

案内板

こんな案内板がありました。
「皇太子明仁親王殿下」というと今の天皇陛下
のようです。
かなりの古木もありました。

京浜急行

電車が通過しました。
京浜急行の電車です。
この瞬間を狙ってカメラを構えている人もいました。
私もその1人でした。


梅とスイセン

ここにはスイセンもたくさんあるようです。
生憎と花は終わっていました。
もう少し早ければ両方の花が楽しめたと思います。
花の時期にくるのはなかなかタイミングが難しいです。