愛宕山（最終回）

愛宕山トンネル

放送博物館から帰りはあの急な石段を通らず、このトンネルの
脇を降りてきました。
左側に緩やかな階段があります。
このトンネルは「愛宕山トンネル」といって放送塔が建っていた頃から
あるようです。
但し、今は立派なトンネルになっていて昔の面影はありません。


金刀比羅宮

虎ノ門から霞ヶ関に向かいます。
途中に立派な神社がありました。
虎ノ門金刀比羅宮だそうです。



江戸時代からある由緒ある神社のようです。
親元は四国の讃岐だそうです。
海の守り神として敬われていますが、現在は五穀豊穣、
家内安全など何でも願い事を叶えてくれるそうです。
いろんな彫り物がある鳥居も立派でした。



虎ノ門の交差点からの眺めです。
正面奥の白いビルは「小松ビル」といって屋上にブルドーザーが
乗っていました。
今は撤去されてカラフルな文字の看板があるだけです。
このあたりはビジネスでよく歩きました。




反対側の景色です。
正面のビルは「ＴＯＴＯ」の本社ビルです。
世界中に輸出されているようです。
中国の主要都市でもここの製品を見ました。
何故かトイレに入ってこのマークをみるとホッとします。
海外でも有名なようです。

新霞ヶ関ビル

霞ヶ関ビルを通り抜け、これから新霞ヶ関ビルに入ります。
このビルの地下に美味しい「おそば屋」さんがあるそうです。
今回はこのお店を貸切にして落語を聴きます。
どんな話が聴けるのでしょうか？


そば処　出羽香庵

そば屋さんは「そば処　出羽香庵」といいます。
オーナーが山形の出身だそうで、そば粉は地元から取り寄せて
いるそうです。
落語家は「柳家〆治（しめじ）」さんです。
今度、落語協会の会長に決まった柳家小三治師匠のお弟子さんだそうです。


落語

演目はみなさんご存知の「ときそば」です。
しかし、テレビで落語を聴いたことはありますが、こんな
「かぶりつき」で聴いたのは初めてでした。
しかも１８名くらいの我々だけの貸し切りです。
みんな久し振りに大笑いしていました。
もう１席聴かせて貰ったあと、師匠も着替えて一緒に
飲んで美味しいそばを食べました。
商売柄、よく話す師匠でした。（笑）
師匠に「顔写真を出していいか？」と聞いたら快く了解して
くれました。

今回はこのおそば屋さんによく出入りしている仲間のプランでした。
「愛宕山と特別新春寄席」・・・なかなか楽しかったです。
このおそば屋さんは新霞ヶ関ビルの１階にあります。
このあたりに出る機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
焼酎のそば湯割りも美味しかったです。