山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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燕岳から槍ヶ岳(その6)

2012-09-20 | 北アルプス
稜線

一番奥のピークが燕岳の頂上です。
燕岳には何度も登っていますが、この稜線を
歩いたのは初めてでした。


北燕岳

北燕岳です。
ここには目立った標識はありません。
燕岳から約20分の歩きでした。
ガスっていてここ先の展望はありませんでした。


燕岳頂上

時々ガスが晴れると青空が顔をだします。
燕岳に登って行く登山者が見えます。




おもしろい形の雲が現れました。
誰かに似ていますが、思い出せません。
お互い、向き合ってにらめっこしているようでした。


槍ヶ岳

槍ヶ岳が消えたり現れたりしています。
この日は槍のほうも天気が悪いようです。

中学生

中学生のグループにスレ違いました。
これから燕岳に向かうようです。
大きな声で「こんにちは!」と挨拶を交わします。
地元の中学生のようでした。


稜線の山

左のどっしりした山が鷲羽岳、真ん中のコブがワリモ岳、右の双耳峰が
水晶岳のようです。
このあたりの稜線歩きも素晴らしいです。
昔、烏帽子小屋からこの稜線を歩き、水晶の小屋に
泊まろうと思ったら、食事がないということで三俣山荘まで
歩いたことがあります。
12時間くらいかかりました。
今では水晶の小屋でも食事をだすようです。


パノラマ

左の槍ヶ岳から右の燕岳までをパノラマで撮ってみました。
北アルプスの稜線が一望できます。


下界の街

雲の下に街がみえます。
安曇野あたりでしょうか?


烏帽子岳

正面奥にピラミッドのような山が見えます。
烏帽子岳です。
その左の茶色い山は赤牛岳のようです。
烏帽子から野口五郎、水晶あたりは裏銀座と呼ばれ、
静かな歩きができる稜線です。
1度登ると降りるのが嫌になるコースです。



燕岳(1)

燕山荘前からの燕岳です。
右からガスがあがってきています。
あの中学生達は無事に山頂まで行けたのでしょうか?


燕岳(2)

ガスが晴れると燕岳の全体が見えてきます。
約1時間後には中学生も全員帰ってきました。
毎年、この山に集団登山しているそうです。


夕食メニュー

夕食メニューです。
ハンバーグに魚のフライ、野菜の煮物にサラダと
栄養バランスをよく考えた食事でした。


食堂のようす

食堂のようすです。
1度に60~70人くらい食事ができます。
この日は5回転くらいしていました。
午後5時が1回目で30分くらいで交代します。


アルペンホルン

食事が終わる10分くらい前になるとここのオーナーが
いろんな話をしてくれます。
特にコマクサについては長い時間をかけて保護している
そうです。

最後にアルペンホルンを演奏してくれました。
これを聴きたくて宿泊する登山者も多いようです。


※プレゼント



昨日(19日)、pochikoさんから嬉しいプレゼントがありました。
ミョウガにナス、キュウリ、3種類のジャガイモが
クール宅急便で届きました。

昔を思い出してジャガイモは茹でて塩をつけて食べました。
ホクホクして美味しかったです。
ミョウガも当分楽しめそうです。

pochikoさん、どうもありがとうございました。

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
燕岳 (つちや)
2012-09-20 05:15:09
お早うございました
もう登ることができない燕岳の山頂を見せて貰いました。
中学生が歩いていた稜線歩きもいいですね。
山小屋の人の多さにびっくりです。
山を愛する人たちへのサービスも伝わってきました。
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燕岳 (mcnj)
2012-09-20 05:20:56
mcnjのころも、中学2年の修学旅行は、燕岳登山でした。
mcnjは、足が悪くて、中房温泉で待機させられましたが。

燕の前の谷は、高瀬川でしたね。
槍から梓と分れて、安曇野の押し野崎でまた、出会います。
蛾鬼岳の先端を回って下の平野を流れますね。
上から見える平野は、池田町のあたりでしょうか。
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燕岳頂上 (安人(あんじん))
2012-09-20 06:07:20
山小屋さん おはよう御座います

燕岳頂上 人が歩いて居られますが滑りそう・・
靴は特別に裏に加工されてるのでしょうか?
こんな所で滑ったら生死にかかわるでしょね

食堂 5回転・・300~350人ですか?
凄い人気ですね~

中学生も歩ける。。凄いです
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特徴的な山頂の風景 (地理佐渡..)
2012-09-20 06:31:51
おはようございます。

白い尾根に切り立つ岩が点在。
他の山にない特徴的な雰囲気の燕岳です。
中学生が毎年集団登山している。
ああそうかぁ、それができるくらいの山なの
だと良い目安になりました。

風景は格別なものがありますねぇ。晴天で
したらまた一段と爽快なのでしょうねぇ。

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燕岳 (nao♪)
2012-09-20 08:17:59
この山には二回登っています。
2回目の合戦尾根は雨になりましたが、中学生の団体がたくさん登っていました。
ビニール合羽と運動靴の生徒も多くて、それでも皆元気いっぱいでした。

8月下旬でもまだまだお花がたくさん見られたようですね。
燕山荘の周りにはコマクサもいっぱいでした。
初めて行った時よりも10年後に行った2回目の時の方が数も多く、白いコマクサもあり感激しました。
オーナーはじめ山の関係者の方々の努力の結果ですね。

北燕岳まで行かれたようですが、雷鳥さんには逢いませんでしたか?
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Unknown (みどり)
2012-09-20 12:05:50
うっわー夢のような登山コースですね。
山のお写真を拝見するだけでため息が
でます。中学生が登山する姿が美しいです。
素直な子供たちばかりにみえるもの。
自然一杯のなかで育つ子供たちは
幸せですね。山小屋でのお食事は、愛情
一杯で素敵です。お話といい大歓迎で
登山客をお迎えしてくれるなんて素敵。
やっぱり山を愛する人は心も広い!
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Unknown (Tombe)
2012-09-20 14:32:07
おお~~~すごい稜線!
風化砂の感じから稜線は鳳凰三山に似てませんか?
アルペンホルン・・・超長ぁ~~~いキセルみたい^^
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つちやさんへ (山小屋)
2012-09-20 17:44:05
燕山荘はなかなか人気がある小屋です。
合戦尾根を登ればすぐにこの小屋に
着きます。
オーナーの話も経験豊かな楽しい話です。
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mcnjさんへ (山小屋)
2012-09-20 17:50:34
雲の間から下の街が見えました。
どのあたりか地図でみてもわかりませんでした。

この中学生は「三郷中学校」といっていました。
三郷と聞いて埼玉県かと思いましたが、長野県にも
あるようでした。
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安人(あんじん)さんへ (山小屋)
2012-09-20 17:52:49
靴は底がしっかりした登山靴なら問題
ありません。
スニーカーでは少し問題ありですね。

中学生のほうが強いと思います。
引率している先生が辛そうでした。
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