山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

日和田山

2014-05-22 | 奥多摩
※4月29日、日和田山に登ってきました。



西武秩父線・武蔵横手駅が下車駅です。




ホウチャクソウが咲いていました。
花は2~3個ついています。




しばらくは静かな林道が続きます。



五常の滝です。
水量は少なかったです。



よく踏まれた登山道です。



北向地蔵に着きました。
駅を出発してからここまで1時間10分でした。




北向地蔵から更に奥に進みます。




フモトスミレが咲いていました。
花びらの下唇の筋がよく目立ちます。





フイリフモトスミレです。
葉っぱに白い筋がくっきりと入っています。




チゴユリもこちらを見ています。
いつもは下を向いていてなかなか顔を見せてくれません。



物見山に到着しました。
ここでランチにしました。



ウワミズザクラが咲いていました。
小さな花がブラシ状に咲く花です。




オトコヨウゾメです。
ガマズミの仲間で、ガマズミのことをヨウゾメと呼ぶことも
あります。
秋に赤い実が下を向いてできます。
ガマズミは食べることができますが、これは食べたことがありません。


ヤマツツジがきれいでした。



ヤマツツジは上唇に赤い斑点があります。




この日は新潟から山ガールが訪ねてきました。
山歩きはまだ初心者ということで、簡単に歩けるコースを紹介しました。




日和田山に着きました。
ここには家族連れがたくさんいました。




電車からも見える鳥居です。
真ん中に見えるところは巾着田です。





巾着田をズーミングしてみました。
昔は田んぼが多かったのですが、今はほとんど空き地になっています。
奥の白い四角はサッカー場です。
子供たちの元気な声が響いていました。




日和田山からの下りにもたくさんのヤマツツジが咲いていました。
新緑の中で一際映えていました。



マムシグサがこちらを見ていました。
茎の模様をマムシに例えています。
仏炎包が緑色のものをカントウマムシグサ、紫色をしたものを
ムラサキマムシグサと呼んでいます。



時間があったので、巾着田まで降りてみました。
奥に見える山が日和田山です。
菜の花がまだたくさん咲いていました。

※菜の花と書きましたが、正しくはセイヨウカラシナです。



高麗駅が終点でした。
この日の歩きは約4時間30分でした。
今回はたくさんのヤマツツジに会いました。
同じコースでも季節を変えて歩くと新しい発見があります。
奥武蔵が初めてだという山ガールさんも喜んでくれました。