山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

東京都薬用植物園(その1)

2014-05-09 | 日常の出来事
※4月16日、東京都薬用植物園に行ってきました。



入り口ではシダレ桜が満開でした。



こちらはハナモモです。
色が濃くて鮮やかでした。




シロヤマブキです。
ヤマブキは花弁が5枚ですが、こちらは4枚です。
葉っぱもヤマブキは互生ですが、こちらは対生です。




ユキモチソウが咲いていました。
中が雪のように白く、餅のように見えるのでこの名がついています。
マムシ草の仲間です。




こちらはムサシアブミです。
アブミとは馬に乗るとき足をかける馬具のことです。
花の形が武蔵の国で造られたアブミに似ているので、このように呼ばれています。
大きな葉っぱの下に花があるので、なかなかうまく撮らせてくれません。




ニリンソウが咲いていました。
この花は2つ目の花が少し遅れて咲き出します。




ヤマブキソウです。
花がヤマブキに似ています。
但し、ヤマブキは5弁化ですがこれは4弁化です。
群生しているとなかなかきれいな花です。




チゴユリも顔を出していました。
この花は下を向いて咲くので、花の中を見るのがたいへんです。
山の雑木林でもたくさん咲いています。



ラショウモンカズラはやっと目覚めたばかりです。
シソ科の植物で、花の姿を京都の羅生門で渡辺綱が切り落とした
鬼女の腕に例えたそうです。



シラユキゲシです。
別名:スノーポピーと呼んでいます。
繁殖力が旺盛で地下茎でどんどん増えるそうです。




イチリンソウも顔を出していました。
ニリンソウと比べて花が大きいです。
葉っぱもギザギザとしています。




白いイカリソウはトキワイカリソウと呼んでいます。
花もイカリソウより小さい感じです。




ヤマシャクヤクも咲いていましたが、花は散りかけていました。
もう少し早ければきれいな姿が見られたことと思います。



◎特 集

※4月20日、佐渡で朝を迎えました。


奥に見える建物が宿泊施設です。
左は海水浴場になっています。



朝日が昇ってきました。
故郷の海は静かでした。



水平線の奥に山が見えます。
右が弥彦山、その左が角田山です。




テトラポットでだいぶ景観が変わってしまいました。



この岩の先端で魚釣りをしました。
この時期は「アイナメ」がたくさん釣れました。
餌は岩の上を走り回っている「フナムシ」です。




ウミネコが遊んでいました。



クチバシの先端が黒く、尻尾の羽に黒い帯があるのが特徴です。
長崎のブロ友さんに教えて貰いました。
ネコのような声をだして鳴いていました。




ここは小学校があったところです。
建物は老朽化してなくなっていました。
丁度、ソメイヨシノが満開でした。
地元の人が花見をしていました。
声をかけられ、仲間に入れて貰いました。



子供の頃から飽きることもなく眺めていた海です。





港近くから佐渡の銘酒「北雪(ほくせつ)」の酒蔵が見えました。



これから乗る「アイビス」です。
帰りはどうか揺れませんように・・・と祈りました。



沖合から眺めた故郷です。
左の建物が宿泊施設です。




時速40キロくらいのスピードです。
波にぶつかるたびに船が大きく揺れます。



無事に寺泊港に着岸しました。
波がなければ静かな船旅ができると思います。
それにしても乗客が少ないのに驚きました。

※今回は法事のための帰省でした。
1泊2日でしたが、佐渡の春を楽しんできました。


付 録

花見で地元の人が「大獅子の舞い」を披露してくれました。
酔っぱらっていて途中で腰砕けになってしまいました。
これは4月16日の春祭りに鬼太鼓と共に披露されます。
実物はもっと大きな獅子頭です。
雰囲気だけでも味わってください。