きのうは将棋竜王戦第3局のことを書いたけど、NHK杯フィギュアのショートプログラムで高橋大輔と浅田真央がリードするところも楽しんだ。でも、ほんとは51年前のボクシング試合が一番面白かった。テレビじじいだからしょうがないよな。
1962年10月10日、ファイティング原田がポーン・キングピッチを破りフライ級の世界王者になった。「ダイヤモンドグローブ黄金伝説 タイトルマッチ名勝負特選」というフジテレビONEの番組で見た。
その昔、ファイティング原田はパンチがないからと、テレビじじいのひいきではなかった。それがある試合で、パンチを雨あられと繰り出してとうとうKOし、大番狂わせを演じた。半世紀たっても記憶に残る試合となった。
てっきりエデル・ジョフレかジョー・メデルが相手だと思い込んでいた。
ところが、今年初め、百田尚樹著『「黄金のバンタム」を破った男』を読んだら、ジョフレもメデルもKOはしていなかった。それで当時のテレビ番組で確かめたかった。
原田が記憶通りの猛ラッシュで攻めまくっている。キングピッチ戦だったのか。疑問解決。
試合直後のインタビュー。19歳、日本選手2人目の世界チャンピオンがしっかりと受け答えをしている。
「パンチがないパンチがないと言われたけれど、(右手をアナウンサーに見せながら)右の小指が血が出ていますね。気にして右が出なかった。会長さんに完全に休ませてもらって、治療いっぽんにやっていた。それで右が出るようになった」。
痛めていた右の拳が治療で良化していたということらしい。このインタビューはテレビじじいの記憶になかった。パンチの疑問解決!
1962年10月10日、ファイティング原田がポーン・キングピッチを破りフライ級の世界王者になった。「ダイヤモンドグローブ黄金伝説 タイトルマッチ名勝負特選」というフジテレビONEの番組で見た。
その昔、ファイティング原田はパンチがないからと、テレビじじいのひいきではなかった。それがある試合で、パンチを雨あられと繰り出してとうとうKOし、大番狂わせを演じた。半世紀たっても記憶に残る試合となった。
てっきりエデル・ジョフレかジョー・メデルが相手だと思い込んでいた。
ところが、今年初め、百田尚樹著『「黄金のバンタム」を破った男』を読んだら、ジョフレもメデルもKOはしていなかった。それで当時のテレビ番組で確かめたかった。
原田が記憶通りの猛ラッシュで攻めまくっている。キングピッチ戦だったのか。疑問解決。
試合直後のインタビュー。19歳、日本選手2人目の世界チャンピオンがしっかりと受け答えをしている。
「パンチがないパンチがないと言われたけれど、(右手をアナウンサーに見せながら)右の小指が血が出ていますね。気にして右が出なかった。会長さんに完全に休ませてもらって、治療いっぽんにやっていた。それで右が出るようになった」。
痛めていた右の拳が治療で良化していたということらしい。このインタビューはテレビじじいの記憶になかった。パンチの疑問解決!